★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

鹿の井熊野大権現を訪ねる(香川の神社8)

2017-08-27 23:11:56 | 神社仏閣

近所の有名な企業などのバックアップを受けたこともあろうがなかなか立派になっている熊野大権現。神社一覧などにも載っていないことがあるこの神社。


新たに生まれ変わった時に「大」が付いたのかも知れません。鳥居の裏には大正14年とあるから、そのころにはちゃんとあったことは確実だが、詳しい由縁は分からない。

案内板によると、

鹿の地に八咫烏が来てくれたらしいのである。ミサキ神は神武天皇を先導した八咫烏としてなんだか英雄視されていることもあるが、四国では場所によってはハカゼとかいって疫病の原因とされていることもあるので、この話は、なんだか、毒を以て毒を制するが如き話になっているのではあるまいか。


とりあえず、おられました。


鹿さんもおれられます。

 


拝殿




右手には、やや小さい殿あり。中には、不動明王、大勝金剛荒神、地蔵菩薩、久丸大明神などがおりました。大切にされているようです。久丸大明神は、愛知の久丸神社に祭られている――南北朝のどたばたで流されたとかいう久丸皇子のことかな?別の人かな?――いろいろ事情があるんだろうねえ、ここも……


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