霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

雄鶏(オンドリ)

2014-05-26 19:23:16 | 家畜
「明るい農村」を象徴するような元気な鳴き声が聞きたくて飼い始めた雄鶏は、
二年目を迎えた今も健在で四六時中「コケコッコー」とけたたましい声を近隣に
鳴り響かせている。

雄鶏が同居していれば99%「有精卵」と養鶏業者のHPで紹介されていたが「俄か
には信じ難い」と思っていた。
しかし、餌を与える僅か数分間でも雌鶏(メンドリ)に押し潰すように乗っかるの
を毎日見せられると99%有精卵は「本当かもしれない」と思えるようになった。



雌鶏一羽につき一日一回なのか複数回なのか、また、特定の雌鶏に偏ることが無く
平等に扱っているのか等々ついつい人間感覚で邪推してしまうが、そこは「生命の
神秘」で上手くバランスが保たれているに違いない。

それにしても孤軍奮闘で毎日十数羽の雌鶏の相手をし続ける雄鶏の「精力絶倫」
振りには只々脱帽するのみ。
コメント (2)
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獣害

2014-05-25 19:22:10 | 環境
昨日は一関市の中心市街地に親子熊が現れる騒ぎがあった。
今日は家の近くでやや老体気味の大きな鹿を見かけた。
市野々の畑の近所では「イノシシに田植え後の田んぼを荒らされた」という。

鳩を始めとして、烏、狸、熊、雉、鹿の被害は経験しているが、イノシシは未経験。
被害地域が徐々に近づきつつあるのが気掛かり。
電柵等の対策で被害を食い止められないとなると「お手上げ」になる。


(左上の畑は既にトウモロコシを蒔いてある。右下の畑も豆だが播種はもう少し先の予定)

今日は後山の畑で大豆と枝豆の種蒔き。
鳩対策用に使用している防風ネットは一本の長さが50mあるが、ここは細長い畑な
ので一本のネットでは向こう側まで届かない。
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小麦

2014-05-24 19:14:38 | 穀物
小麦の穂が出揃った。
あと一月余りで「麦秋」を迎え収穫期となる。

畑によっては部分的に湿気過多で発芽しない所があったり、やや生育不良のものもあったが、
秋の種蒔き前に施した豚堆肥と春の二度に亘る「土寄せ」が功を奏し全体的に見ると立派な
小麦畑に変身しつつある。



刈取りや乾燥が順調に進めば7月中旬には新しい小麦粉を産直の店頭に並べることができる。
しかし、それは二の次。
まずは家族が首を長くして待ち望んでいたスイトンにようやくありつける。
また、久し振りに「手打ちうどんにも挑戦したい」などと思うと心がウキウキして来る。
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先人の知恵

2014-05-23 21:03:41 | 生活
先日紹介した「畦塗り」同様に「先人の知恵」に感心したものにハエトリリボンがある。
 
温かくなると精米機の周辺に小さい蝶々のような虫が発生し、精米機の中に入り込み卵を
産み付けたりする。
その卵が精米した米に紛れ込んだりすると何日かしてから幼虫になるので始末に困る。
 
殺虫剤を使って駆除する方法もあるが、折角農薬を極力抑えて生産した米を殺虫剤まみれ
の精米機を通すのも嫌だった。
苦慮の末、ハエトリリボンの活用を思い立った。


(5本で100円という安さも魅力)

ナント、この古来の素朴な方法が虫の発生を完璧に抑える大ヒットとなった。
蝿以上に頻繁に止まる習性を有する虫だったこともあり、精米機の周辺に吊るした三本の
ハエトリリボンで「一網打尽」となった。

この威力に感動し今では家の中は勿論の事、鶏舎やハウス等にも吊るして「害虫防除」に
役立てている。

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草刈機

2014-05-22 21:57:13 | 機械
先日、「やもめのジョナサンさん」が初めて草刈り作業に挑戦して「1時間でギブアップした」と
コメントを入れてくれたが、自分も初挑戦の時は梅雨の猛暑の中で「30分でギブアップした」
経験を有している。
しかし、草刈機の操作に慣れるに従って体力の消耗も少なくなり長時間作業も可能となった。
それに加え、最近では草刈機の技術革新も進み、以前に比べるとかなり効率化が図られて来た。

それでも中山間地の農業で「草刈り」にかかる稼働は半端ではないので、草刈機はそれぞれ特徴の
ある三種類を用途に合わせて使い分けている。

□畦刈機



田んぼの畦道の天板と側面を同時に刈ることができるし、天板のみを刈り進むことも可能。
「芝刈機」の要領で作業ができるので体力的にも負担とならず、時間も大幅に短縮できた。 
これを使って往復すると高低差の少ない畦道は「それだけで十分」となる。

□法面草刈機 



中山間地特有の高低差のある広い法面を刈るための草刈機。
従来、斜面刈りは体力を消耗する大変な作業だったが法面草刈機の登場で作業は軽減化・
効率化が図られた。
前後の移動やハンドルの高さ調節が自由自在なのが強みで、天板刈りにも利用している人も
多いようだ。
ただ、天板刈りの刈り取る幅は畦刈機の方が広い。
昨年は大豆畑の畝間の草刈りにも活用した。(畝幅に丁度合う幅となっている)

□一般的な草刈機



何にでも対応可能で一番融通が利く草刈機だが、人力で振り回す必要があるため体力を消耗
する。
写真の草刈機は通常の物よりも15cmほど長いので、一度に刈り取る幅が広く効率的だが、
その分重いので長時間の利用には不向き。
この草刈機は「林の刈り払い」にも利用している。
刈り取る幅が広くない場合は、普通の流さの軽い草刈機を使うようにしている。
コメント (2)
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