マニプル州もそうだったのだが、至る所に兵士の姿があった。
ナガランド州でも独立派の過激派がいるため、
いつ何時、武力抗争が起こっても不思議はない。
ちなみにこの囲いの中は井戸である。間違って落ちないために囲ってある。
そして周囲には花も咲いていた。なんだか安らぐわぁと思っていたら、
このこんもりと盛り上がった土の中から日本兵の遺体が7体発見されたとの事。
マニプル州もナガランド州も戦没者の供養は進んでいない・・・。
こうして普通に歩いている土の下にも・・・・
人々が生活している地面の下にも眠っているのだ・・・。
戦後、マニプル州やナガランド州は分離独立運動による政情不安のため、
インド政府は外国人の立ち入りを規制していた。
それが理由で遺骨収集はあまり進んでいない。
日本軍が撤退して75年が経った今年(2019年)6月、
マニプル州のロトパチン村に日本財団の協力で平和博物館が開館した。
それによって今後、何かの動きがあるかもしれない。期待したい。