スバラ式生活


まゆみ(酒匠・料理家・日本酒ライター)

レシピブログ → 居酒屋歳時記に変更 呑んだくれブログです。

ポークハヤシライス

2006-04-26 | 洋風


<材料> 3人分

・豚肉.....200グラム
(下味/塩、コショウ、小麦粉)
・玉ねぎ.....小2個
・ひよこ豆.....(乾燥)50グラム
・ニンニク.....1片

・ホールトマト.....1缶(400グラム)
・ブイヨン.....1カップ
・赤ワイン.....1/2カップ

・ウスターソース.....大さじ3
・塩、コショウ.....適宜
・醤油.....小さじ1
・バター.....10グラム

<作り方>

1.ひよこ豆は水に6時間くらい漬けておく。

2.豚肉に下味を揉み込む。
 玉ねぎはスライス、ニンニクはみじん切り。

3.鍋にホールトマトを潰しながら入れ、
 ブイヨンと赤ワインを加え火にかける。

4.フライパンで豚肉を焼き、煮込み鍋に入れる。
 玉ねぎ、ニンニクも同様に炒めて鍋へ。

5.ひよこ豆もくわえる。

6.アクが出たら取り、クツクツ30~40分
 豆が柔らかくなるまで煮る。

7.ウスターソース、醤油、バターを加え暫く煮る。
 塩、コショウで味を調える。

8.炊いたご飯にドライパセリを混ぜる。
 皿に盛る。


ウチの食卓にハヤシライスが上るのは、すごーく珍しい。1年に1回くらいかな。ということは、3~4回しか食べてないってことだ。
洋食屋さんのように濃厚デミグラスソースがないので、まぁ、ハヤシライス風ってことで。

牛肉はよほどのことがないと買わないので、豚肉で代用。全然オッケーよ!こっちの方が好きなくらい。そして、大好きなひよこ豆も加えたら、これまた結果オーライの出来。今後、我が家はひよこ豆入りが定番化しそうです。とは言っても、また食べるのは来年あたりだろうけど。



花山椒鍋

2006-04-25 | 和食/主菜
割烹の幸村というお店が麻布にあります。確か2000年くらいだったかしら、幸村さんが独立して出したお店。当時は、結構独創性があると言って、話題になったものです。

そこの幸村さんが考案した、この時期限定花山椒と近江牛のしゃぶしゃぶ。
これを是非我が家でも実現させたいッ!と主人があまりにも言うので、がんばりました(予算を)。

幸村では鴨と鶏でダシをとるそうなのですが、我が家はストックの鶏ダシをまずは使用。これで、鴨鍋を楽しみます。



鴨鍋をしているうちに鴨のダシが出てくるという寸法。これだけで十分旨いのに、まだまだ前菜。これって、すごいよね。

十分鴨の味が出たところに、花山椒投入!とりゃぁ~。



香りがプンプンしてきます。あぁ、食欲刺激されるわ。そして、すぐさま牛肉をしゃぶしゃぶ。



近江牛とまではいきませんが、ちょっと奮発。我が家で牛肉を食べること自体珍しい風景。でもこれは、牛を食べるのではなく、花山椒を食べる料理ですから。実際、牛肉より花山椒の方が高価でした。だって、牛肉4枚しか買ってないもん。ははは。



お肉は、あまりサシが入りすぎていないモノの方が良いです。これをたっぷりの花山椒と一緒に頂きます。



山椒の舌がビリビリする感覚と肉の甘み。うーん、凄い。幸村さんは、山椒の鮮度も違うしそれに合う牛肉を選び、バランスのよいダシの取り方をしておられるでしょうけど、自宅で食べるには十分でございます。

いつまでも舌がしびれ、山椒の香りが鼻に抜け、口の中は爽快感でいっぱい。何とも不思議な感覚。

最後は、無茶を承知で雑炊に。



やっぱり無茶でした。花山椒の香りがつきすぎているのとダシがほんのり緑色。まぁ、完食しましたけどね。
花山椒鍋、美味しかったですし、堪能しました。何より主人が喜んでいたので、実現させて良かったわ。

そして、鍋に入れて食べきれなかった花山椒。すくい取って、次の日はお醤油で煮込んで佃煮風にしました。



一度鍋に入れた物なので、ちょっと香りが飛んでいますがそれでもご飯に乗せて食べたら、それなりに美味しかったです。


クレムリと鯖棒寿司

2006-04-24 | 外食
tiki-tikiさんの記事で鯖寿司発見!!!
あたし、鯖寿司って大好きなの。3度の飯より鯖寿司。あ、どちらにしても飯だわ。
ということで、銀座松屋の九州物産展へ!すっごい混んでいる中、鯖寿司だけ購入し、ちょっと銀座クレムリへ寄り道。



