霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

2014-09-20 20:59:10 | 
減反政策の見直しが関係しているためか産直での米の販売価格が下落傾向だが、売り行きも下降傾向を辿っている。
新米収穫前に昨年産米を「完売」したいと思っているが、今の情勢だと少し無理かもしれない。
それでもここに来て少し動きが出て来たので最後まで諦めること無く努力し続けたいと思っている。



昼過ぎに卵を届けに市野々の叔母宅を訪れたら孝行息子二人と孫、更にその孫の友人の四人が稲刈りの手伝いに
来ていた。
叔母の家では飯米用の小さい田んぼ四枚を作っているだけなのでバインターでの稲刈りだが、応援部隊のお蔭で
早々に終えることが出来たようだ。



夕方電話したら庭で焼肉パーティをしているとのことだったので枝豆と一関ミートの肉を差し入れた。
そのついでにご馳走にもなり、職人業に従事しているという元気いっぱいの若い二人からエネルギーを貰うことが
出来た。
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予約アクシデント

2014-09-19 19:28:20 | 産直
それは一号ハウスで菜種の脱穀作業をしている時だった。
「道の駅」から電話が入り「枝豆三袋を予約しているお客様が夕方来店するが、キープするのを忘れている内に完売となったので
追加で出してくれないか」とのことだった。

家に在庫を抱えているはずもないが、折角我が家の枝豆をご指名頂いたお客様の「期待を裏切る訳には行かない」との思いが咄嗟に
頭をよぎった。
しかし、時刻は午後四時少し前。
畑から収穫していたのでは間に合わない。
そこで「新鮮館おおまち」に在庫を確認したら「未だ残っている」とのことだったのでそれを回収することにした。

予期せぬアクシデント対応で時間を取られ、今日終える予定だった菜種の脱穀は残ってしまったし、日課となっている枝豆の収穫は
暗い中での作業を覚悟する破目に陥った。


(久し振りに「足踏み脱穀機』が活躍)

それでも急遽出かけた「新鮮館おおまち」で嬉しい出会いがあった。
枝豆売り場で我が家の枝豆を見ていたお客様にいつものように「声かけ」したら、なんと昔の職場仲間のIさんだった。
既に古希を過ぎている筈だが相変わらず若々しく美しい。
以前は朝の時間帯に時々見かけたがここ数年は全くのご無沙汰で気になっていた人だった。

そのIさんから「お宅の枝豆が美味しいので昨日も三袋買ったばかり」と大いに励みとなるコメントを頂いた。
今日も三袋買って行かれるIさんに「男の気持ち」として追加で一袋サービスする心意気を示したのは言うまでもない。
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大根

2014-09-18 19:19:18 | 野菜
大根は既に産直に出荷できるぐらい生長したものから今盛んに種を蒔いているものまで様々。
前の畑の大根はようやく葉を伸ばし始めたが雑草も目立ち始めたので一輪管理機で「中耕除草」
を行った。
ここの畑は畝幅が狭いので通常利用している培土機は使えないため一輪管理機を使った。
この管理機は「土寄せ」をする時は逆回転、単に耕す場合は順回転とレバー操作で簡単に切り
替え可能な「優れもの」だったことを思い出し今日は順回転で行った。



限りなく自給自足を目指した「少量多品種栽培」が我が家の起業コンセプトだが、稼働に
限りがあることから徐々に産直用の野菜は減りつつある。
トマト、キュウリ、ナス、サトイモ等は昨年から自家消費オンリーになっている。

そんなベーシックな野菜の中で大根は産直用や加工用として作付け面積を増やしつつある。
しかし、今はそんなことよりも「焼きたての秋刀魚」を「大根おろし」で食べてみたいと
思っている。
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鹿の食害

2014-09-17 21:49:00 | 
後山の畑で大根を蒔くための耕耘をしていたらその下のエゴマ畑から鹿の親子が顔を出した。
小鹿はトラクターを見るのが始めてらしく、もの珍しそうに見ていたが親に催促されて上の畑に
向って進んだ。
そして収穫を終えた枝豆畑二枚を横切り大豆畑に入ったら直ぐ大豆の葉を食べ始めたので驚いた。

大きい声で追い払おうとしたが「われ関せず」で全く効き目が無かった。
結局、トラクターから降り近くまで行って追い払ったらようやく林の中に逃げて行った。


(他の畑で鹿の食害にあった大豆)

鹿の食害は以前からあったが今年ほど各地の畑で被害が発生したのは初めてのこと。

電気柵を設置するかどうかはもう少し様子を見てから決めたいと思っている。
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枝豆

2014-09-16 20:52:30 | 
今年から枝豆作付けに対する補助金が倍増される。
補助金が無くても米と並ぶ我が家の中心作物として強化したいと思っていた矢先だったので
心強い「追い風」となっている。

減反政策が廃止されることに伴いこれからの農業は「生産」だけでなく「販売」も強化しな
ければならないが「遅れて来た百姓」は勝手の知らない「生産」よりも会社時代に培った
「販売」の方が先行し勝ちだった。
しかし、今年の枝豆に関しては「販売」よりも「生産」の方で多くのノウハウを蓄積できた。
お蔭で品質向上、収量アップの展望が開け、枝豆に大きくシフトする道が見えて来たように
思える。



今日は「黄金の海」よりも「青い空」の美しさが目立つ日だった。
田んぼ周辺の草刈りもようやく終えたので、あとは週間天気予報を睨みながら「稲刈り」の
日程をセットする段階に入った。
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