霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

天の恵み

2014-05-21 17:24:38 | 天気
本格的なまとまった雨は多分4月以降は初めてかと思われる。
朝の7時頃から待ちに待った雨が降り出し、一日中降り続いた。

予報によると雨は明朝まで続く見込みなので雨量の方もかなり期待できそうだ。 
これで当面の「水不足」は完全に解消できた。

気になる「堤の水位」がどれぐらい回復するかは「明朝のお楽しみ」としたい。



雨にもめげず生産部長は雨合羽を着て田んぼで「植え直し」を始めた。
但し、それは午前中だけのことで午後は久し振りに「日帰り温泉」に出掛ける
ことにした。

「恵みの雨」は百姓が農作業を休む「大義名分」の役割も果たしている。
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畦塗り

2014-05-20 21:52:27 | 
田んぼの畦(クロ)は春に「畦塗り」をして水漏れの防止を図る。
昔は鍬を使う重労働だったが今はトラクターが牽引する「畦塗機」で簡単に
済ませられるようになっている。


(畦塗りをしてある他家の田んぼ)

我が家にも中古で購入した「畦塗機」があったが、二人が就農してからは一度も
使ったことがなく必要性にも疑問を持っていたことから数年前に何かを購入する
際の「下取り」として売却してしまっていた。

大きく高い畦が多い我が家のような田んぼに「畦塗機は不要」との判断だったが、
最近になって畦から漏れる水の量が半端ではないことに初めて気が付いた。
特にここ数年続いている「水不足」の場合は畦からの水漏れを防がないと「笊で
水をすくう」ような状態となり致命傷に近い。

これは「先人の知恵」を無視した自分自身の「判断ミス」以外の何物でもないので
潔く非を認め、来年に向け「畦塗機」を調達することを決めた。
ただ、「下取り」で処分してしまった経緯から新品を買うのも癪に障るので、業者に
は「中古の物色」を依頼した。
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ポンプで揚水

2014-05-19 19:18:58 | 
雨不足で堤の水が届かない田んぼがある。
小さい田んぼなので諦めて「放置する」ことも考えたが川に近く高低差もあまり無いことに気付き、
川からポンプで揚げることにした。



川から水を揚げるにもルールがあって誰でも出来る訳ではないらしい。
ジイチャンに「我が家にも権利がある」こと確認し、ついでにポンプの設置場所等々蓄積している
ノウハウを活かしながら手伝って貰った。


(上の写真をフォーカス)

川から揚げて凌げる田んぼはいいが我が家は大部分が「堤の水頼み」。
堤の水位が日増しに低くなり数日後には「給水不可」となる恐れが出て来た。
こんな命を削るような給水作業から「早く卒業したい」と思っているが、肝心の雨が降らなければ
如何ともしがたい。
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ネット掛け

2014-05-18 21:18:58 | 穀物
今年は鳩対策の防鳥ネットで苦労している。
雨不足で空気が乾燥し風も強いため時間をかけて設置したネットが風でめくられ
てしまうケースが多発している。

ネットは電柵に使う支柱を差して抑えているが、それだけでは不十分で何度も
めくれる被害に遭い、二度手間三度手間となっていた。

そのため、支柱に加えて「ヘソ大根」で使った竹串を差して補強し何とか凌い
でいる。

 

今日のネット掛けは市野々の叔母の長男が手伝ってくれて大助かりとなった。
盛岡在住の従兄弟は毎週日曜日に来て月曜日に帰る孝行息子。
 
手伝ってくれた御礼に当方が一席設けるべきところにもかかわらず、逆に伯母に
ご馳走になってしまった。

 
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黒豆

2014-05-17 19:32:12 | 穀物
枝豆にもそれぞれ播種適期というものがある。
それと収穫適期も考慮に入れて播種のスケジュールを設定している。

早生品種に位置づけている「湯あがり娘」の播種は終え、次の品種に移る
幕あいを利用して大豆用の黒豆を蒔くことにした。


(一年前は笹薮状態だったが今では立派な畑に変身)

市野々の叔母から借りている大小9枚の畑は全部黒豆の予定。
播種だけなら半日で終えられるが播種後の防鳥ネットを被せるのに時間がか
かることから、余裕をみて二日行程とした。


(伯母の家の前にあるツツジ。周囲の新緑に囲まれて「紅一点」の美しさをアピールしていた)

畑に様子を見に来た叔母が「雪が降るのでは・・・」と大袈裟に言うぐらい寒い
一日だったが、作業は順調に進んだ。

播種機操作ミスで「またしても」みたいなトラブルがあった。
それでも昨年に較べたら「長足の進歩」と割り切った。
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