霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

消えた伝説

2014-09-15 20:53:51 | 
今年は何故か蝮と出くわす機会が多い。
東や高森の土手で遭遇する蛇の大半は蝮なので見かけるたびに寒気がしている。
 
しかし、後山には「蝮はいない」というのが集落内では通説で、土地の前所有者から
もそのような引き継ぎを受けていたし、実際これまで見かけたことは一度もなかった。
ところが今日の夕方の後山で、枝豆畑に入ろうとした矢先に運搬車の振動に驚いた蛇
が突然草叢から逃げ出した。
途中で一旦動きを止め確りと蝮特有の銭型模様を見せてから藪の中に逃げて行くのを
を見て「ゾッ」としてしまった。

枝豆を引く抜く際に根元まで手を伸ばすことがしばしばだが、後山では「蝮は居ない」
が前提の行動だった。
これからは高森の畑同様に「慎重な行動」が求められる。



日中は昨日に引き続き川向の大豆畑の草刈りを行った。
写真の右半分は小麦の後作で畝間の草刈りをしたばかり。
左半分は春に二回「中耕除草兼土寄せ」を済ませ更に法面草刈機で一回刈り取ってい
たが今は再び草に覆われてしまった。

昨年は法面草刈機の活用が「画期的」と自画自賛していたが根元近くの雑草を退治できない
欠陥があることが判明し、今は普通の草刈機を使うようにしている。

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川向の畑

2014-09-14 20:46:46 | 
川向の畑は当初はトウモロコシ畑だった。
ところがトウモロコシの発芽率が悪かったため特に酷かった畝には種が余っていた枝
豆の「秘伝」と「庄内五号」を蒔いた。
そしてトウモロコシ収穫後の畝には大根を蒔き芽が出揃ったばかりとなっている。



好評頂いている「庄内五号」が残すところ後山の一枚の畑を残すのみとなり2~3日で
今年の収穫が終わることから川向の畑の存在を思い出した。

播種日が一番最後だったので収穫適期も最後かと思って安心していたが、空スペースの多い
畑では環境が一様でないため既に適期を過ぎたものもあれば「これから」のものもあって
千差万別だった。
そのギャップの大きさに驚きながら、あまり手をかけていなかった雑草の多い畑から望外の
収穫量を得ることが出来た。

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雄鶏の効用

2014-09-13 21:02:28 | 
今年の雛が卵を産み出した時点で二年目を迎えた鶏達は処分した。
それでも、昨年から飼い始めた雄鶏(オンドリ)は新妻達と引き続き暮らしている。
 
コケコッコーの大きな鳴き声が「明るい農村」を象徴していると思って飼い始めた雄鶏だったが、
一年間十分にその役割を果してくれたし「有精卵」をウリにしている訳でもないので「餌代の嵩む
雄鶏を引き続き飼い続けることもない」と当初は思っていた。
その方針を撤回したのは雄鶏が雌鶏達のストレス解消に大きな役割を果していることに気が付いた
ためだった。

一羽の雄鶏が同居しているだけで雌鶏同士の喧嘩が少なくなり死亡率が大幅に減少し逆に産卵率が
向上したのには驚かされた。


(暗くなると止まり木で過ごす鶏達。撮影のため通路の電気を点けたら目を覚ました)

会社時代、ある仕事に女性だけで特別チームを編成して取り組もうとした際、リーダー格の一人が
「チーム内をまとめるためには女性だけだはダメなのでブ男でもいいから男を一人入れて欲しい」と
要望していたことを思い出した。

組織はオスとメスの双方が存在することで適度なバランスがとれるのかもしれない。

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電気柵

2014-09-12 21:27:50 | 
トウモロコシが終わった時点で今年の電気柵の役割は終わったものと思いっていた。
ところが、高森の庄内五号が何かに食い荒らされていたのに驚いた。


 
一般的には狸が犯人視されているが、後山や家の周辺に生息する狸は枝豆に被害を及ぼすことが
無かったので犯人はハクビシンかアナグマではないかと思われる。



いずれにせよ高森の庄内五号の収穫が終わったので今度は隣接する庄内七号が標的となる可能性が
大きいことから慌てて電気柵を回した。

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高森 

2014-09-11 22:10:14 | 
稲刈り前に枝豆の収穫は最盛期を迎えている。
「適期に収穫し売り捌く」を理想としているが収穫の方がやや遅れ気味だった。
「収穫遅れ」を恐れ常に「急かされている」心境にあったが、ようやく「庄内五号」の収穫が数日後に完了することが見えて来て、その後に続く「庄内七号」や「秘伝」の収穫には余裕を持って臨める見込みとなった。



「庄内五号」の収穫は後山の畑から一旦高森の畑に移動していたが、それも今日で完了となったことから運搬車も再度後山の畑に戻る。

最初の頃は枝豆の束を肩に担いで運んだが途中で一輪車を使うようになり、それもキツクなって今では運搬車を利用するようになった。
運搬車のお蔭で時間を収獲短縮でき体力的にも随分楽になった。



高森には6枚の田んぼがあるが、今日予定していた周囲の草刈りはヤボ用が連続し明日に順延となった。
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