監督:島耕二
原作:堀辰雄
出演
伏見節子:久我美子
伏見荘太郎:山村聡
坂井弘:石浜朗
小野原泰子:山根寿子 ヒロシの叔母
小野原美智子:青山京子 妹
小野原浩一:中村正紀
小野原たか子:高倉典子
本多:笠智衆
福山良一:池部良
医師:岡譲二
院長:上原謙
長野医師:灰田勝彦
阿部看護婦:清水谷洋子
吉田看護婦:高杉早苗
料理人:佐野周二
小使 利右衛門:武田正憲
はる恵:久世まゆみ
※「久我美子さん出演作まとめ」に追加します
まだ久我美子さんの出演作で観ていない作品が見つかって嬉しい
いちいちのシーンが美しく、可憐だし
周囲を固めるキャストも豪華!
あのジブリのアニメ映画と同じ原作を元にしているが、だいぶ違った展開
原作はどういう話なのか気になってきた
【内容抜粋メモ】
丘で風景画を描いている伏見節子
坂井弘:東京で会えないなんてひどい
セツコ:これきり会わないと言ってる
ヒロシ:2つ歳が上なんて理由にならない
ヒロシ:
胸の病気なんか、今じゃ軽く治りますよ
お父様にお会いしてはいけませんか?
セツコさんを頂きたいとお願いするんです
セツコ:私たち親1人、子1人ですものカンタンにはいかない
父・荘太郎に絵を見せる
ソウタロウ:早く、相手を見つけて落ち着いてくれないとね
セツコ:健康に結ばれないといけないと思う
小野原泰子がソウタロウと再会してお茶に誘う
ソウタロウ:
今度、個展をやろうと思ってる
あの絵、まだお宅にありますか?
ヤスコ:大切にしております
絵を借りる約束をする
セツコとソウタロウは汽車に乗る
ヒロシは丘から見送る
本多(笠智衆)がソウタロウを訪ねて絵を観る
ミチコ:ヒロシ兄さんのラブレター 宛名は伏見節子さん!
ソウタロウの個展
ヤスコの持ってきた絵を飾る
ヤスコは学生時代の友だちだと説明するホンダ
セツコは焼きもちを焼く
ヤスコはヒロシのラブレターの件をソウタロウに相談する
ヤスコ:娘さんには迷惑なことで・・・
ソウタロウ:静かに見ていようじゃありませんか
*
ヒロシも個展に来て絵を観て、ヤスコは叔母だと話し
また父に会わせてくれと頼む
ヒロシ:お父様に隠れて会うのはたまらない
ヒロシはソウタロウにセツコと結婚したいと話す
ソウタロウ:
君はまだ学生の身分だ 許嫁と決めると別の理由で悲しむかもしれない
もっと自由な気持ちで感情を育てるのが本当じゃないだろうか
ヒロシ:よく分かりました
ソウタロウはヤスコに話す
ソウタロウ:
あなたはいつも憧れの的でした
あなたをモデルに描いてみたいと思っていました
描かせていただけますか?
*
ヒロシとセツコは箱根に行く
ヒロシのマイクロウェーブの仕事をセツコに見せる
登山して、セツコは途中で咳き込む
医師:心臓もちょっとおかしい 絶対安静にして
2人は謝り合う
セツコ:私、やっぱり体には自信が持てない
ヒロシ:当分伺わないようにします
セツコ:私がヒロシさんの仕事を見たいと言ったから
ソウタロウ:何も考えず眠るのが一番のクスリだ
*
東大の門か?
ミチコは福山良一をヒロシに紹介する
福山:化学療法は新しいのがどんどん出てる
ソウタロウはヤスコを描く
母が亡くなってから肖像画は描いてなかった
ヒロシ:山の実験場に行くことになった 結核の専門家からいろいろ聞きました
ミチコから電話があるがソウタロウはヤスコと出かけた後
アトリエに見に行くが声をかけづらい
*
セツコ:お母さまの命日にはいつも料理している
ソウタロウとヤスコは料理屋に来てプロポーズする
ソウタロウ:
今まで違った道を歩いていたが、あの絵を差し上げた時からの念願だった
今すぐ返事をもらわなくても構わない
セツコは母の肖像画を飾って待っている
ソウタロウ:命日を忘れるなんてすまんことをした
セツコ:もうこんなことなすっちゃいやよ
ソウタロウ:求婚したのは家内の手引きと考えてはいけないのかな?
