監督:富本壮吉 原作:横溝正史『女王蜂』
出演
金田一:古谷一行
大道寺智子:片平なぎさ
大道寺琴絵:トモコの母
日下部達哉:菊池太 トモコの父
大道寺槇:南美江 祖母
速水欣造:神山繁 クサカベの親友
速水蔦代:岩本多代 妻
速水文彦:坂東正之助 息子
神尾秀子:岡田茉莉子 家庭教師
多門連太郎:夏夕介
姫野東作(嵐三朝):田中春男
遊佐三郎(漁師):赤塚真人
九十九龍馬:川合伸旺 祈祷師
日和(警部):長門勇
山下(巡査):三谷昇
香月写真館の店主:天草四郎
※「岡田茉莉子さん出演作まとめ」に追加します
同年の劇場版は観たことある
notes and movies(2006.3~ part2)
冒頭からもう岡田茉莉子さん犯人説を疑いがち
てか、古谷一行さんてみやじくんに似てないか?
金田一は事件を解決するまでに死人が一番多く出るって説もあり
【内容抜粋メモ】
■エピソード1
月琴島の絶壁から白いユリを投げる大道寺智子
金田一が速水欣造とともにボートで月琴島に来る
トモコの父・日下部達哉は20年前、崖から転落死し
親友のハヤミがトモコを引き取った
新聞を切り抜いた警告文が来たため、金田一に依頼した
「20年前の事件を繰り返すな
彼女は女王蜂だ 近寄る男を死に追いやるだろう」
顔に大けがをした老人がトモコに声をかける
老人:
お母さんに生き写しだ
父はシダをとろうとして足を滑らせたと言われているが殺されたのじゃ!
母の家庭教師をしていた神尾秀子に父の死について聞く
クサカベは大学で植物の研究をしていた
殺されたなんてデタラメだと否定
家にはイギリスを真似て時計台がある
祖母・槇は東京に移転するのに反対している
槇:頼朝公も罰を下すだろう
金田一はこっそり時計台を見に行く
複雑な歯車が回っている
時間がくるとチャイムが鳴る仕組みだが近所迷惑だから今は止めてある
多門連太郎は大学で頼朝公について調べている
マサコ夫人は嫉妬深く、頼朝公が亡くなると
大道寺一族を滅ぼしたがタエは島に流れ着いた
夜、レコードを流してトモコと踊るフミヒコ
タモンに取られると不機嫌になる
漁師の遊佐三郎が影から見つめている
トモコが部屋に戻ると島に留まるよう鏡に口紅で警告文が書いてある
金田一は紙に写してハヤミに見せる
*
姫野東作はずっと家に仕えてきた
焼いていたゴミから切り抜かれた新聞紙を見つけるが
例の警告文とは違う部分が切り抜かれていた
加持祈祷をしている九十九龍馬が来る
開かずの間が気になる金田一
コトエがカギを持っていたがその後紛失
トモコは母の墓で開かずの間のカギを見つけて入ると
血の跡のある楽器やシミを見つける
フミヒコはトモコを巡ってタモンとケンカになる
トモコは血を見て血痕を思い出して気を失う
ツクモはトモコの悪霊を祓う
ツクモ:
嫉妬深いマサコ様の霊じゃ
東京へ行く前に一度、道場に来なさい
サブロウ:東京へ行ってはならねえ!
トウサク:お嬢様はわしらがお守りする
部屋に戻るとまた警告文がある
「今夜9時半、時計台に来れば身の上を教える」
時計台に行ってみると、人影を見て後を追う
卓球ラケットでサブロウが殺されていた
(卓球ラケットで死ぬものかい?
