●落語「明烏」五街道雲助
吉原には遊女が3000人いた
18歳になった若旦那が本ばかり読んでいて心配する父
遊び慣れた源平、タスケらに頼む
若旦那:浅草の裏にお稲荷様があるからと誘われた と聞いてピンときて
父は喜んで着替えさせる
「作法として中継ぎ(?)で少しだけ飲めと言われた」と源平らにまんま言う若旦那
トイレに行ってる間に女将さんに事情を話す
「ここは巫女の家で、女将さんが巫女頭」だと話すと笑いが抑えられない3人
花魁を見てようやく気づき
若旦那:本で読んだことがあります ここは吉原ではないですか? 帰ります!
父親から頼まれたと明かす
源平:
鳥居だと誤魔化したのは大門で帳面に出入りをつけてる
入った途端に一人で出るのは怪しいと止められるのは吉原のルール
とまたウソをいって引き留めるが泣いてしまう若旦那
19歳になる絶世の美女の花魁:
そういうことなら、あちきのほうから出ていきましょう
女将さんがムリヤリ花魁の所に連れて行く
散々飲んで、翌朝 源平らは一人で過ごしたと愚痴る
源平:
夕べ、若旦那の部屋から男の叫び声が3度した
これはただならねえ
と扉を開けると、真っ赤な顔をして布団をかぶっている若旦那
帰るという源平らに
若旦那:帰ってごらんなさい 大門で止められるから
●落語「茶の湯」桂南天
趣味のないご隠居の引っ越し先に、前に住んでいた人の茶の湯一式があり
周りにすすめられて、作法は何も知らないのに丁稚にやってみせる
まず、抹茶ではなく青きな粉を買ってくる丁稚
茶瓶に入れる時にどさっと粉がこぼれて、かき集めて入れるケチな隠居w
名前もいちいち間違えてる
ぐらぐらと煮立った湯を入れて
当時、石鹸代わりの椋の皮で泡立てる
「飲む前に3度回す」ということだけは聞いているがどう回すか分からず
腰の後ろまで茶碗を回して
隠居:これを裏千家と言う
もの凄い味で飛び上りながら無理矢理飲み下し
「風流だ」と言って、それからは毎日毎晩、食前食後に繰り返したため
二人ともお腹を下す
丁稚:仙波の旦那さんを連れてきましょう
隠居:いや流儀が違う(自分の間違いがバレるため
丁稚:長屋の3人を連れてきます 流儀だなんて言ったら私が許しませんから!
長屋の豆腐屋さんはお茶の作法など知らないため「宿替えしよう」と言い始める
それを大工に言いに行くと大工も宿替えしようとしている最中w
豆腐屋:手習いの主人が流儀を知っているのでは?
彼の真似をしていれば大丈夫 と訪ねると
手習いの師匠も「よんどころない事情で宿替えをすると」生徒に話しているw
手習の師匠も「3度茶碗を回す」という記憶しかなく
豆腐屋:とにかく師匠の真似をするから と仕方なく隠居の家に行く3人
自分の目の前で3度回す師匠を見て、「自分のとこと違う」という丁稚
隠居:あれが 表千家じゃ(w
もの凄い形相で飲み下す師匠
豆腐屋:あんな顔見たことない あんなの真似できるかどうか
と不安になるが、お茶を飲むと同じ顔になる
大工:あんたうまいな! そっくりだよ(爆
大工が飲むと「美味い!」
世間には味覚がずれた人がいる
ご隠居は大喜びして 誰彼となく家に呼んではお茶を勧める
それが噂となって広まる
「“茶の湯の道は厳しい”と聞いていたが、厳しすぎるよあれは(w
でもお菓子は美味しいから、ご隠居が そっぽを向いている時に
二つ三つ袂に入れれば お土産になる」
一方、ケチなご隠居は、お菓子代が高くつくと サツマイモをすり潰し
安い糖蜜をかけ、「隠し味に塩を入れるといい」ということだけは知ってたので
どっさり塩を入れ、食べ物ではない行燈油まで入れて「利休饅頭」と名付ける
事情を知らない男が 茶の湯 に呼ばれる
掛け軸には「根性」と書いてある
お茶を飲んでみて「こういうことだったのか!」
お菓子を食べると、さらにすごい形相になり、袂に入れて
「お庭を拝見」と言って庭へ投げると
そこにたまたまいたお百姓さんの顔に当たる
