学生のレポートみながら読み返す。あれ、これはやっぱりすごい小説かもよ……
背の低い男性は長生きする可能性が高い(http://news.goo.ne.jp/article/lifehacker/trend/lifehacker_38648.html)
←よしっ
ASKA容疑者逮捕:任意同行にろれつ回らず 容疑は否認(http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/20140518k0000m040061000c.html)
←えっと、誰だっけ?
外務省職員が「私は小役人」発言 岸田外相が国会で陳謝(http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/snk20140516550.html)
←記事の意味がわからん……何を言ってるかわからん……
大学生の就職率94.4% 3年連続の改善(http://www.news24.jp/articles/2014/05/16/07251250.html)
←ふーん。嘘くさいなあ……
ポール・マッカートニー、体調不良で国立ライブ延期 (http://www.oricon.co.jp/news/2037542/full/)
←
You'll be older too
And if you say the word
I could stay with you
I could be handy mending a fuse
When your lights have gone
You can knit a sweater by the fireside
Sunday mornings, go for a ride
Doing the garden, digging the weeds
Who could ask for more?
Will you still need me
Will you still feed me
When I'm sixty-four?
……もう71歳か……
安倍首相「根拠ない風評に国として全力で対応」(http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140517/dst14051715360008-n1.htm)
←鼻血も完全にブロックされている模様
プロフィール書き換えます……THE ALFEE、明治学院大学を名誉卒業(http://www.rbbtoday.com/article/2014/03/19/118007.html)
←単位も足りず卒業論文もかかず……完全に卒業の資格なし
白は二人を見上げると、息もつかずにこう云いました。(もっともお嬢さんや坊ちゃんには犬の言葉はわかりませんから、わんわんと聞えるだけなのです。)しかし今日はどうしたのか、お嬢さんも坊ちゃんもただ呆気にとられたように、頭さえ撫でてはくれません。白は不思議に思いながら、もう一度二人に話しかけました。
「お嬢さん! あなたは犬殺しを御存じですか? それは恐ろしいやつですよ。坊ちゃん! わたしは助かりましたが、お隣の黒君は掴まりましたぜ。」
――芥川龍之介「白」
最近、マンガの主人公から鼻血がでたのでけしからんとか、マンガの中でコメントした准教授に「大学人の立場を理解して発言せよ」とか学長が言ったとか言わないとか、……もともとの問題がますますわからなくなってしまう感じで盛り上げっているようである。
だいたい、「風評被害」とか言うんだったら、讃岐うどんだってあまりに有名になりすぎて、香川県民の脳はうどんで出来てるとか、うどんつくりすぎて渇水だとか、うどん食べすぎてメタボだとか(←これは本当かもしれない)、そんなものも風評被害ではなかろうか。世の中風評でできあがってるからこそ、ものがある程度売れ、勘違いも起こる。問題は、そんなものが所詮「ある程度」であるにもかかわらず、大げさに騒ぎ立ててしまうことである。我々の地道な有効な実践とは、恒に風評とはある程度別物であって、それが重なってみえる人は、偽楽聖やオボちゃんと感性が同レベルになっているのであろう。ファシズムがそういう感性と関係があるというのも先行論の通り。
「ゴジラ」なんか、鼻血が出たどころの話ではない。全くアメリカにしてみりゃ風評被害もいいとこだが、あまりにも原爆を荒唐無稽な感じにしてくれたので、安心したかも知れない。今回の鼻血は、根拠もなく妙にリアルなのでいきり立つ人がいるわけである。そういえば、野党時代、自民党で「鼻血がとまらん」と言って菅政権を批判していた人いなかったけか?
