夕方になって吉報を知った。
いずれ「この日」が来ることを確信していた。
学法石川の佐々木監督は仙台育英学園の監督として全国有数の強豪校に育て、
東北悲願の甲子園全国制覇を目前にしながら、2017年12月同校野球部員の不祥事
で不本意ながら責任を取る形で同校野球部監督を辞任し、年3月31日付で退職した。
その年の秋に学法石川の監督に就任し、年明けに届いた年賀状には
「新天地で 夢をもう一度 追ってみます」と記されていた。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/4f/d2862f5db0923d97828169e0fa2e0477.jpg)
全国から選手を集めて強いチームを作るのが今の高校野球の主流となって
いる中、育英時代から「選手の勧誘は一切行なわず、育てる野球」に主眼を
置いていた。
学法石川で苦節6年を要したのは止むを得ないこと。
今回の選考理由について、選考委員からは「福島県第三代表ながら秋の東北
大会で宮城県、秋田県のそれぞれ第一代表をやぶって準決勝進出したことが
上げられた」とのこと。
ネットのニュース動画で歓びに湧く学法石川を取り上げていた。
その中で佐々木順一朗監督の談話も紹介されていた。
「選ばれたからには感謝をするだけではなく、責任ある行動をとって甲子園で
思いきり大暴れする。これが恩返しだと思うので、恩返しできるように頑張っ
ていきましょう」
今夜は「勝利の美酒」に酔いしれているかと思われるので、後でお祝の
メールを送りたいと思っている。
夏は難しいが春なら甲子園に応援に行けるかもしれない。