予想:全壊・焼失 約61万棟 死者約2万3000人
問題
阪神淡路大震災では火災で7000棟余りが燃失しました
これを機に住宅の火災対策が強化されました
特に木造住宅が密集する地域は道幅が狭く
消防車が入れない場所もあります
東京では建て替え費用の助成など対策が進められています
選択肢エについて
渋谷ではどんどん新しいビルが増えています
建設が制限されているということはありません
高層ビルも建築基準法の耐震基準などを守って建設されています
正解:選択肢エが誤り
「都市部の火災のリスクと対策について」
首都直下地震では火災が被害を大きくすると言われています
死者のおよそ7割が火災によるものと想定されています
(関東大震災と全然変わってないじゃん
「電気が火災を引き起こすリスク」
都市防災が専門の東京都立大学名誉教授 中林さん
阪神淡路大震災では出火原因が分かった火災のうち、電気機器に関連する火災が約6割
原因は電気なんです
特に揺れが大きければ家が壊れて
家の中の配線がショートして火災になる
コードが差し込んである
それが例えば家具が倒れるとか
家電製品自体が移動して引きちぎるような形になってショートして
綿ぼこりなどが近くにあれば着火して火災が起きてしまう
家具を固定ことは大事とても大事です
さらに同時多発的に火災が発生すると想定されています
だからこそ一早い避難が大切
Q:地震の後、火災が起き始めてどのタイミングで避難すればいいですか?
今日は風があるねという状況であれば「火を見ずして避難」
まだ遠くに煙が上がっている状況でも
避難する準備をして早めに避難してください
どこかの火元の隣にも火元があるから
風上も風下もない
全てが風上すべてが風下
避難場所までの道が火災で塞がれてしまう前に到達してください
それら全部実は自助なんです
自分でやらないと自分の代わりに誰かがやってくれる問題ではない
それを原則にして日頃から備えることが大事
編集長:
関東大震災も大火災によって被害が拡大しましたし
気象条件によっても様々あるので備えないと怖いですね
アナ:
地震火災と聞くと木造家屋が密集している地域の方々が備えるものと思いがちですが
電気が主な要因と分かり、電気を使わずに暮らしている人はほとんどいないので
例えば家具が移動しないように固定したりするのが
大事な火災予防のひとつです
その他にも揺れを感知して自動的に電気を止める感震ブレーカー
こうしたものを設置することも有効だと話していました
●「在宅避難」どう備える?
99歳の父がいる女性は、避難所に行って断られるのが不安なため
3階に備蓄などを用意して自宅避難しようと思っている
避難所の混雑具合が分かるシステム
実際、在宅避難を体験した西野さん
西野さん:
お風呂場に水を貯めて、タオルで体を拭いて
かなり節約したつもりだったが3日でなくなってしまった
衛生状況を考えてトイレも行きたくないから
水分も控えて、妻は体調を崩してしまった
ゴミ袋を便器の中にセットし、新聞紙をちぎって入れる
排泄後、ゴミ袋の口を結んで捨てる
自家発電機を使用
食料は見える化
西野:見えるところによると何がどれだけなくなったかわかる
西野:
かなり備蓄していたし、電源もあった
他の家庭よりストレスが少なかったはずだけれども
2週間経つと、少しずつストレスが自然とたまっているのに気がついた
防災システム研究所 山村所長:
在宅避難で安全確保ができるか確認して欲しい
ハザードマップなどで浸水・土砂災害などのリスクを必ず確認する
用意すると良いもの
火災のおそれの少ない LED タイプのランタン
持ち出し用と自宅用のスマホ充電器
火を通せば食べられるカセットコンロ
これらを買うだけでなく実際に使って普段から訓練しておくことも大切
山村所長:
ポイントは段取り八分
発災後に対応できることは2割ほどしかない
一人暮らしや高齢の人を近所で助け合う関係を築いておくことも大切
***
南海トラフなどの話は定期的に出てくるね
これまで地震を予測できたことがあるのだろうか?