お百姓:カラスの落し物かと見たら、また茶の湯か(w
●落語「宿屋の富」三遊亭遊三
昔は馬喰町に宿屋がいっぱいあった「旅籠屋」
客引きと客の懐具合で宿まるか決める
旦那はわざわざ汚い宿屋に泊まる
旦那:
懐具合は悪くないが いいところに泊まると番頭さん達がいて
構われるのが嫌いなんだ うちには奉公人が800人もいる
金もほうぼうに貸している
大名には5万両 利子がつくとさらに困る
利子が玄関口に溜まって 奉公人に数えさせたが、3年経っても分からない と笑う
客引き:
大層なお金持ちなんですねえ
うちはお客さんに 富くじを買うようすすめている
あまりの一枚ですが、1等当たれば1000両入る
要らないと断る旦那に1枚1分だからと売る
旦那:もし当ったらお前さんに半分あげよう
旦那は実はとても貧乏で
旦那:なけなしの1分取られちまった 1晩泊まってずらかればいい
湯島天神では富くじの抽選会をしていて、全国から金の亡者が集まる
1等当たれば1000両 2等は500両 3等は300両
男:もし2等当ったら吉原で身請けして、夫婦になれば・・・ 延々と夢を語る
箱の中に札があり、強面の男が槍で突いて?、子どもが読み上げる
「1等 ねの1365番 2等 辰・・・」
文無しの旦那も来て、一応くじを見てみると
1等で当たってるのが信じられずに何度も確かめる
びっくりして、半分あげると約束したことを後悔するが
宿屋には帰らなきゃいけない
宿主も来て、1等が当たっていることを何度も確かめ、同じように震えて帰る
祝いの支度を妻に頼んで、旦那に教えようと、失礼を承知で部屋に入る
下駄を履いたままだと怒る旦那
布団をめくると旦那も草履を履いて寝ていた
吉原には遊女が3000人いた
18歳になった若旦那が本ばかり読んでいて心配する父
遊び慣れた源平、タスケらに頼む
若旦那:浅草の裏にお稲荷様があるからと誘われた と聞いてピンときて
父は喜んで着替えさせる
「作法として中継ぎ(?)で少しだけ飲めと言われた」と源平らにまんま言う若旦那
トイレに行ってる間に女将さんに事情を話す
「ここは巫女の家で、女将さんが巫女頭」だと話すと笑いが抑えられない3人
花魁を見てようやく気づき
若旦那:本で読んだことがあります ここは吉原ではないですか? 帰ります!
父親から頼まれたと明かす
源平:
鳥居だと誤魔化したのは大門で帳面に出入りをつけてる
入った途端に一人で出るのは怪しいと止められるのは吉原のルール
とまたウソをいって引き留めるが泣いてしまう若旦那
19歳になる絶世の美女の花魁:
そういうことなら、あちきのほうから出ていきましょう
女将さんがムリヤリ花魁の所に連れて行く
散々飲んで、翌朝 源平らは一人で過ごしたと愚痴る
源平:
夕べ、若旦那の部屋から男の叫び声が3度した
これはただならねえ
と扉を開けると、真っ赤な顔をして布団をかぶっている若旦那
帰るという源平らに
若旦那:帰ってごらんなさい 大門で止められるから
●落語「茶の湯」桂南天
趣味のないご隠居の引っ越し先に、前に住んでいた人の茶の湯一式があり
周りにすすめられて、作法は何も知らないのに丁稚にやってみせる
まず、抹茶ではなく青きな粉を買ってくる丁稚
茶瓶に入れる時にどさっと粉がこぼれて、かき集めて入れるケチな隠居w
名前もいちいち間違えてる
ぐらぐらと煮立った湯を入れて
当時、石鹸代わりの椋の皮で泡立てる
「飲む前に3度回す」ということだけは聞いているがどう回すか分からず
腰の後ろまで茶碗を回して
隠居:これを裏千家と言う
もの凄い味で飛び上りながら無理矢理飲み下し
「風流だ」と言って、それからは毎日毎晩、食前食後に繰り返したため
二人ともお腹を下す
丁稚:仙波の旦那さんを連れてきましょう
隠居:いや流儀が違う(自分の間違いがバレるため
丁稚:長屋の3人を連れてきます 流儀だなんて言ったら私が許しませんから!
