サヘート遺跡からさらに奥に進んで行くと、マヘート遺跡にたどり着く。
入口右手にあるのがジャイナ教寺院の跡。

そしてどんどん奥に行くと正面に見えてくるのが。
アングリマーラのストゥーパ跡である。

アングリマーラは釈迦の弟子の一人で、本名はアヒンサと言う。
12歳でマニー・ヴァードラというバラモンに師事し四ヴェーダを学んだ。
このバラモンには500人の弟子がいたが、
アヒンサはその中でも特に体力があり智慧が優れ容姿も端麗であった。
ある日、師匠の留守に師の妻がアヒンサを誘惑した。
アヒンサは断ったが妻は自らの衣を破り裂き「アヒンサに乱暴された」と訴えた。
師は怒りアヒンサに剣を渡し「明日より1000人の人々を殺し、
指を切り取り首飾りにすれば、お前の修行は完成する」と命じた。
彼は悩んだが師の命令に従い人々を殺してその指を切り取っていったため、
アングリマーラ(指鬘)と呼ばれ恐れられた。
そしてついにあと一人で千人と言う場面で釈迦に出会い弟子となった。
・・・・と言ういきさつのアングリマーラのストゥーパ群である。

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指を切り取り首飾りにすれば、お前の修行は完成する」と命じた。

彼は悩んだが師の命令に従い人々を殺してその指を切り取っていったため、
アングリマーラ(指鬘)と呼ばれ恐れられた。
そしてついにあと一人で千人と言う場面で釈迦に出会い弟子となった。
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