タモンが来て、鳴らないはずのチャイムが鳴る
山下巡査が来て、金田一は私立探偵だと明かす
八つ墓村や獄門島事件を解決したと話す すでに有名なんだ
トウサクがいない
■エピソード2
本庁からヒヨリ警部が来る
金田一とともに事件を解決したと自慢する
フミヒコが洞窟でトウサクの死体を見つけた
首には赤い毛糸が巻かれている
切り抜かれた新聞紙がそばにある
フミヒコはサブロウが洞窟で新聞を切り抜いているのを見た
死亡時刻はトウサクのほうが先
現場にあった赤い毛糸はヒデコのもの
昨日の昼過ぎ、サブロウとトウサクの話が聞こえた
クサカベの死んだ20年前のことと、変なコウモリを見つけたと言っていた
赤い毛糸をそこで落とした
ツクモ:
すでに2人生贄にされた
クサカベもマサコの霊に殺された
サブロウは海で親を亡くしてここで働き始めた
トウサクはこの島の者ではない
トモコは金田一に女王蜂について聞き
崖で見た老人と、開かずの間で血の跡を見たと話し、部屋を調べてほしいと相談する
夜、金田一は開かずの間に入り、血の跡を調べていて
後ろから棒で叩かれ、カギが盗まれる
ヒヨリに起こされて事情を話す
翌朝、家族には夢遊病で柱に頭をぶつけたと嘘をつく
*
金田一は香月写真館を訪ねる
サブロウが持ってたネガを現像してもらった
主人:20年前の事件も東京から来た客のせい
島によく来た旅役者・嵐三朝の写真はトウサク
コトエが写真で持っているのは倉庫にあった月琴という中国の楽器
トモコはタモンに危険だから東京へ帰ってほしいと頼む
タモン:
君のためなら殺されても本望だ
僕はここに残って君を守る
自分も時計台で犯人らしき人を見た
しっぽを掴むまでは東京へは帰らない
タモンが夕食に来ないため、ツタヨが見に行くと殺されていた
さっきトモコが持って行ったチョコレートに青酸カリが入ってた
■エピソード3
ヒヨリ:この屋敷の全員に殺すチャンスがあった
金田一はクサカベがどうして崖から落ちたかが気になる
*
開かずの間を無理やり開けてみんなで入ると
血痕のついたテーブルクロスと月琴が消えている
金田一:必ずこの島のどこかにあるはず
ツクモは慌てて道場に帰り、血痕のついた月琴を隠そうとするのを金田一が見つける
金田一を叩いたのもツクモ
クサカベが岬から落ちて死んだのは作り話で、本当は開かずの間で殺された
金田一:20年前の殺人は時効だが知る必要がある
ツクモ:
あの日、旅役者の世話をしていた
ヒデコに呼ばれていくと、開かずの間でクサカベが殺されていた
コトエは時々発作を起こして夢遊病みたいになる
ツクモが死体を崖から落としてかばった
コトエはトモコを生んで亡くなった
2人が話しているのをトモコは聞いてしまう
父が母を殺したのかとヒデコに聞く
ハヤミ:
私も聞いた時は驚いた
トモコはコトエの生まれ変わりなんだ
開かずの間では中からカギがかけられていた
部屋の中はコトエとクサカベの2人きりだった
ツクモはコトエを愛していた
コトエに似たトモコに襲いかかる
金田一は事件に煮詰まると逆立ちをする
トモコは開かずの間で起きると、そばでツクモが背中を刺されて死んでいる
内側からカギがしてあり、母と同じ状況
ハヤミ:これはきっと罠なんだ
山下が抜け穴を見つける
床板をズラすと、地下道がある
金田一はまた写真館に行き、嵐三朝のポスターを見せてもらう
旅一座は12人だが、写真には13人写っている
またみんなで開かずの間に入り、謎解きタイム
コトエはクサカベと口論になり、いったん部屋を出た
その間にクサカベが殺され、コトエが戻り、扉にカギをかけた
死体を見て失神し、記憶を失い、自分が殺したと信じた
犯人はコトエを愛していた人物 ハヤミ!
ヒデコも知っていて、コトエにクサカベを近づけた
ヒデコはハヤミを愛していた
嵐三朝一座の写真の中にハヤミがいる
シマダという芝居好きの青年に扮していた
トウサクはシマダを思い出したため
ハヤミはトウサクとサブロウを殺した
タモン、ツクモはトモコに近づいたため殺した
ハヤミ:お前を誰にも渡したくなかった
ヒデコ:
私がこの人を愛してしまったから
みんな私のせいなんだわ!
ハヤミは青酸カリ入りのチョコレートを食べて自死しようとして止めると
ヒデコはハヤミを撃ち、自分も撃つ
ヒデコ:
私ならいいでしょう あなたを裁いても
たとえ地獄へ落ちても一緒だから
マキも心臓発作を起こして倒れる
マキ:
お前だけは幸せになってもらわねば
マサコ様の祟りはもうたくさんじゃ
と言って亡くなる
登場人物がどんどん亡くなるな
トモコは島に残る決心をした
謎の老人はトウサクの変装
鏡に口紅で警告文を書いたのはヒデコ
金田一:あなたは女王蜂なんかじゃない
ヒヨリ:これからはみんなの分まで幸せになることじゃ
犯人が分かった後で、事件を振り返ると、なんだか釈然としないことがたくさんある気がするのだが・・・?
アガサ・クリスティーのミステリーでも、犯人が探偵を連れて来ることがよくある
一番、意外な人物を犯人にするのが一番効果があるにしても
有名な名探偵をわざわざ自分で連れて来る心情ってどんななんだろう?
