インファール(今回より呼称を現地人の発音に従ってインファールと改める)
IMPHALと記載されるが発音は「H音」が入る事により、
インパールよりインファールの方が近い発音となる。
なおインドではインファールなら通じるがインパールと発音しても通じない。
さて、前回2019年2月に訪問した時には博物館の建物は完成していたが、
展示物は入っておらずカラッポの状態を見学した。
その後6月に開館したので改めて訪問した。
入場料は100Rs(約160円)で内部撮影は禁止である。
上の写真でカラッポだった中央部分にはマニプル州の各部族の写真と織物が飾られていた。
(この場所のみ撮影許可を得て撮影。)
安部首相が書かれた「平和」の額があった。
順路に沿って進むといろいろ指向を凝らした展示物があり、
期待していたより良かった。
この周辺から掘り起こされた遺品などもあったが、
そればかりではなくマニプル州の事もちゃんと説明されていた。
第二次世界大戦においてインファールで行われた戦闘は1944年3月~7月の事である。
75年前であるがこの事を記憶に留め、
この地で戦い尊い命を落とされた人々に祈りを捧げる。