長屋の豆腐屋さんはお茶の作法など知らないため「宿替えしよう」と言い始める
それを大工に言いに行くと大工も宿替えしようとしている最中w
豆腐屋:手習いの主人が流儀を知っているのでは?
彼の真似をしていれば大丈夫 と訪ねると
手習いの師匠も「よんどころない事情で宿替えをすると」生徒に話しているw
手習の師匠も「3度茶碗を回す」という記憶しかなく
豆腐屋:とにかく師匠の真似をするから と仕方なく隠居の家に行く3人
自分の目の前で3度回す師匠を見て、「自分のとこと違う」という丁稚
隠居:あれが 表千家じゃ(w
もの凄い形相で飲み下す師匠
豆腐屋:あんな顔見たことない あんなの真似できるかどうか
と不安になるが、お茶を飲むと同じ顔になる
大工:あんたうまいな! そっくりだよ(爆
大工が飲むと「美味い!」
世間には味覚がずれた人がいる
ご隠居は大喜びして 誰彼となく家に呼んではお茶を勧める
それが噂となって広まる
「“茶の湯の道は厳しい”と聞いていたが、厳しすぎるよあれは(w
でもお菓子は美味しいから、ご隠居が そっぽを向いている時に
二つ三つ袂に入れれば お土産になる」
一方、ケチなご隠居は、お菓子代が高くつくと サツマイモをすり潰し
安い糖蜜をかけ、「隠し味に塩を入れるといい」ということだけは知ってたので
どっさり塩を入れ、食べ物ではない行燈油まで入れて「利休饅頭」と名付ける
事情を知らない男が 茶の湯 に呼ばれる
掛け軸には「根性」と書いてある
お茶を飲んでみて「こういうことだったのか!」
お菓子を食べると、さらにすごい形相になり、袂に入れて
「お庭を拝見」と言って庭へ投げると
そこにたまたまいたお百姓さんの顔に当たる
お百姓:カラスの落し物かと見たら、また茶の湯か(w
●落語「宿屋の富」三遊亭遊三
昔は馬喰町に宿屋がいっぱいあった「旅籠屋」
客引きと客の懐具合で宿まるか決める
旦那はわざわざ汚い宿屋に泊まる
旦那:
懐具合は悪くないが いいところに泊まると番頭さん達がいて
構われるのが嫌いなんだ うちには奉公人が800人もいる
金もほうぼうに貸している
大名には5万両 利子がつくとさらに困る
利子が玄関口に溜まって 奉公人に数えさせたが、3年経っても分からない と笑う
客引き:
大層なお金持ちなんですねえ
うちはお客さんに 富くじを買うようすすめている
あまりの一枚ですが、1等当たれば1000両入る
要らないと断る旦那に1枚1分だからと売る
旦那:もし当ったらお前さんに半分あげよう
旦那は実はとても貧乏で
旦那:なけなしの1分取られちまった 1晩泊まってずらかればいい
湯島天神では富くじの抽選会をしていて、全国から金の亡者が集まる
1等当たれば1000両 2等は500両 3等は300両
男:もし2等当ったら吉原で身請けして、夫婦になれば・・・ 延々と夢を語る
箱の中に札があり、強面の男が槍で突いて?、子どもが読み上げる
「1等 ねの1365番 2等 辰・・・」
文無しの旦那も来て、一応くじを見てみると
1等で当たってるのが信じられずに何度も確かめる
びっくりして、半分あげると約束したことを後悔するが
宿屋には帰らなきゃいけない
宿主も来て、1等が当たっていることを何度も確かめ、同じように震えて帰る
祝いの支度を妻に頼んで、旦那に教えようと、失礼を承知で部屋に入る
下駄を履いたままだと怒る旦那
布団をめくると旦那も草履を履いて寝ていた