期間限定のティラミスサンデーを注文。
ミルクソフトクリームに、ココアがふりかかっていて、スポンジケーキを珈琲で湿られたものまで入っております。



クレムリのソフトクリームはミルクの味がふんわりと広がって、意外にさっぱりして食べやすいから好き。
だけどこれは、個人的にはちょっとイマイチかな。中のスポンジも珈琲浸し過ぎだし粉粉ふりかかっているのが、ソフトクリームの邪魔をしている。
うーん、やっぱり、シンプルなのにすればよかった~~。
次回は絶対にミルクソフトを...と思っているのに、サンデーに見た目でやられてしまうの。

あたしがソフトクリームを楽しんでいる間、息子はこれを飲まされておりました。



牛乳@氷抜き
「かーちゃんそれなーに?食べられないの?」
と、しきりに聞いてくるので、「いやー、苦い苦い!これは君は食べられない!うわー、苦い!」と誤魔化しておきました。わっはっは。

本命の鯖寿司はというと。



tiki-tikiさんのと違うかも?!ガーン。



ラップで包まれて入っております。
鯖はこーんなに分厚くて、ご飯より鯖の方が勝っている感じ。



一切れ口に放り込むと、「うわー。」と思わず叫んでしまうほどの脂。これならもう少しお酢が効いている方が好みかな。
ちょっと脂が乗りすぎ...と思いつつも完食。久しぶりにボリューム満点の鯖寿司とビール1本で、かなりお腹は満足満腹でした。


豚肉巻きおにぎり

2006-04-23 | 和食/主菜


Kitchen.さんのレシピを拝借して作りました。

元レシピには、お野菜がてんこ盛り入っていましたが、あたしのは紫蘇と胡麻のみ。
ご飯にみじん切りの紫蘇と胡麻を混ぜて、豚肉で巻きます。豚肉も切り落とし肉を広げて使うというケチぶり。いいのいいの。
これをフライパンで焼いて、甘辛く味付けしました。

うーん、美味しい!濃いめの豚肉を食べた後、口の中に紫蘇の風味が広がって後口さっぱり。これは何個でもいけちゃうわ。

こちらはノビル。



さっと茹でて、酢味噌でいただきます。これにお酒を呑むと幸せ~になれるのです、ニヤリ。

味噌つながりで、コゴミも。



さっと茹でて、辛子酢味噌をかけました。この倍以上の量でなんと驚きの80円!主人が買ってきてくれたのですが、こういうお土産は大歓迎。しかも、すっごい美味しいの。ラッキー。
他に盛られているのは、長命草と苦菜。まだまだ余っているのです、とほほ。葉っぱの色が褪せてきたので、早く食べきらないと。

これもノビル。



ごま油で炒めて、味噌と醤油少々で味付けしました。

ノビルは全然クセもないし食べやすい。地味ーに美味しい、こういうの大好き。
何年も前ですけど、美味しんぼで見てノビルというのがある、と知ったのです。栗田ゆう子が足を怪我したときに、山岡が山から取ってきてあげる場面。んー、今のこの気持ち、幸せ!とか何とか言うんです、確か。


イングリッシュマフィン

2006-04-22 | パン


フライパンで焼くパン。オーブンでも焼けるのでしょうけど、生地を丸めてフライパンに置くだけでパンが出来るんだから、こっちの方がずーっと簡単。

実は、フライパンで作るのって初めてで、中までちゃんと焼けるのか?!と半信半疑だったのですが、ちゃんと焼けるんですねぇ!うほほ。しかも、すごーく便利で簡単。これ、毎朝作ってもいいくらい。ご飯炊くより楽だわ。

この焼きたてイングリッシュマフィン。中はふっくら、外側はカリッとして、ホカホカ温かいのがまた美味しいの。



そして、少量の砂糖だけでさっと煮た苺ジャムを乗せたり、たっぷりハチミツをかけたりして食べました。うー、こりゃぁ、旨い!
付け合わせは、クレソンのスクランブルエッグ。クレソン大好きなので、ここ最近頻繁に食べてました。

この、フライパンで焼くパンの簡単さがすっかり気に入ってしまったので、ナンも作ってみることに。



フライパンにびよーんとのばして焼くだけ。おー、やっぱり簡単!しかも美味しいー。
スーパーカメリアと全粒粉を混ぜて生地を作りました。

で、中にはチーズを入れたものも。



とろーりチーズがたまりません。

さてさて、イングリッシュマフィンに使う為に買ったコーンミール。たくさんあるので、コーンパンも作ってみることに。



これ、初めて作ったんですけど、独特の食感にコーンの香り。
「アメリカの食べ物、って感じだなぁ。」
とつぶやくと、主人が激しく頷いておりました。否定している訳じゃないですよ!言い訳すると、うん。
美味しいですよ。これ、ベーキングパウダーを使ったので発酵もいらないし、すっっっごい簡単。焼きたては香りも良いんですけどね。
どうも、モソモソした食感と飽きやすい味が好みではありませんでした。何か、改善方法をとってまたチャレンジしようかな。