どうも我々の表現の世界は、良くも悪くも妙に小さくなってしまったようだ。やはり、ゴジラをやめたのはよくなかった。スカイツリーもサッカースタジアムも国会議事堂も、一回滅茶苦茶にしてみないと日本人は、正気を保てないのではなかろうか。百歩譲って、福島原発にモスラの繭でもいいわ。
で、その問題になっている「美味しんぼ」なのであるが、読んだ事がないのでなんとも言いがたい。噂では、うまいもんを探してイカツイおじさんとその息子が言い合いをするような話だそうである。言うまでもなく、うまいもんというのは、舌だけで判断されるものではないから、原子力発電所が爆発したり、空気が汚れたりするだけで美食家は怒りだすものではなかろうか。私も大学院時代そうであったが、妙な粗悪なものを食していると、うまいものを食っている人間が憎たらしくなってくるものである。コンビニ弁当で出来た身体で「美味しんぼ」を批判するというのは、あまりも悲しい気がしてくるのは事実だ。
というわけで、読んでいないわたくしは、もう「美味しんぼ」は「原子しんぼ」だなあ、と絶望してみたが、やっぱりツイッターでだれかが既に呟いていた。「原子心母」はすばらしい曲だった。
『日本児童文学』のバックナンバーをちらちら見ていたら、牛丸仁先生の「復元」というのが昭和四十六年二月にでていた。ある宿場に赴任してきた「ゲンジ先生」がそこの郷土史研究に夢中になり、退職時に、江戸時代の町並みを復元する事を提案。すると観光会社まで乗り込んできて、本当に実現してしまう。しかし、本当の問題はここからである。観光客が「中に居る人の服装がそぐわない」と言ったとかで、冗談半分服装について寄り合って話し合ってるうちに、ある宿屋に「めしもり女」が居たのだということを暴露するものがおり、その子孫がそれを「復元」することを半ば強制されてしまう……。そしていずれ観光客も去り、ゲンジ先生も去って行く。
こんなことになってしまった原因は誰にあるのであろうか。小説の中にでてくる人たち全員にある程度原因があったことは確かである。――すなわち、この小説には現在も続く問題が殆ど語られていると言ってよく、日本全体が「復元」と化しつつあるのだが、問題を連関として認識する風潮がこの小説が書かれた頃はあったから、まだよかったかも知れないのだ。最近は誰かのせいにする人間ばかり。
エイリアンの生みの親、ギーガーさんが亡くなったそうである。わたくしが、埴谷雄高の講座でギーガーについてあれこれ語っていたのが悪かったかも知れない。というのは冗談だが、有名な作品だけあれこれ言われ、勝手な論評を加えられるのは作者としてはたまらないであろう。作品は確かに作者一人でつくられては居ないが、できあがったものを他人が言語の刃で切り刻んでしまっていいのかどうかはわからない。いずれにせよ、人は作品を全的に把握する事なんか出来ないからである。
というわけで、親が死んでヒューマニズムに目覚め、目玉がついたエイリアン
↓
というわけで、親が死んでヒューマニズムに目覚め、目玉がついたエイリアン
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「いえいえ、わたしは、あなたの ふいて いらっしゃった、その ふえの こえが あんまり よかったので、こっちへ さそわれて きました」
と たけのこは こたえました。
さて、この たけのこは おおきく かたく なった とき、りっぱな よこぶえと なりました。
――新美南吉「たけのこ」
勉強していたらむしゃくしゃしてきたので、「シドアンドナンシー」をちょっと見たら、救われた気分になった。たぶん、この映画の内容は殆ど嘘なんだろうが、救いは嘘にしかできない技である。日本だけでなく、あちらの国も根本的なところは何も改善されず、語られもせず、どうしようもない状態なのだろう。この映画が誠実なのだとすれば、語っていない部分があるよ、と思わせているところではなかろうか。
で、いろいろと連想がつづいてまたむしゃくしゃしてきたので、グバイドゥーリナの「Stimmen... Verstummen...」を聴いていたら、ニュースサイトに「岩井直溥氏死去」とでた。
吹奏族なら誰でも知っているあの岩井氏である。「ニュー・サウンズ・イン・ブラス」の人だから、もっと若いかと思っていたら、もう九十を超えていたのか。ウィキペディアによると芸大から学徒出陣で陸軍に入っている。戦後はジャズ畑に。
わたくしも高校の時に確か演奏した課題曲「すてきな日々」は、数ある課題曲のなかでも飛び抜けて楽しい曲ではなかろうか。たぶんわたくしが歳をとり、例えば「射影の遺跡」とか「ネレイデス」を口ずさめなくなっても、この曲はいけるかも知れない。徘徊老人が「すてきな日々」を歌ってたというニュースがあと三十年もすれば……
