高校を卒業して社会人になった当時は「春闘」最盛期で、配置された職場
は仕事よりも組合運動が優先していた。
社会人一年生にも関わらず課長から指導を受けることは殆ど無く、オルグを
受ける機会だけが圧倒的に多かった。
その影響でサラリーマンとしての常識を欠いたまま「権利意識」だけが先行
する社員になっていた。
それでも、後に基本的人権や民主主義を学ぶ機会を得て「権利と義務は表裏
の関係にある」ことを知り、当時の苦い経験を活かせるようになった。
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そんな経験からすると最近の若者達の「政治に無関心&権利意識の希薄さ」
には驚かざるを得ない。
それが労働者の4割が非正規という酷い実態を招き、日本経済を失速させる
遠因になったのではないか。
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