呉市は造船で栄え明治時代より海軍、海上自衛隊の基地がある。
正式名称は「呉市海事歴史科学館」であるが戦艦大和を製造し
その10分の1のモデルが展示されている事から、
「大和ミュージアム」と呼ばれている。入場料は500円。
入り口を入ると戦艦大和がお出迎え。いろんな角度から。
上は1階からの写真、下が2階から。
< 戦艦大和 >
全長263m、幅38.9m、排水量64,000トン。
最大速力27.46ノット(1時間に1海里:1,852m進む速さ)、
乗員2,500~3,332名。1940年進水、1945年沈没。
装備(新造時)45口径46Cm3連装砲塔:3基
60口径15.5Cm3連装砲塔:4基
40口径12.7cm連装高角砲:6基
25mm3連装機銃:8基、13mm連装機銃:2基
戦艦大和の展示室の隣には零戦や魚雷なども展示されている。
酸素魚雷(九三式艦艇用)
全長 : 900m、直径 :61cm、重量 : 2,700Kg、
射程距離:36ノット時40Km、48ノット時20Km、
弾頭重量:490kg
人間魚雷(回天):試作型の実艇
全長 : 14.7m、直径 :1m、1名が乗り込み、
炸薬量1.5トンとして時速55Kmで23Km航続可能。
潜水艦から出撃した後は成否に関わらず生還する事はなく、
命中しなくとも23Km後には自爆する。
100名が出撃し戦果は撃沈3艦、損傷6艦と芳しくなかった。
靖国神社境内の遊就館にゼロ戦と一緒に展示してある。