カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

美輪明宏/ロマンティック音楽会。

2013年02月03日 21時42分59秒 | 音楽・舞踊 / MUSIC & DANCE
昨年の紅白歌合戦に初出場した美輪明宏。
その映像は見ていないのだが別の映像(ヨイトマケの唄)を観て・・・
・・・ 思わず号泣・・・・。

 それは・・・・
歌が上手いとかテクニックがどうとか言う次元ではなかった。
理屈ではない人間を感動させる魔力を感じた。
この人は生まれながらにして持ち合わせた力がある。

と言う理由で、今まで一度も観た事がなかったのだが、
美輪さんも77際だしね・・・
早いとこ観ておかねば後悔するかもしれないと、
タイミングが合った今、観に行った。

美輪明宏 全曲集 2013
クリエーター情報なし
キングレコード


私は美輪さんの事をよく知らないし、
まぁ世代が違う事もあって「ヨイトマケの唄」位しか知らない。
あとは誰よりも上手いと言われる「愛の讃歌」が聞ければそれで良かった。
 コンサートはまずメンバー紹介から始まる。
今までいろんなコンサートに行ったがメンバー紹介から始まるのは、
生まれて始めてだった。

進行は美輪さんが曲にまつわるお喋りなどをして、
その後に歌がある。常にこのパターンである。
前半は心の栄養となる人生そのものの唄を1時間、
20分の休憩を挟んで後半は1時間弱であった。

前半の〆前に「ヨイトマケの唄」があり、
歌の紹介の段階から号泣・・・。
 
 「とぉちゃんのためならエンラコラ
  かぁちゃんのためならエンヤコラ
  もうひとつオマケにエンラコラ

と地球の根底から突き上げる様な声にグッときた。

後半は思いがけない曲「ベサメ・ムーチョ」で始まり、
知っている曲は「ラスト・ワルツは私に」だけだった。
カーテンコールの後、お待ちかねの「愛の讃歌」。
これも曲前の語りの部分でこみ上げるものが・・・。

歌唱力があるとかないとか、
もはやそんな次元ではないのである。



美輪さんも言っていたが、
落ち目になった時に人はこうまでも冷酷になれるものか・・
と思ったそうだ。
しかし水戸黄門の主題歌ではないが、
人生苦あれば楽あり、谷あれば山あり、
必ずまた這い上がれるのだから諦めては駄目なのである。

なおロングランの「黒蜥蜴」の公演であるが、
今年が最後になるかもしれない・・・との事だった。
残念ながら私は日本にいないと思うので、
誰か代わりに見てくれないかなぁ・・・。

にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へにほんブログ村
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする