まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

令和6年能登半島地震

2024-01-02 | 事件簿
地震に名前がついた。「令和6年能登半島地震」と、ニュースで流れた。

昨夜、実家の猫にエサをあげて、しばらく婆さんと過ごしていたが、20時過ぎに娘たちが家に戻ったというのと、TVのニュースでの様子で、わたしたちも帰ることにした。
時折、揺れるので気持ち悪い。服を着たまま寝た。

帰ってから改めて我が家の被害を見た。
箪笥の上のシーツ袋が落ちていた。
達磨も棚から落ちて、頭の上にひびが入った。
これでは願をかけたのが無効になりそうだ。



娘は、飾ってあった皿が割れたとか、棚を開けたら雪崩れて中身が出たとか。
そのくらいの被害で済んだが、能登はそうはいかない。
ニュースでは、珠洲市は壊滅的、輪島の火事も悲惨。
志賀町の家屋倒壊被害の甚大さを繰り返す。

遠くの従姉や、弓仲間からのお見舞いの連絡。
また、能登の弓仲間の安否確認。
里山海道で足止めされた弟たちの脱出の心配。
ゆうべ「どうして帰ろうか見当がつかない」とのLINEあり。
暗くなるので、動かない方が良いし、明るくなってから判断しますとのこと。
陥没しているところがあり動けないのだ。
弟が送ってきた画像。心配で気が気でない。


朝早く弟からLINEで、「車を捨てて歩き出した」とのこと。
周りの人たちとも相談し、徳田大津インターまで6キロほどなので、歩くとのこと。
志賀町の弓仲間が避難しているというので、そのインターに着けば避難所にいけるだろう。
10時過ぎに到着し、警察の誘導で旧土田小学校に到着。
救援物資を頂いて一息とのことで、とりあえず良かった。

暮れに、従弟妹会をしてみんなでグループLINEをつないだことが良かった。
何もできないわたしの代わりに、従弟達のおかげで、励まし、次の行動相談、道路状況、あちこちの情報を交換し、結局、K君が迎えに行くことになった。
避難所から河北までのルート、才田橋が落ちそうだということ、支援の緊急車両が続々北上しているので南下は渋滞するだろう。
津端から金沢方向が渋滞。
能登半島外浦は志賀町まで行けるが、以北は輪島まで道路崩壊のため前進できず。その周辺が渋滞の予想。
あちこち通行止めの情報。
ナビでの渋滞情報を頼りに、K君の救出作戦。
16時44分救助者確保。よかった。
帰り気を付けてね~。。
LINEでつながって、従弟妹達のおかげで助かった。
あたしゃ何もできず老婆が狼狽しただけだった。

夕方、18時40分に帰宅。
お疲れー。従弟妹LINEでは無事を喜んで終了。

その頃、羽田では支援物資を運ぼうとしていた海保の飛行機と、JALの衝突。
正月明けて2日間つらい・・。

能登半島地震

2024-01-02 | 事件簿
今年の我が家集合は娘の都合で、1月5日になったので、元旦の午後は久々にゆっくりと、出しそびれた賀状を出し、郵便局から菅生石部神社で初詣して帰ろうと思った。
神社は長蛇の列で、駐車場も満車だったので、小学校の駐車場に停めてゆっくり歩いて神社の正面へ行くと、列は少し短くなっていて、まず参拝者の様子を写して順番待ちしていた。
4時ころ私は鳥居の下にいた。




鳥居を抜け上記の画像を撮った途端、手にしたスマホが、みんなのスマホと共鳴して、異様な緊急警報がウッウッとうなりを上げて「地震です!!」と。
恐怖心を煽る。なんや?なんや?地震!!と、恐怖心をピークにして、次の瞬間ぐらっときた。
「鳥居から離れましょう!!」と、前の家族と一緒に段を上がったところで、グラグラッとさらに激しく揺れた。
今までに経験したことのない大きな揺れに、若いお母さんがパニックになって「キャ~!!」と、うづくまり周りの人が、大丈夫、大丈夫と、かばって数秒の恐怖は終わった。

すぐ家へ帰る人、階段にカバンを置きっぱなして逃げる人いろいろ。

直後、治まったので、わたしはとにかく家内安全を願って、お賽銭を奮発し孫の合格祈願のお守りを買った。
周りの人も、ことの重大さを知らず、とりあえずお参りをすまそうと列が少なくなったことをいいことにお参りしている。


車に乗ろうとしたころ、娘から切羽詰まった声が。
「どこにおるん?」「津波やし避難せな!」大聖寺は低いので、山中方面と中央公園へ向かうとのこと。
私の家は川沿いなので、逆流したら危ないかもしれない。
実家は山の上なので、弟に電話したら「今、七尾や~」と。
えっ~~。家族3人でドライブ中!!
TVをつけたら、「にげろ」「にげろ」
我が家の被害状況は、棚の上の物が少し落ちたくらいで、さほどでもない。
しかし、切羽詰まった「にげろ」に、私も娘もせかされて中央公園に向かう。
車が数珠つなぎに中央公園へ向かっている。
近くのアビオの渡り廊下も落ちた。

廊下のところがずとんと落ちたらしい。
LINEに入ってきた。


加賀市内の町のあちこちも、隆起している。
震度5でこのようなことになるのだ。
震度7の能登は大変だ。



弟たちは今夜は車の中だ。心配だ。
従弟たちとのLINEに知らせる。