
シュラバスティにホテルはない。
最寄りのバルランプルやゴンダに宿泊して日帰りする事も可能だが、
そこでも気の利いたホテルはなさそうだった。
そこで

生まれて初めてお寺の宿坊に泊めてもらうことにした。
情報を検索してみるとスリランカ寺に泊まった日本人が多かったので、
行ってみる事にした。
シュラバスティで車を降りて歩いて行くと、
最初に右側に見えてくる白色の建物。
午前10時30分ころ到着。
荷物を持って行くと入口にいたおっちゃんが中へ入れてくれた。
最初に出会った偉そうなお坊さんに
「部屋はありますか?1泊です。」と告げると、
人を呼んでくれ、その人が部屋へ案内してくれた。
バスルーム&トイレの隣の部屋で、なんと4ベッドだった。
名前や住所は書かないくていいのかと聞くと後で良いと言うのだが、
結局、書かなかった。

どこの誰か素性の判らない人でも受け入れるのか・・
懐が広いというか、寺に悪人は来ないと言うのか・・・

部屋はファンと電灯はつくのだが、
AC電源が通電していないようなのでおっちゃんに言うと、
食堂でTVを見ているお坊さんに言えとの事。
(このお坊さんは少し日本語が話せた。)
するとシュラバスティは停電が多く、今は停電中である。
ここはバッテリーで電気を使っているとの事だった。

計画停電のようで16時~22時、6時から10時と正確だった。
で、仕方がないので観光に行く事にしたら、


時ころ昼ご飯だと言うので、それまでには帰ると告げて出発。
あまりの暑さに


時半頃帰ったら、既に7・8人のお坊さんがご飯を食べていた。
スリランカ寺なのでライスのみなのかな。チャイもなかったし。

夕食も適当らしく・・・呼ばれなかったので


時頃出て行くと、
日本語を話せる坊さんが

TVを見ていて、食事をするように言ってくれた。

翌朝5時40分頃、読経か説法の声で目が覚めた。
その日は日曜日だったので何かの儀式かもしれない。
6時10分頃終わり、がやがやしてるので食事かと思い外を見たら、
白装束の信者と思われる人が集まっていたので、部屋で待っていた。
7時15分頃には誰もいなくなっていたので、
なんだったのだろう・・・・
で、おっちゃんに食事と言ったら、持ってきてくれた。
食べてると数人のお坊さんがやってきて食べ始めた。
時間はきまってないのかもしれない。

食堂に浄水器があり、その水も自由に飲めるし、
食事の時間になったら水を汲みに行って、
存在をアピールするのがいい作戦であろう。
そして11時頃からまたざわざわし始めたので、
14時頃に部屋を出て行ったらまた例の日本語ができる坊さんがTVを見ていたので、
これから次の街に出かける旨を話しお布施を渡したいと言うと、
尼さん(マータージー)を呼んでくれた。
尼さんが食事をして行きなさいと言うのでランチを頂き、
お布施を申し出た所、偉い坊さんがいないと言われた。
そこで1泊2日で4食頂いたので、
500Rs札を渡してお礼を言って寺をあとにした。
(食事は後日まとめて記載する。)

シュラバスティでの宿泊ならスリランカ寺をお勧めする。
座禅や読経の義務もないし自由にさせてもらえる。
他に中国寺や韓国寺、ミャンマー寺もあったが、
宿泊出来そうな雰囲気ではなかった。
って言うか人がいなかった・・・・


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