また兄弟よ。われ等も心の眼をもつとはつきり覚さうではないか。理想の光が天空一杯に輝いてゐるではないか、「愛」の波が悠久な姿で静かに工場の裾を洗つてゐるではないか。自然がわれ等に啓示する神の思想や愛を、労働のあらゆる刹那、十五分の休みに、冷たい水のやうに心地よくわれ等は飲み込むことが能きる。
――葉山嘉樹「工場の窓より」
鹿や猪や兎や亀や鼬や狸や狐が押合いへしあいして赤い蝋燭を覗きました。すると猿が、
「危い危い。そんなに近よってはいけない。爆発するから」といいました。
みんなは驚いて後込しました。
そこで猿は花火というものが、どんなに大きな音をして飛出すか、そしてどんなに美しく空にひろがるか、みんなに話して聞かせました。そんなに美しいものなら見たいものだとみんなは思いました。
――新美南吉「赤い蝋燭」
風が、山の方から吹いて来ました。学校の先生がお通りになると、街で遊んでいた生徒達が、みんなお辞儀をするように、風が通ると、林に立っている若い梢も、野の草も、みんなお辞儀をするのでした。
風は、街の方へも吹いて来ました。それはたいそう面白そうでした。教会の十字塔を吹いたり、煙突の口で鳴ったり、街の角を廻るとき蜻蛉返りをしたりする様子は、とても面白そうで、恰度子供達が「鬼ごっこするもん寄っといで」と言うように、「ダンスをするもん寄っといで」といいながら、風の遊仲間を集めるのでした。
――竹久夢二「風」
・「働き手「70歳まで」…人口減対策で提言案」(http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20140506-567-OYT1T50040.html)
←年金払わない気満々やな……
・「奥穂高岳で2人死亡=茨城の山岳会員―別グループ8人も動けず救助」(http://news.goo.ne.jp/topstories/nation/404/46e4a46204baf08b5ca1369e5c21e1af.html)
←長野県民のわたくしから云わせて頂けば、5月の長野県なんてまだ冬なんですけど……たしか、小学校の4年生頃、6月でも雪降ったからね……数週間後プール開きだったわけだが……
・「日本発の新教育モデル、OECDと開発へ」(http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20140506-567-OYT1T50071.html)
←「思考力、創造力、提案力、運営管理力などを総合し、複雑で正解のない問題を解決できる力」、ああ、馬鹿が決まって自分に備わっていると思っている力の事ね
・「震度5弱っていうけど 北海道なんかインド5強だぞwwwwww」(https://twitter.com/yagi_syota/status/463086770217705472/photo/1)
←わたくしも今週やっと右手の腱鞘炎が治ってきたのであった
・「バナナ6万本無くなる 組織的犯罪か」(http://kyoko-np.net/2014050201.html)
←お口をポカンと あけてたら バナナがスポンと とびこんだ モグモグモグモグ 食べちゃった 食べちゃった 食べちゃった
・「高校にうその手紙 JTB中部の元社員逮捕」(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140505/t10014234481000.html)
←「高校の業務を妨害したなどとして警察に逮捕されました」……若手のミスをフォローするような雰囲気がない組織ばっかりになっちゃって、責任者は責任をとるためにいるんだと思うんだけども……。あ、あと高校の業務妨害なんて日常茶飯事なんですけど……。
仏生山の法然寺に到着。
パー
グー
整列
つり下げて
重ねて
つつじが仁王
つつじがわたくしを挟み撃ち
噂のクレーター
噂のクレーター
薔薇祭りにははやかった模様……
文句があるならベルサイユへいらっしゃい!
そのショコラが熱くなかったのをさいわいに思え!!
自由であるべきは心のみにあらず!
"貴族のやつらをしばり首♪"
"わたしの屍をこえていけ!"
オスカーーール!
私のアンドレ・・・!
ともに死ぬために戻って参りました…あなたの忠実な騎士にどうぞお手を…
フ…ランス…… ばんざ…い…!!
遭難者の手だってこれほど激しく絡みつくことはないだろう。彼女は僕に救助してもらいたいのか、それとも一緒に溺れてほしいのか、僕には分からなかった