パーセンテージとか予想死者数とか都市伝説な感じ
富士山の噴火とかもそうだけど、そうなるのでは?という不安が強まると
そういう現実を生み出しちゃうから、備えをしたらあとは
1日1日大切に過ごせばいいと思う
問題
阪神淡路大震災では火災で7000棟余りが燃失しました
これを機に住宅の火災対策が強化されました
特に木造住宅が密集する地域は道幅が狭く
消防車が入れない場所もあります
東京では建て替え費用の助成など対策が進められています
選択肢エについて
渋谷ではどんどん新しいビルが増えています
建設が制限されているということはありません
高層ビルも建築基準法の耐震基準などを守って建設されています
正解:選択肢エが誤り
「都市部の火災のリスクと対策について」
首都直下地震では火災が被害を大きくすると言われています
死者のおよそ7割が火災によるものと想定されています
(関東大震災と全然変わってないじゃん
「電気が火災を引き起こすリスク」
都市防災が専門の東京都立大学名誉教授 中林さん
阪神淡路大震災では出火原因が分かった火災のうち、電気機器に関連する火災が約6割
原因は電気なんです
特に揺れが大きければ家が壊れて
家の中の配線がショートして火災になる
コードが差し込んである
それが例えば家具が倒れるとか
家電製品自体が移動して引きちぎるような形になってショートして
綿ぼこりなどが近くにあれば着火して火災が起きてしまう
家具を固定ことは大事とても大事です
さらに同時多発的に火災が発生すると想定されています
だからこそ一早い避難が大切
Q:地震の後、火災が起き始めてどのタイミングで避難すればいいですか?
今日は風があるねという状況であれば「火を見ずして避難」
まだ遠くに煙が上がっている状況でも
避難する準備をして早めに避難してください
どこかの火元の隣にも火元があるから
風上も風下もない
全てが風上すべてが風下
避難場所までの道が火災で塞がれてしまう前に到達してください
それら全部実は自助なんです
自分でやらないと自分の代わりに誰かがやってくれる問題ではない
それを原則にして日頃から備えることが大事
編集長:
関東大震災も大火災によって被害が拡大しましたし
気象条件によっても様々あるので備えないと怖いですね
アナ:
地震火災と聞くと木造家屋が密集している地域の方々が備えるものと思いがちですが
電気が主な要因と分かり、電気を使わずに暮らしている人はほとんどいないので
例えば家具が移動しないように固定したりするのが
大事な火災予防のひとつです
その他にも揺れを感知して自動的に電気を止める感震ブレーカー
こうしたものを設置することも有効だと話していました
●「在宅避難」どう備える?
99歳の父がいる女性は、避難所に行って断られるのが不安なため
3階に備蓄などを用意して自宅避難しようと思っている
避難所の混雑具合が分かるシステム
実際、在宅避難を体験した西野さん
西野さん:
お風呂場に水を貯めて、タオルで体を拭いて
かなり節約したつもりだったが3日でなくなってしまった
衛生状況を考えてトイレも行きたくないから
水分も控えて、妻は体調を崩してしまった
ゴミ袋を便器の中にセットし、新聞紙をちぎって入れる
排泄後、ゴミ袋の口を結んで捨てる
自家発電機を使用
食料は見える化
西野:見えるところによると何がどれだけなくなったかわかる
西野:
かなり備蓄していたし、電源もあった
他の家庭よりストレスが少なかったはずだけれども
2週間経つと、少しずつストレスが自然とたまっているのに気がついた
防災システム研究所 山村所長:
在宅避難で安全確保ができるか確認して欲しい
ハザードマップなどで浸水・土砂災害などのリスクを必ず確認する
用意すると良いもの
火災のおそれの少ない LED タイプのランタン
持ち出し用と自宅用のスマホ充電器
火を通せば食べられるカセットコンロ
これらを買うだけでなく実際に使って普段から訓練しておくことも大切
山村所長:
ポイントは段取り八分
発災後に対応できることは2割ほどしかない
一人暮らしや高齢の人を近所で助け合う関係を築いておくことも大切
***
南海トラフなどの話は定期的に出てくるね
これまで地震を予測できたことがあるのだろうか?
パーセンテージとか予想死者数とか都市伝説な感じ
富士山の噴火とかもそうだけど、そうなるのでは?という不安が強まると
そういう現実を生み出しちゃうから、備えをしたらあとは
1日1日大切に過ごせばいいと思う