岡山から東へ二つ先の駅、東岡山と途中兵庫県の播州赤穂を経由して
相生に至る57.4㎞を20駅で結ぶ路線が赤穂線である。
全線が単線電化のローカル線だ。
起点と終点の駅でそれぞれ山陽本線と接続していて、丁度バイパスの
ような路線でもある。
山陽本線がやや内陸部を行くのに対し、赤穂線は瀬戸内海の沿岸に沿っ
て走るが、その割に海を望むことは極めて少なく、車窓の景色では残念
な路線でもある。
営業の歴史は比較的新しく、昭和26(1951)年に相生と播州赤穂の間
で営業が始まり、同年末には姫路駅まで直通運転されている。
赤穂から西の路線は、その後断続的に延伸され、東岡山までの全線が開
通するのは昭和37(1962)年のことだ。
多くの列車は岡山を始発着駅とするか、山陽本線の倉敷方面から岡山
を経て、暫く山陽本線を走り東岡山から同線に入る。
これらの列車は、西大寺か長船で折り返すか、その先なら播州赤穂での
折り返し運行が殆どで、運転系統はこの駅が区切りに成っていて、この
先相生まで直通する列車は皆無だ。
播州赤穂から相生・姫路に向けては、土曜休日は姫路までの短区間の
運行が多い。
しかし平日には、「大阪近郊区間」として快速や新快速電車(赤穂線内
から姫路駅までの間は各駅停車)が、途中相生から山陽本線に入り姫路
を経由して関西圏(野洲や米原行きなど)に直通する列車の運行がある。
岡山と播州赤穂の間では土日休日と平日のダイヤはほぼ変わりないが、
関西圏に向けては、運行形態が大きく変わるのも特徴で、播州赤穂駅を
境に通勤・通学や商圏への利用形態が全く異なるのも面白い路線である。(続)
【注】赤穂線は保守作業のため、5月12日~14日、備前片上と播州赤穂の
間で、日中の一部の列車が運休し、バス代行輸送となります。
詳しくはJR西日本岡山支社にお問い合わせください。
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相生に至る57.4㎞を20駅で結ぶ路線が赤穂線である。
全線が単線電化のローカル線だ。
起点と終点の駅でそれぞれ山陽本線と接続していて、丁度バイパスの
ような路線でもある。
山陽本線がやや内陸部を行くのに対し、赤穂線は瀬戸内海の沿岸に沿っ
て走るが、その割に海を望むことは極めて少なく、車窓の景色では残念
な路線でもある。
営業の歴史は比較的新しく、昭和26(1951)年に相生と播州赤穂の間
で営業が始まり、同年末には姫路駅まで直通運転されている。
赤穂から西の路線は、その後断続的に延伸され、東岡山までの全線が開
通するのは昭和37(1962)年のことだ。
多くの列車は岡山を始発着駅とするか、山陽本線の倉敷方面から岡山
を経て、暫く山陽本線を走り東岡山から同線に入る。
これらの列車は、西大寺か長船で折り返すか、その先なら播州赤穂での
折り返し運行が殆どで、運転系統はこの駅が区切りに成っていて、この
先相生まで直通する列車は皆無だ。
播州赤穂から相生・姫路に向けては、土曜休日は姫路までの短区間の
運行が多い。
しかし平日には、「大阪近郊区間」として快速や新快速電車(赤穂線内
から姫路駅までの間は各駅停車)が、途中相生から山陽本線に入り姫路
を経由して関西圏(野洲や米原行きなど)に直通する列車の運行がある。
岡山と播州赤穂の間では土日休日と平日のダイヤはほぼ変わりないが、
関西圏に向けては、運行形態が大きく変わるのも特徴で、播州赤穂駅を
境に通勤・通学や商圏への利用形態が全く異なるのも面白い路線である。(続)
【注】赤穂線は保守作業のため、5月12日~14日、備前片上と播州赤穂の
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