ヤスコはセツコのことを考えて迷う
セツコは2人の部屋に入り、何も言わず部屋にこもり泣き出す
ドアじゃないから、ふすまを開けないようにするのも大変だな/汗
セツコは激しくせき込み喀血する
*
高原療養所
院長:
肺のレントゲンに影がある
肺は化学療法でなんとかなるが
心臓をおかされてるのが厄介
絶対安静にしてください
病気は本人の気持ちひとつでどうにでもなる
病室にも母の肖像画を飾る
隣りの患者は天気予報のラジオばかり聞いてる
安静時間には鐘が鳴る
噴火の煙が出てるのは浅間山?
長野医師は食べるのが楽しみで夕飯のメニューを覚えている
セツコは全然食欲がない
ヒロシが見舞いに来る
セツコ:私、素直になれない 僻んで考えるの
ヒロシ:
弱気になってくさくさしてると思った
山の実験場にあった松を持ってきた
生きたいという信念だけで、こんなにイキイキしている
雨が降り続く
ヒロシはセツコになんとか食べさせる方法はないか料理人に相談する
料理人は小鳥を貸してくれる
隣りの患者が亡くなって連れて行かれて、余計食欲がなくなる
ヒロシはもっと心を強く持つようセツコに怒る
小使の利右衛門がしている薪割りを手伝うヒロシ
セツコはご飯を食べている
セツコ:私、治りたいの!
*
夜中に夢にうなされて起きるセツコ
セツコ:
私はもう死んでしまって、お棺に入った私を
大きな4人の人がかついで歩いていくの
お棺にいるのに外が見えるの
ヒロシ:
つまらないことをクヨクヨしてるから
自分から治ろうとしないのはバカだ
人間誰だって幸福になる権利がある
1年、2年、学校を休むのが何です
あなたが治れば卒業できなくてもいい
セツコ:私、どんなことがあっても治る
*
ソウタロウのたてたお茶をもらうヤスコ
ソウタロウ:
そのうちに分かってくれると思う
セツコに遠慮しているのは間違っている
ヤスコ:お嬢さんの気持ちがほぐれるようでしたら、喜んで
*
料理人にセツコが食べていることを報告するヒロシ
父が見舞いに来て、口紅をさすセツコ
ヤスコの肖像画を仕上げて見せて欲しいと頼むセツコ
セツコ:今度、叔母さまをお連れして どうしても謝らなければ
庭で野球大会が開催され、セツコも応援する
病室で絵も描く
病院で患者同士の結婚式が行われる
父からラジオが贈られてきて、♪結婚行進曲 が流れてくる
セツコ:
私、どんなことがあってもヒロシさんのお嫁になる
たとえ結婚した翌日死んでもいいの
ソウタロウはヤスコを連れて見舞いに来るとセツコが元気に迎えに来る
もうじき退院できると院長から許しが出た
看護婦が畑を耕したり、家畜の世話までしてる/驚
またバスが来て、途中まで一緒に乗り、いつまでも手を振る
道を舗装してないからかなり揺れるんだな
ヒロシ:今日ほど嬉しいと思ったことはないな
急に鳥が出てきて絶叫して心臓発作を起こす
ヒッチコックの『鳥』ばりのシーン
後ろで火山が噴火してるし!
ヒロシは長い道をかついでいく これは夢の再現では?
なぜか滝の上を歩いてる 霧で迷ったのか?
セツコ:
このまま動かさないで
いつかこんな白い靄の夢を見たわ
キレイだわ 自然が美しいと思うのは死んでいく者の目だとおっしゃった
そばに誰もいない?
