まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

長い一日 その2 弓道大会の後

2019-05-03 | 弓道

いつも柳の下にどじょうはいない。

冠に全日本と名がつこうが、加賀の道場の月例会であろうが、することは同じ。柔道や剣道のように、相手が強かったという言い訳はできず、ただ自滅あるのみ。

的の前と後ろに外れて、ゼッケンを自ら外して帰るのである。大会前にひとつ食べたおにぎり。もうひとつを終わってから食べた。

バスで帰ることにした。車窓からは、人が地面から涌き出たのではないかというほどの人混み。レンタル着物の女の子もいっぱい。外国人も着ているようだ。女の子はどこの国も可愛くありたいのだ。

バスはステップが低くなっていて、弓を立てたまま乗れたので嬉しかった。昔はバスに乗ると斜めに弓を保たなくてはならなかった。しかし、2時前に乗って京都駅に着いたのは3時過ぎだった。京都市内を走るのと、加賀温泉まで行くのとあまり変わらないくらいだ。弓と荷物を肩に走って電車に飛び乗った。このたくましさはどうだ。人から見たら走っているようには見えなかったかもしれないが。

荷物が肩に食い込む。急いで電車に乗って早めに帰れると思ったのに、牛ノ谷から加賀温泉までの間で、人が侵入したとかで電車が芦原温泉で停まってしまった。その頃、弟から電話で、従妹が叔母の家で集合しているという。母も叔母も集合しているとのこと。電車の動かないのが残念だ。

ようやく30分後に動き出し、ビールを少し買って手土産に持っていく。

兵どもが夢のあと。バーベキューの残りと、出来上がっているみんなの顔。しかし、十分楽しかった。話は尽きない。年が離れていて話したことのない従妹が登場した。血のつながりは怖いもので、あっという間に盛り上がる。

9時前に解散となったが、その後、実家で少し話をして帰った。昼におにぎりを二つだけしか食べなかったことに気付いたが、そのまま風呂に入って寝たら、翌朝体重が1.5キロ減っていた。

長い一日はカロリーを消費して終わった。

 

 

 


長い一日 その1 全日本弓道大会出番待ち

2019-05-02 | 弓道

5時に起きて、おむすびを二つ作り6時35分のサンダーバードに乗る。京都駅からタクシーに乗り9時1分に都メッセに着く。すでに開会式は始まっている。Sちゃんに受付を済ませてもらったので、すぐに着替えようとしたが、ん??日帰りで「全日本弓道大会」に、出るために昨日準備したのは、弓道衣(白の筒袖)。周りの人はみんな和服。さて、どうしたものか。

この大会に出るのは何年ぶりだろう。10年ほど出ていない気がする。審査には自分の病気と殿の病気が重なったときですら3年抜けているだけだが、それでも3年ぶりに来た時に、黒の着物ばかりになったことで色物を着て行って気が引けた。さて、この大会で白の弓道衣を着ている人はといえば、過去に入賞しているKさんが着ていた。他にちらほらいることが分かった。大会実施要項には、「服装は弓道衣又は和服」とあったので、別に間違いではなさそうだ。競技は弓道衣に決まっていると思っていたので、95%くらいの人が和服だったことに、浦島太郎みたいな気持ちになった。玉手箱をもらったわけでもないが、しばらく来ないうちに変わってしまって、ほんのこの前という時間が10年単位になったら、もう老人の仲間だ。そういえば、亡くなった爺さんが、ほんのこの前まで裏の山に熊が出ていたと言ったっけ。「この前っていつ?」と、孫の娘が訊くと「20年程前かなあ」と、言っていた。

後で、5年日記を見たら、最後に京都の大会に出たのは2008年だった。わたしが、六段に合格したら殿と受審する日が違うので、京都滞在が長くなって、中1日挟む大会には出られなくなったのだ。それでも、大会の申し込みだけした年もあった。もしかして、行けたら・・という気持ちから。

全国大会というのはいいものだ。久々に緊張して弓を引くぞーと。しかし、待ち時間が長いので、仲間とちょいと新しくできたお土産屋に行く。ここも様変わりした。昨年出来たらしい。外国人客が多いこと。

 


弓道勉強会

2019-05-01 | 弓道

令和元年の第1日目に、弓道仲間と自主勉強会をした。普段は県連の仕事を在宅でしている仲間だ。メーリングリストでつながっているけれど一緒に弓を引く機会がない仲間たちが都合をつけて集まった。

連休に入ってから誰も稽古をしていなかったので、あづちはカラカラに乾いていた。十分水を撒き、お茶とコーヒーの用意をしてみんなの来るのをワクワクして待った。親子ほど違う若い人たちと遊べるのも弓道ならではである。

ビデオを撮ってみんなで意見を言い合い、高段者のM先生に的確な意見と、互いに射を見合っての研修。

いつも注意されるところをビデオを見ると一目瞭然、納得と反省が同時にやってくる。

午後は一つ的射礼をした。どっこいしょな場面や、弓止まりの悪さなど。歩き方、視線の注意、位取りの注意点・・・。令和の第一日目は実のある日であった。さて、明日から京都弓三昧の方も多いと思う。若い人たちが頑張ってくれるといいなと思う。わたしは今日のビデオを見る限り、もう一歩ランクアップしなけりゃいかんなと思ったので、明日は楽しんで引く弓道大会としよう。

それにつけても、雅子皇后がお元気そうで何よりだった。浩宮様は登山が好きなのであるが、天皇になられたらなかなか山登りも難しいのではなかろうか。


令和元年

2019-05-01 | 暮らし

おめでとうございます。

令和となりました。たったひとりでその瞬間を迎えました。その前に、殿が買っただるまの目が濁っていることに気づきました。白内障のようです。

塗りなおして、もういちどお願いをしました。前のお願いは叶えられていないからです。 

だるまとふたりで令和となりましたので、寝ることにします。平成の時代には戦争はなかったけれど災害がありました。何事もない時代はないですが、それでも平和で無事でありますように。

所定の場所にいてもらいましょう。では、おやすみなさい。