炎天下、トラクタで畑の周囲の草刈りをしていて、クローラの一方が土手に乗り上げ、
他方が側溝に嵌ってしまった。
前進は可能だったが横転する危険があり、バックは側溝側がスリップして動けなくなった。
もう一台のトラクタで牽引して引き上げる場合はバックするしかないが、前には牽引用の
フックが付いているが後ろには無かった。
最善の方法が見えずクボタのOさんに「助け」を求めところ、やはりトラクタでの牽引は
不可で、スリップしているクローラ側をスコップで掘って「アルミの歩み板」を入れる
原始的な方法でようやく脱出することが出来た。
横転したトラクタを元に戻すには大型重機が必要となる。
時間は要したが、安易に強引な脱出を図らなかったのが正解だった。