私に接吻して
鐘の音がして病院に着くが、もうすぐという所で亡くなる
原作:堀辰雄
出演
伏見節子:久我美子
伏見荘太郎:山村聡
坂井弘:石浜朗
小野原泰子:山根寿子 ヒロシの叔母
小野原美智子:青山京子 妹
小野原浩一:中村正紀
小野原たか子:高倉典子
本多:笠智衆
福山良一:池部良
医師:岡譲二
院長:上原謙
長野医師:灰田勝彦
阿部看護婦:清水谷洋子
吉田看護婦:高杉早苗
料理人:佐野周二
小使 利右衛門:武田正憲
はる恵:久世まゆみ
※「久我美子さん出演作まとめ」に追加します
まだ久我美子さんの出演作で観ていない作品が見つかって嬉しい
いちいちのシーンが美しく、可憐だし
周囲を固めるキャストも豪華!
あのジブリのアニメ映画と同じ原作を元にしているが、だいぶ違った展開
原作はどういう話なのか気になってきた
【内容抜粋メモ】
丘で風景画を描いている伏見節子
坂井弘:東京で会えないなんてひどい
セツコ:これきり会わないと言ってる
ヒロシ:2つ歳が上なんて理由にならない
ヒロシ:
胸の病気なんか、今じゃ軽く治りますよ
お父様にお会いしてはいけませんか?
セツコさんを頂きたいとお願いするんです
セツコ:私たち親1人、子1人ですものカンタンにはいかない
父・荘太郎に絵を見せる
ソウタロウ:早く、相手を見つけて落ち着いてくれないとね
セツコ:健康に結ばれないといけないと思う
小野原泰子がソウタロウと再会してお茶に誘う
ソウタロウ:
今度、個展をやろうと思ってる
あの絵、まだお宅にありますか?
ヤスコ:大切にしております
絵を借りる約束をする
セツコとソウタロウは汽車に乗る
ヒロシは丘から見送る
本多(笠智衆)がソウタロウを訪ねて絵を観る
ミチコ:ヒロシ兄さんのラブレター 宛名は伏見節子さん!
ソウタロウの個展
ヤスコの持ってきた絵を飾る
ヤスコは学生時代の友だちだと説明するホンダ
セツコは焼きもちを焼く
ヤスコはヒロシのラブレターの件をソウタロウに相談する
ヤスコ:娘さんには迷惑なことで・・・
ソウタロウ:静かに見ていようじゃありませんか
*
ヒロシも個展に来て絵を観て、ヤスコは叔母だと話し
また父に会わせてくれと頼む
ヒロシ:お父様に隠れて会うのはたまらない
ヒロシはソウタロウにセツコと結婚したいと話す
ソウタロウ:
君はまだ学生の身分だ 許嫁と決めると別の理由で悲しむかもしれない
もっと自由な気持ちで感情を育てるのが本当じゃないだろうか
ヒロシ:よく分かりました
ソウタロウはヤスコに話す
ソウタロウ:
あなたはいつも憧れの的でした
あなたをモデルに描いてみたいと思っていました
描かせていただけますか?
*
ヒロシとセツコは箱根に行く
ヒロシのマイクロウェーブの仕事をセツコに見せる
登山して、セツコは途中で咳き込む
医師:心臓もちょっとおかしい 絶対安静にして
2人は謝り合う
セツコ:私、やっぱり体には自信が持てない
ヒロシ:当分伺わないようにします
セツコ:私がヒロシさんの仕事を見たいと言ったから
ソウタロウ:何も考えず眠るのが一番のクスリだ
*
東大の門か?
ミチコは福山良一をヒロシに紹介する
福山:化学療法は新しいのがどんどん出てる
ソウタロウはヤスコを描く
母が亡くなってから肖像画は描いてなかった
ヒロシ:山の実験場に行くことになった 結核の専門家からいろいろ聞きました
ミチコから電話があるがソウタロウはヤスコと出かけた後
アトリエに見に行くが声をかけづらい
*
セツコ:お母さまの命日にはいつも料理している
ソウタロウとヤスコは料理屋に来てプロポーズする
ソウタロウ:
今まで違った道を歩いていたが、あの絵を差し上げた時からの念願だった
今すぐ返事をもらわなくても構わない
セツコは母の肖像画を飾って待っている
ソウタロウ:命日を忘れるなんてすまんことをした
セツコ:もうこんなことなすっちゃいやよ
ソウタロウ:求婚したのは家内の手引きと考えてはいけないのかな?
