長い間、石川県で弓を引いていて、宝達志水までは殿が元気な時は、試合に出かけたが、能登方面は殆ど行ったことがない。
羽咋へは、遠いけれど講習会に頑張って車を走らせて出かけたけれど。
しかし、しばらくコロナ禍で抑えられていたせいか、解禁になって、TさんとYさんと共に、昨年7月に中能登の大会、9月には和倉温泉に泊まって能登島の大会に出かけた。
また、宝達志水も殿と出かけて以来久しぶりだった。
長い間弓を引いていて初めて能登で弓を引いた。それも立て続けに。
長い間弓を引いていて初めて能登で弓を引いた。それも立て続けに。
まさか、こんなことになろうとは。
今、宝達志水の道場も射場の隆起と、矢道と安土の地盤沈下で危険な状態。
能登島の道場も、安土は崩れ、矢道は隆起、射場の照明落下と、危険な状態。
中能登の立派な体育館続きの道場の、的場の屋根が崩れたとのこと。
本来、日々の生活が基本なので、弓が引けるようになるのはその後となる。
能登の仲間の無事を案じ、被災者の方々のニュースを観るにつけ、今ある自分の非力さを知る。
先日、わずかながら、居ながらにして出来るので、ネットバンキングで義援金受付の振込先に振り込んだ。
これとて、有名人のように多額に出来るわけではない。
水が不足というHちゃんに、電気はきたというから、さつまいもを炭酸水の缶1本で、甘くておいしいふかし芋ができるよ~とLINE。
炊飯器に入れて米を炊くようにスイッチポンで。
去年、試合の合間に、Hちゃんと「なかなか中らないよね~」と、話していたことを思い出して、中らなくてもそこにいて、ふたりで並んで座って笑っていられたことが、どんなにかいい時間だったか思い知らされた。