
マリナーズのイチロー選手(38)が、年間安打数184、打率も272でシーズンを終えた。オリックスにいた94年以降、初めて3割を切っただけでなく、11年連続の200安打もならず。
普通、3割を打ったらプロの世界では一流の仲間入りとされており、200安打なんて冗談の領域なのに、イチローではそれが「普通」だったのだから驚きだ。よく言われるように、彼の場合、一試合で4打数6安打ぐらいは普通に打っていた気がする。以前に、中日の落合監督が「オリックス時代のイチローは安打数にこだわったために三冠王をとれなかった。それだけの体力があったのに。」とか言っていたが、まるでイチローがさぼったような言い草である。神々の目標はわけが分からん。
一部の新聞によると、やはり年齢からかバットスピードと足がやや遅くなって、日本の普通の一軍選手に近づいているそうである。(←日本の普通の一軍選手の立場がない……)イチローが普通の人間と仮定して、同世代の者として誠に悔しい見解である。
確かに、研究者でもそうだが、この年齢になると何か瞬発力が落ちてくるのだ。
でも若い時の、興奮状態で持たせるやり方を変えればよいのだ。
イチローのインタビューによると、まだまだ200安打を目指す状態を目指すぜ、ということらしいが、ここで心機一転、ホームラン王を目指すのはどうであろう。イチローなら、満塁ホームランで6点ぐらい入れてくれるだろう。マリナーズもそれで勝つチームになるかもよ……