ヤスコはセツコのことを考えて迷う
セツコは2人の部屋に入り、何も言わず部屋にこもり泣き出す
ドアじゃないから、ふすまを開けないようにするのも大変だな/汗
セツコは激しくせき込み喀血する
*
高原療養所
院長:
肺のレントゲンに影がある
肺は化学療法でなんとかなるが
心臓をおかされてるのが厄介
絶対安静にしてください
病気は本人の気持ちひとつでどうにでもなる
病室にも母の肖像画を飾る
隣りの患者は天気予報のラジオばかり聞いてる
安静時間には鐘が鳴る
噴火の煙が出てるのは浅間山?
長野医師は食べるのが楽しみで夕飯のメニューを覚えている
セツコは全然食欲がない
ヒロシが見舞いに来る
セツコ:私、素直になれない 僻んで考えるの
ヒロシ:
弱気になってくさくさしてると思った
山の実験場にあった松を持ってきた
生きたいという信念だけで、こんなにイキイキしている
雨が降り続く
ヒロシはセツコになんとか食べさせる方法はないか料理人に相談する
料理人は小鳥を貸してくれる
隣りの患者が亡くなって連れて行かれて、余計食欲がなくなる
ヒロシはもっと心を強く持つようセツコに怒る
小使の利右衛門がしている薪割りを手伝うヒロシ
セツコはご飯を食べている
セツコ:私、治りたいの!
*
夜中に夢にうなされて起きるセツコ
セツコ:
私はもう死んでしまって、お棺に入った私を
大きな4人の人がかついで歩いていくの
お棺にいるのに外が見えるの
ヒロシ:
つまらないことをクヨクヨしてるから
自分から治ろうとしないのはバカだ
人間誰だって幸福になる権利がある
1年、2年、学校を休むのが何です
あなたが治れば卒業できなくてもいい
セツコ:私、どんなことがあっても治る
*
ソウタロウのたてたお茶をもらうヤスコ
ソウタロウ:
そのうちに分かってくれると思う
セツコに遠慮しているのは間違っている
ヤスコ:お嬢さんの気持ちがほぐれるようでしたら、喜んで
*
料理人にセツコが食べていることを報告するヒロシ
父が見舞いに来て、口紅をさすセツコ
ヤスコの肖像画を仕上げて見せて欲しいと頼むセツコ
セツコ:今度、叔母さまをお連れして どうしても謝らなければ
庭で野球大会が開催され、セツコも応援する
病室で絵も描く
病院で患者同士の結婚式が行われる
父からラジオが贈られてきて、♪結婚行進曲 が流れてくる
セツコ:
私、どんなことがあってもヒロシさんのお嫁になる
たとえ結婚した翌日死んでもいいの
ソウタロウはヤスコを連れて見舞いに来るとセツコが元気に迎えに来る
もうじき退院できると院長から許しが出た
看護婦が畑を耕したり、家畜の世話までしてる/驚
またバスが来て、途中まで一緒に乗り、いつまでも手を振る
道を舗装してないからかなり揺れるんだな
ヒロシ:今日ほど嬉しいと思ったことはないな
急に鳥が出てきて絶叫して心臓発作を起こす
ヒッチコックの『鳥』ばりのシーン
後ろで火山が噴火してるし!
ヒロシは長い道をかついでいく これは夢の再現では?
なぜか滝の上を歩いてる 霧で迷ったのか?
セツコ:
このまま動かさないで
いつかこんな白い靄の夢を見たわ
キレイだわ 自然が美しいと思うのは死んでいく者の目だとおっしゃった
そばに誰もいない?
私に接吻して
鐘の音がして病院に着くが、もうすぐという所で亡くなる