2011年の作品、タイトルは「殺人2」。2004年の
「殺人」の続編である。主演は前作と同じイムラン・ハシミだが、
設定も別で共演はスリランカ出身のジャクリーン・フェルナンデス。
これもインド映画にありがちであるがセクシー路線は純粋な
インド人女優よりもハーフだったり外国出身者が多い。ちなみに
大きく見えるが163Cmと意外と小柄・・・。
<ストーリー>
舞台はクリスマスのゴア。売春婦が顧客と商談しているシーン。
元警官でお金の為に犯罪組織の片棒を担いでいるアルジュン
(イムラン・ハシミ)は教会の母親の墓を訪ね孤児の為に寄付をする。
そしてプリヤ(ジャクリーン・フェルナンデス)と出逢い、
お互いの欲情のままに身を任せる。
アルジュンは売春の元締めサミール(シェカール・シュクラ)から
複数の売春婦が行方不明になっている件で捜索を請け負い、
入手した携帯電話の発信元に売春婦を派遣させる。サミールは
女子大生のレシュマ(スラグナ・パレグラニ)をディーラジ
(プラシャント・ナラヤーラン)派遣する。ところがディーラジは、
変質者であり売春婦をいたぶって殺していた。
レシュマを襲ったディーラジは誤って負傷し薬局へ行くが、
アルジュンに見つかり警察に逮捕される。ディーラジは供述を拒み、
自身の情報についても全く明かさなかった。アルジュンはサミールが
女子大生で初心者のレシュマを派遣した事を知り憤る。レシュマは
ディーラジが死体を投げ込んでいた井戸に落とされていた。
アルジュンはディーラジの両親を訪ね、ディーラジが結婚した、
2年後から妻を虐待し始め発狂させた事を突き止める。さらに
ディーラジに虐待の被害を受けた売春婦に証言を得る。
レシュマは自力で井戸から脱出し近所の寺院に助けを求める。
ディーラジは政治家のニルマラ(サンディープ・シカンド)の
手助けで釈放され寺院に向かう。ところが制止の利かなくなった
ディーラジはニルマラと僧侶をも殺しレシュマをもなぶり殺す。
そしてプリヤを誘き出し殺そうとするが、アルジュンが来て、
ディーラジと格闘になる。警察も駆けつけ制止するが、
ディーラジがレシュマを襲っている際に録音された悲鳴が再生され、
アルジュンはディーラジにとどめを刺す。その後、警官も拳銃を
発射しディーラジの息の根を止める。
マヘーシュ・バット監督のエロティック・スリラーであるが、
エロよりもグロであった。ジャクリーンのサービス・カットは
おまけかな。インドではエロ(ヌード)はダメだけどグロはOKで、
新聞やTVでも死体は普通に報道されている。この辺りは、
習慣や感性の違いかなぁ。
シリーズ第3弾もそのうちに観ようと思う。