スバラ式生活


まゆみ(酒匠・料理家・日本酒ライター)

レシピブログ → 居酒屋歳時記に変更 呑んだくれブログです。

赤坂 観世水 

2006-05-28 | 蕎麦屋
そば切り 観世水
赤坂にあるお蕎麦屋さん。他の店に行こうと思いつつ、入れなかったのでここにしました。でも、ここも平日夜は満席のことが多い人気店。場所柄かしら。

息子と2人で訪問。息子はお水で、あたしはビール。



ふたりでお通しをつまみながら待つこと数分。



板わさと卵焼き。息子は蒲鉾が好きみたいで、ひとりでモリモリ食べておりました。

お店の人に「フォーク持ってこようか?」なんて声かけてもらって、嬉しい限り。でも、この子はフォークより箸の方が上手に使えるのですすいません。1歳半から箸で豆もつかめます。おーっほっほっ、食い意地張りすぎ。



ここの卵は甘くなくて結構好きです。
固めに焼いた卵の間にダシが層になって挟まっている感じ。口に入れるとじゅわーっとダシが広がって、卵の感触はあるけど全体的にふんわりとしている絶妙な食感。

お蕎麦は、3色もりをお願いしました。



まずは、変わり蕎麦。シソが練り込んであります。
シソの香りがぷわーーーんと鼻に抜けて、お酒でダレた舌を目覚めさせてくれます。

次に素晴らしいタイミングで細切りがくるのですが、画像取り忘れましたーーーー、んがーーー、がっくし。

ということで、最後に出される太切りを。



あたし、細切りが好きなんですけど、どちらもこの時期にしてはそば粉の香りがいい美味しいお蕎麦だと思います。つけ汁とのバランスもいいし、そば湯も飲んでいくうちにトロリとなって美味。

「お蕎麦好きなんだねーお箸も上手だねーいっぱい食べて偉いねー。」って担当のお兄ちゃんがしきりに褒めてくれました。面倒見るのが好きなのかしら???で、息子にだけサービス。



いいなー、あたしにもエビスサービスしてくれ。

という訳で、初めて子供を連れて行ったのですが、とても優しく接してくれたので助かりました。蕎麦屋に子供なんて似合わない、べらんめぃ!って昔は思っていたのですが、今では一緒に行く機会がどうしても多くなってしまうので、こうして受け入れてくれる店は本当に有り難いのでした。