まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

毎年よ 寒い彼岸

2022-03-22 | 弓道
東京では電力量の供給が難しく、萩生田大臣が節電をお願いしていた。
彼岸が過ぎても寒いのである。
それでも、甲子園では熱い戦いが繰り広げられ、星稜は延長戦11回で、1点差で逃げ切った。嬉しい。

さて、寒い彼岸の句がある。

正岡子規の彼岸の句
「毎年よ 彼岸の入に寒いのは」
「母の詞自ら句になりて」という前書きがついている。
会話の中でふと五七五の言葉が出て、それをそのまま句にしたそうだが。
「毎年よ」で始まるのが、しみじみ良い。

寒いが夜の稽古に出かける。
引けども引けども、いつもながら手ごたえのない射だった。
「毎度のことよ・・・」である。年を重ねて、さらに寒い射である。