本当は真実を明かして欲しいと思う深層心理?
出演
金田一:古谷一行
大道寺智子:片平なぎさ
大道寺琴絵:トモコの母
日下部達哉:菊池太 トモコの父
大道寺槇:南美江 祖母
速水欣造:神山繁 クサカベの親友
速水蔦代:岩本多代 妻
速水文彦:坂東正之助 息子
神尾秀子:岡田茉莉子 家庭教師
多門連太郎:夏夕介
姫野東作(嵐三朝):田中春男
遊佐三郎(漁師):赤塚真人
九十九龍馬:川合伸旺 祈祷師
日和(警部):長門勇
山下(巡査):三谷昇
香月写真館の店主:天草四郎
※「岡田茉莉子さん出演作まとめ」に追加します
同年の劇場版は観たことある
notes and movies(2006.3~ part2)
冒頭からもう岡田茉莉子さん犯人説を疑いがち
てか、古谷一行さんてみやじくんに似てないか?
金田一は事件を解決するまでに死人が一番多く出るって説もあり
【内容抜粋メモ】
■エピソード1
月琴島の絶壁から白いユリを投げる大道寺智子
金田一が速水欣造とともにボートで月琴島に来る
トモコの父・日下部達哉は20年前、崖から転落死し
親友のハヤミがトモコを引き取った
新聞を切り抜いた警告文が来たため、金田一に依頼した
「20年前の事件を繰り返すな
彼女は女王蜂だ 近寄る男を死に追いやるだろう」
顔に大けがをした老人がトモコに声をかける
老人:
お母さんに生き写しだ
父はシダをとろうとして足を滑らせたと言われているが殺されたのじゃ!
母の家庭教師をしていた神尾秀子に父の死について聞く
クサカベは大学で植物の研究をしていた
殺されたなんてデタラメだと否定
家にはイギリスを真似て時計台がある
祖母・槇は東京に移転するのに反対している
槇:頼朝公も罰を下すだろう
金田一はこっそり時計台を見に行く
複雑な歯車が回っている
時間がくるとチャイムが鳴る仕組みだが近所迷惑だから今は止めてある
多門連太郎は大学で頼朝公について調べている
マサコ夫人は嫉妬深く、頼朝公が亡くなると
大道寺一族を滅ぼしたがタエは島に流れ着いた
夜、レコードを流してトモコと踊るフミヒコ
タモンに取られると不機嫌になる
漁師の遊佐三郎が影から見つめている
トモコが部屋に戻ると島に留まるよう鏡に口紅で警告文が書いてある
金田一は紙に写してハヤミに見せる
*
姫野東作はずっと家に仕えてきた
焼いていたゴミから切り抜かれた新聞紙を見つけるが
例の警告文とは違う部分が切り抜かれていた
加持祈祷をしている九十九龍馬が来る
開かずの間が気になる金田一
コトエがカギを持っていたがその後紛失
トモコは母の墓で開かずの間のカギを見つけて入ると
血の跡のある楽器やシミを見つける
フミヒコはトモコを巡ってタモンとケンカになる
トモコは血を見て血痕を思い出して気を失う
ツクモはトモコの悪霊を祓う
ツクモ:
嫉妬深いマサコ様の霊じゃ
東京へ行く前に一度、道場に来なさい
サブロウ:東京へ行ってはならねえ!
トウサク:お嬢様はわしらがお守りする
部屋に戻るとまた警告文がある
「今夜9時半、時計台に来れば身の上を教える」
時計台に行ってみると、人影を見て後を追う
卓球ラケットでサブロウが殺されていた
(卓球ラケットで死ぬものかい?
