現在インドの東北8州(アッサム州、アルナーチャル・プラデシュ州、
シッキム州、トリプラ州、ナガランド州、マニプル州、ミゾラム州、メガラヤ州)で、
入境時にパーミットが必要なのはアルナーチャル・プラデシュ州とシッキム州だけであるが、
外国人は空港等でパスポートを提示しビザや入出日や手段を届け出る必要がある。
インファール空港にあるカウンターをうっかり見逃してしまった場合、
どこかでチェックされた場合、恐らく困った事になると思われる。
気付かなかったで済まされるかどうかは運命である。
さて、前回2019年2月にインファール空港からマニプル州に入った時には、
パスポートにスタンプを押されたのであるが・・・・
今回はスタンプが省略または廃止になったようで・・・・
パスポートに手書きの付箋が貼られただけだった。
これいとも簡単に剥がれるじゃん。いいのかな・・・。
でもなくしたら大変だなぁ、などと思っていたのだった。
で、今回はインファールからナガランド州のコヒマに向かったのだが、
行きはチェックポイントで止まらなかった(ガイドさんの指示もなし)。
州境を超えたと気づいたのは標高2000mのマニプル州のマオでランチをとって、
その後の山を越え何だか家屋の感じが少し変わった気がして、
運転手にナガランド州か?と尋ねたからだ。
なので州境でチェックが必要だった事には全く気づいていなかった。
ところが帰り道、ナガランド州から州境を超えたマオでランチをとり、
ぶらぶらしている所にジャージの上下姿の一人の村人が話しかけてきた。
村人「どこから来たのか?」
私達「日本です。」
村人「何人だ?」
私達「7人です。」
村人「全員パスポートを持って来てください。」
そこでガイドさんを呼ぶと、
インファール空港からマニプル州に入っているから問題がない。
と説明してくれたのだが・・・とにかく来るようにとの事。
そこで全員のパスポートを集めて提出したのだった。
振り返って見れば・・・州境があるではないかっ!!
商店の上にマオ警察の看板がっ! 全く気づいていなかった私達。
で、小一時間待たされたのでちょっと買い物をしたり、お茶をのんだりしていた。
パスポートにはスタンプが押され返却されたのだった。
というわけでマニプル州とナガランド州の州を超える場合には、
警察署で登録が必要であった。
それにしてもジャージの上下の村人が警察官だとは思わんがな。