カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インドの寺院】 ~ マハーカーレシュワル寺院~ (ウッジャイン)

2018年02月24日 21時52分59秒 | 西インド / WEST INDIA
ウッジャインで最も重要なヒンドゥー教寺院である。
シヴァ神を祀るこの寺院にはインドに12体ある、
特別なリンガシヴァ神のシンボル)「ジョティ・リンガ」がある。
これは自然に現れたリンガで創造エネルギーを自ら導き出すと言われている。
通常のリンガは僧侶がマントラを唱える事によってエネルギーを注ぎ込む。

インド神話によると・・・・
ブラフマー神とヴィシュヌ神がお互いに最高神であると論争していたところ、
大地が裂けて巨大な光の柱が現れた。その起点を探すために、
ヴィシュヌ神は猪の化身となって地中に潜り、
ブラフマー神は鷲に姿を変えて大空へ舞い上がった。

しかし見つからないまま1000年が経過し、
光の柱からシヴァ神が現れた時、ヴィシュヌ神とブラフマー神は、
シヴァ神こそが最高神だと悟った。と言われている。

この寺院は1234年にアルタミシュの侵略が始まった事により、
1235年に破壊されたが19世紀にシンディア家によって復元された。



そのジョティ・リンガを見る為に入ろうと思っていたのだが、
とにかく凄い行列だったので並びたくなくなった。
と言う訳で寺院の外側(本殿の上部しか見えないけど)と
ジョティ・リンガの写真のみ。

 

なお、ジョーティ・リンガがある12カ所は、

① ソームナート寺院(グジャラート州)
② マッリカルジュナ寺院(スリサイラム、アーンドラ・プラデーシュ州)
③ マハーカーレーシュワル寺院(ウッジャイン、マディヤ・プラデーシュ州)
④ シュリー・オームカル・マンダタ寺院
   (オームカレーシュワル、マディヤ・プラデーシュ州)
⑤ ヴァイジナート寺院(デーオガル、ビハール州)
⑥ ビーマ・シャンカル(プネーの北西、マハーラーシュトラ州)
⑦ ラーマナータスワーミー寺院(ラーメーシュワラム、タミルナードゥ州)
⑧ ナゲーシュワル寺院(ドゥワールカー近郊、グジャラート州)
⑨ ヴィシュワナート寺院(ヴァラナシ、ウッタル・プラデーシュ州)
⑩ トリムバケーシュワル寺院(ナースィク近郊、マハーラーシュトラ州)
⑪ ケーダールナート寺院(ケーダールナート、ウッタラーンチャル州)
⑫ グリシュネーシュワル寺院(エローラ近郊、マハーラーシュトラ州)

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