昔、エグネは防風林の役目を終えた後は用材として活用できる貴重な資源
だった。
40年前に母屋を改築する際にはエグネの杉を伐採し柱等々にフル活用し
たのだったが「時すでに遅し」で、市販の用材を使った方が4割程安上がり
の時代に変わっていた。
今回支障木として伐採する木も用材ではなく「チップ」になるとのことで
伐採費用の10分の1程度の価格で引き取られることになった。
従って、維持できなくなった田畑同様にエグネや山林は昔のような「財産」
ではなく毎年固定資産税を負担するだけの「負の遺産」と化している。