まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

山小屋 拓庵

2010-01-05 | 暮らし
三日の日は実家へ行った。
弟家族が来ているので孫を連れて行くと、父の作った名づけて「拓庵」(開拓の拓である)という山小屋で、火を囲んでいた。
ちなみに、短歌を作るときは「拓山」(たくざん)という。

ちょうど焼き芋が出来たところで、小屋に到着した。
食すると最高に旨い。
孫は「おいしいねぇ」と、喜び、ぎんなんを勧められると
「実は、ぎんなんはたくさん食べると鼻血がでるんや・・」と、言う。
実は・・などと、誰に習ったのか。
帰りの車では、しきりに
「愛ちゃんはかわいいねぇ。kouは愛ちゃん大好き」といっていた。
3才にして初恋か。
チャイルドシートに埋もれて、頬を紅潮させていた。
家では爺婆ばかりなので、小学生くらいの女の子は魅力なのだ。
まあ、深い意味はない。
焼き芋を黙ってくれるし、粘土遊びも一緒にしてくれる。
何より、うちのばあばたちのように騒がしくない。
静かに上品に遊んでくれる。
そういえば、わたしも、昔はこの家で皇室の妃殿下のように静かに遊んでいたのだ。
嫁に来てから、少し変わってしまった。

弟は45才にして大叔父という位置づけに、少々戸惑っていたようす。

なにはともあれ、山小屋のひとときは楽しかった。
火を囲むというのは良いものだ。