先日「林住期」の話をしたが、
まさにその林住期の話である。
優雅なセカンドライフを夢見てインドに来た
人の老イギリス人が、
到着したのはボロボロの古ホテル。
このホテルを舞台に喜怒哀楽を交えた物語が展開していく。
この映画はオーバーな脚色がない。
3年半生活してみてインドとは正にこの通りなのである。
そのへんがこの映画の良い所である。
下手に面白くしようとしてデフォルメしていない。

ホテルの若きオーナーが
事あるごとに自分に有利なように解釈して説明したり、
自己中心的な態度をとったりするのだが、
大方のインド人は概してそんなものである。
この映画が描いている通り、
インドは不便で不自由で面倒くさい所なのだ。

しかしワクワクドキドキ面白いのである。
私が林住期をインドで過ごそうと思った理由もそこにある。
人の中でインド生活に適応できたのは、
マイナス点を受け入れて、逆に面白いと順応できた人。
最初は受け付けなかったけどインド人のピュアな心に触れて、
最終的に受け入れた人。
心を開けなかった人は母国イギリスへ帰って行く。
インドと言う所は自分から心を開いて行けば、
向こうも受け入れてくれるものである。
必要以上に警戒したり撥ねつけたりすれば、
前に進めないのである。
こんなホテルがあったら是非とも住みたい。
ホテルでなくてもマンションやコロニーでも良い。
私の印住期(林住期+遊行期)は、そうありたいものである。
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3年半生活してみてインドとは正にこの通りなのである。
そのへんがこの映画の良い所である。
下手に面白くしようとしてデフォルメしていない。



事あるごとに自分に有利なように解釈して説明したり、
自己中心的な態度をとったりするのだが、
大方のインド人は概してそんなものである。
この映画が描いている通り、
インドは不便で不自由で面倒くさい所なのだ。


しかしワクワクドキドキ面白いのである。
私が林住期をインドで過ごそうと思った理由もそこにある。

マイナス点を受け入れて、逆に面白いと順応できた人。
最初は受け付けなかったけどインド人のピュアな心に触れて、
最終的に受け入れた人。
心を開けなかった人は母国イギリスへ帰って行く。
インドと言う所は自分から心を開いて行けば、
向こうも受け入れてくれるものである。
必要以上に警戒したり撥ねつけたりすれば、
前に進めないのである。

ホテルでなくてもマンションやコロニーでも良い。
私の印住期(林住期+遊行期)は、そうありたいものである。
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