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「100円朝食」大学食堂で続々、生活リズム改善も
2014年6月2日(月)10:05
(産経新聞)
大学で学生に100円で朝食を提供する動きが広がっている。学生の生活リズムの改善や午前中の講義への出席率向上などがねらいだが、廉価でしっかりと食べられるとあって、学生はもちろん、1人暮らしを心配する親からも好評だ。
◆安くてたくさん
「このボリュームで100円は安い!」。筑波学院大(茨城県つくば市)経営情報学部3年の太田あかりさん(20)は、ご飯を片手に麻婆豆腐やシューマイ、春雨などをほおばりこう語った。
筑波学院大が「快適な学生生活の一環」として、学食で日替わりの100円朝食を導入したのは4月15日。亀田千里准教授は「1、2限目の講義に間に合わせるため朝食を抜く学生がいるが、今は講義の前に1日20~30人が利用している」と手応えを口にする。
学生の過半数が1人暮らしという立命館大(京都市)でも昨年12月から、同市と滋賀県草津市の両キャンパスの学食で100円朝食を導入した。学生からは「100円ならコンビニのパンより安い」などと好評で、「4月は1日平均で836食が出て、前年同月の約3・7倍」(広報課の河口真衣さん)という。
◆期間限定も
慶応義塾大(東京都港区)は日吉キャンパス(横浜市)で前・後期に各5日間ずつ実施しているが、今回は6月9~13日。通常500円のメニューで、「毎回盛況で用意した約200食が15分で完売したこともある」という。
東京都内でも駒沢大(世田谷区)と東京経済大(国分寺市)がともに期間限定で今年度、導入した。
メニューはそれぞれの学食で通常300~500円程度。差額は大学や父母の会などが負担している。
100円朝食を実施中の白鴎大(栃木県小山市)広報室の秋田修司主任は「新入生に生活のリズムを整えてもらうとか、友達をつくる良い機会になる」などとメリットを強調するが、「負担は大きい」とも。
実際、東京経済大は「予算上の制約」から実施期間を5月12日から30日に限定した。ただ、「息子が朝から温かいご飯が食べられるのは幸せ」(福島県在住の母親)などと親からの支持もあり、大学側は「秋の再開も検討する」という。
少子化で各大学が学生確保に向けて特色を出そうと腐心するなか、学生や親から反響が大きい100円朝食は今後も広がりそうだ。
2014年6月2日(月)10:05
(産経新聞)
大学で学生に100円で朝食を提供する動きが広がっている。学生の生活リズムの改善や午前中の講義への出席率向上などがねらいだが、廉価でしっかりと食べられるとあって、学生はもちろん、1人暮らしを心配する親からも好評だ。
◆安くてたくさん
「このボリュームで100円は安い!」。筑波学院大(茨城県つくば市)経営情報学部3年の太田あかりさん(20)は、ご飯を片手に麻婆豆腐やシューマイ、春雨などをほおばりこう語った。
筑波学院大が「快適な学生生活の一環」として、学食で日替わりの100円朝食を導入したのは4月15日。亀田千里准教授は「1、2限目の講義に間に合わせるため朝食を抜く学生がいるが、今は講義の前に1日20~30人が利用している」と手応えを口にする。
学生の過半数が1人暮らしという立命館大(京都市)でも昨年12月から、同市と滋賀県草津市の両キャンパスの学食で100円朝食を導入した。学生からは「100円ならコンビニのパンより安い」などと好評で、「4月は1日平均で836食が出て、前年同月の約3・7倍」(広報課の河口真衣さん)という。
◆期間限定も
慶応義塾大(東京都港区)は日吉キャンパス(横浜市)で前・後期に各5日間ずつ実施しているが、今回は6月9~13日。通常500円のメニューで、「毎回盛況で用意した約200食が15分で完売したこともある」という。 東京都内でも駒沢大(世田谷区)と東京経済大(国分寺市)がともに期間限定で今年度、導入した。 メニューはそれぞれの学食で通常300~500円程度。差額は大学や父母の会などが負担している。 100円朝食を実施中の白鴎大(栃木県小山市)広報室の秋田修司主任は「新入生に生活のリズムを整えてもらうとか、友達をつくる良い機会になる」などとメリットを強調するが、「負担は大きい」とも。
実際、東京経済大は「予算上の制約」から実施期間を5月12日から30日に限定した。ただ、「息子が朝から温かいご飯が食べられるのは幸せ」(福島県在住の母親)などと親からの支持もあり、大学側は「秋の再開も検討する」という。 少子化で各大学が学生確保に向けて特色を出そうと腐心するなか、学生や親から反響が大きい100円朝食は今後も広がりそうだ。』
朝食抜きの下宿している大学生が全国的に多いと言うことです。自分で朝食を作るのは、本当に面倒だと思います。東京で下宿生活を送るのは経済的に大変だと言う大学生の今の生活の現実です。大学生の健康を守ることも少子化による18歳嫁人口の減少期に入り学生確保共に大学の役目になった来たと言うことです。