タモンが来て、鳴らないはずのチャイムが鳴る
山下巡査が来て、金田一は私立探偵だと明かす
八つ墓村や獄門島事件を解決したと話す すでに有名なんだ
トウサクがいない
■エピソード2
本庁からヒヨリ警部が来る
金田一とともに事件を解決したと自慢する
フミヒコが洞窟でトウサクの死体を見つけた
首には赤い毛糸が巻かれている
切り抜かれた新聞紙がそばにある
フミヒコはサブロウが洞窟で新聞を切り抜いているのを見た
死亡時刻はトウサクのほうが先
現場にあった赤い毛糸はヒデコのもの
昨日の昼過ぎ、サブロウとトウサクの話が聞こえた
クサカベの死んだ20年前のことと、変なコウモリを見つけたと言っていた
赤い毛糸をそこで落とした
ツクモ:
すでに2人生贄にされた
クサカベもマサコの霊に殺された
サブロウは海で親を亡くしてここで働き始めた
トウサクはこの島の者ではない
トモコは金田一に女王蜂について聞き
崖で見た老人と、開かずの間で血の跡を見たと話し、部屋を調べてほしいと相談する
夜、金田一は開かずの間に入り、血の跡を調べていて
後ろから棒で叩かれ、カギが盗まれる
ヒヨリに起こされて事情を話す
翌朝、家族には夢遊病で柱に頭をぶつけたと嘘をつく
*
金田一は香月写真館を訪ねる
サブロウが持ってたネガを現像してもらった
主人:20年前の事件も東京から来た客のせい
島によく来た旅役者・嵐三朝の写真はトウサク
コトエが写真で持っているのは倉庫にあった月琴という中国の楽器
トモコはタモンに危険だから東京へ帰ってほしいと頼む
タモン:
君のためなら殺されても本望だ
僕はここに残って君を守る
自分も時計台で犯人らしき人を見た
しっぽを掴むまでは東京へは帰らない
タモンが夕食に来ないため、ツタヨが見に行くと殺されていた
さっきトモコが持って行ったチョコレートに青酸カリが入ってた
■エピソード3
ヒヨリ:この屋敷の全員に殺すチャンスがあった
金田一はクサカベがどうして崖から落ちたかが気になる
*
開かずの間を無理やり開けてみんなで入ると
血痕のついたテーブルクロスと月琴が消えている
金田一:必ずこの島のどこかにあるはず
ツクモは慌てて道場に帰り、血痕のついた月琴を隠そうとするのを金田一が見つける
金田一を叩いたのもツクモ
クサカベが岬から落ちて死んだのは作り話で、本当は開かずの間で殺された
金田一:20年前の殺人は時効だが知る必要がある
ツクモ:
あの日、旅役者の世話をしていた
ヒデコに呼ばれていくと、開かずの間でクサカベが殺されていた
コトエは時々発作を起こして夢遊病みたいになる
ツクモが死体を崖から落としてかばった
コトエはトモコを生んで亡くなった
2人が話しているのをトモコは聞いてしまう
父が母を殺したのかとヒデコに聞く
ハヤミ:
私も聞いた時は驚いた
トモコはコトエの生まれ変わりなんだ
開かずの間では中からカギがかけられていた
部屋の中はコトエとクサカベの2人きりだった
ツクモはコトエを愛していた
コトエに似たトモコに襲いかかる
金田一は事件に煮詰まると逆立ちをする
トモコは開かずの間で起きると、そばでツクモが背中を刺されて死んでいる
内側からカギがしてあり、母と同じ状況
ハヤミ:これはきっと罠なんだ
山下が抜け穴を見つける
床板をズラすと、地下道がある
金田一はまた写真館に行き、嵐三朝のポスターを見せてもらう
旅一座は12人だが、写真には13人写っている
またみんなで開かずの間に入り、謎解きタイム
コトエはクサカベと口論になり、いったん部屋を出た
その間にクサカベが殺され、コトエが戻り、扉にカギをかけた
死体を見て失神し、記憶を失い、自分が殺したと信じた
犯人はコトエを愛していた人物 ハヤミ!
ヒデコも知っていて、コトエにクサカベを近づけた
ヒデコはハヤミを愛していた
嵐三朝一座の写真の中にハヤミがいる
シマダという芝居好きの青年に扮していた
トウサクはシマダを思い出したため
ハヤミはトウサクとサブロウを殺した
タモン、ツクモはトモコに近づいたため殺した
ハヤミ:お前を誰にも渡したくなかった
ヒデコ:
私がこの人を愛してしまったから
みんな私のせいなんだわ!
ハヤミは青酸カリ入りのチョコレートを食べて自死しようとして止めると
ヒデコはハヤミを撃ち、自分も撃つ
ヒデコ:
私ならいいでしょう あなたを裁いても
たとえ地獄へ落ちても一緒だから
マキも心臓発作を起こして倒れる
マキ:
お前だけは幸せになってもらわねば
マサコ様の祟りはもうたくさんじゃ
と言って亡くなる
登場人物がどんどん亡くなるな
トモコは島に残る決心をした
謎の老人はトウサクの変装
鏡に口紅で警告文を書いたのはヒデコ
金田一:あなたは女王蜂なんかじゃない
ヒヨリ:これからはみんなの分まで幸せになることじゃ
犯人が分かった後で、事件を振り返ると、なんだか釈然としないことがたくさんある気がするのだが・・・?
アガサ・クリスティーのミステリーでも、犯人が探偵を連れて来ることがよくある
一番、意外な人物を犯人にするのが一番効果があるにしても
有名な名探偵をわざわざ自分で連れて来る心情ってどんななんだろう?
本当は真実を明かして欲しいと思う深層心理?