
CT検査は毎年の胃の検診で受けているので慣れているのだが、
おさらいしておく。
CT検査とは

computed tomography の略で、
コンピュータの断層写真という意味である。
X線管球から発生したX線が、人間の身体を通り抜けて、
反対側にある検出器によって測定される。
測定されたX線の量をデジタル信号にしてコンピューターで計算すると、
CT画像が表示されるのだ。
X線が通りにくい骨のような部位は白く、
X線が通りやすい空気などは黒く表示される。
身体を1cm間隔で輪切りにした写真が撮影されるので、
1cm未満の病変が写らないと言う欠点もある。
今回私はMRI検査も受けているのだが、
CTとMRIは得意分野が異なるそうで・・・
併用するケースが多いらしい。
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検査の前は食事を取らない・・・

毎年の検診のCT検査では造影剤を使用しなかったのであるが、
今回はヨード造影剤を右腕の静脈から注入してスキャンを行った。
ヨード剤の副作用としては、吐き気、嘔吐、かゆみ、じんましん、
熱感(造影剤注入時に熱い感じがする)などで、
検査中~検査後1時間の間に起こることが多く軽度のものがほとんどである。
1万人中4人程度で、咽頭のむくみ、血圧低下、呼吸因難などの
重い副作用が起こったり、検査終了後~数日後に痒みや蕁麻疹、
吐き気、めまいなどの症状があらわれる事もある。
気管支喘息等のアレルギー歴や造影剤による副作用歴、
腎機能障害などがある場合は副作用が起こりやすいそうだ。

くれぐれもサバを読まないように。
最初は造影剤を入れないで何枚か撮影し、
造影剤を入れながら1枚撮影した。
造影剤が投入されると首の下から下腹部まで暖かくなった。
検査時間は15分程度で、結果は異常なしであった。


新たなる病変。
乳癌になりやすいファクター。
マンモグラフィと細胞診。
超音波検査とMRI検査。
