jlj0011のblog
夢か現か<本澤二郎の「日本の風景」(3811)
2020/08/11 10:460
前の記事
ホーム
夢か現か<本澤二郎の「日本の風景」(3811)より、転載させて頂きました。
<岸信介の満州人脈と朝鮮人脈が踊る首相官邸の密室後進性>
ロッキード事件(三木内閣)は、ワシントンの意向を受けた、当時の腐敗した検察によって、本丸の軍用機汚職を回避、民間機に的を絞って、元首相の田中角栄逮捕でお茶を濁した。
この事件で検事総長か、と騒がれた堀田某は、息子の事件で失脚したのだが、まさに政治捜査もいいところだった。
本丸の軍用機汚職から逃亡した中曽根康弘は、その後に政権を担当した。軍用機利権の中核的源流は、満州人脈の岸内閣に辿り着く。同じく右翼のドン・児玉誉士夫の領域だった。児玉と中曽根を結び付けた人物は、かの政界フィクサーのナベツネで、確か自らそのことを述懐している。
「ロ事件の発覚で、読売社内は大騒ぎになった」とは、ナベツネの前に政治部長をした多田実の、筆者への証言である。
戦後の軍事利権は、満州人脈が抑え込んで手放さなかった。岸はその後に韓国の地下鉄利権にも手を出した。韓国民主化に奔走した宇都宮徳馬が、とことん岸を追及した正義の戦いは、称賛されていい。満州人脈と朝鮮人脈は、一体関係にあったことが、安倍内閣になってくっきりと見えてきた。
ジャーナリストが右翼の手先になることに警戒して生きてきた筆者にとって、ナベツネの対応は想定外のことだった。左翼から右翼に転向した人間は、何でもする。岸の孫を手なずけて当然であろう。
<岸信介と文鮮明は同胞=統一教会(勝共連合)=清和会>
久しく岸と韓国の反共宗教・統一教会の教祖という文鮮明との一枚の写真を、最近まで全く理解できなかった。
筆を続けてきたお陰で、ようやく見えてきた。
誰か岸の出自を知る人物が、山口県の田布施に居るはずである。郷土史家は、田布施の大室寅之助という青年が明治天皇になった、と書いているが、どうやら本当らしい。若ければ、田布施をじっくり歩いてみたいものだ。
この大室の明治天皇を尊敬した人物が、中曽根康弘だった。本人から直接聞いた真実である。筆者からするとお笑いなのだが、本人は「万世一系」を信じて疑わなかった。
軍国主義下の国粋主義に染まった青年将校・中曽根は、戦後の民主主義が理解できなくさせられていたのである。
問題の写真、岸と文の写真の謎を、今は解くことが出来る。二人とも同胞なのだ。その昔、岸番記者の日経の田中六助と毎日の安倍晋太郎が、岸の長女・洋子との結婚をめぐって、競演したという話が、永田町に流れていたが、むろん、嘘である。岸の意向は、同胞の安倍晋太郎と最初から決まっていた。
晋太郎の父親の安倍寛はリベラリストで、岸とは対立していたが、それでも岸は、娘の結婚相手は「同胞」でなければならなかった。
東京・紀尾井町の旧赤坂プリンスホテルは、西武の堤康次郎が、当時の所有者である李王朝最後の皇太子と旧姓・梨本宮方子夫妻から買収したものだ。
日韓併合によって人質にされた皇太子にとって、日本人女性を娶ることは最悪ともいえる民族の屈辱だった。それゆえか二人が帰国すると、晋という長男は亡くなる。毒殺されたのだろうか。悲劇の政略結婚だった。
統一協会というと、集団結婚などで日本社会を大騒動に巻き込んだことで有名だが、それでも一定の政治基盤を構築した。その原動力は、元首相の岸のバックアップだった。安倍晋三とも特別な関係が、今も継続している。
岸の政治人脈は、福田赳夫が創設した清和会に継承されたが、この右翼的派閥の構成員の国会事務所に対して、統一教会の信者が無報酬で手伝いをして、そこで手にした情報を文に引き上げていたようだ。統一教会は清和会・岸人脈を用いて、日本政界の裏情報を入手していたことになろうか。
1972年の春先だったろうか。自民党本部平河クラブの掲示板に「岸懇談」の張り紙が出た。日刊工業新聞記者に誘われるままに、新橋の日石ビルの岸事務所をのぞいた。この時の岸の一言は「福田君を総理にするまでは、国会議員バッジは外せない」というものだった。
岸の娘婿の安倍晋太郎は、既に福田派プリンスと呼ばれていたが、福田は安倍を評価していなかった。三木内閣副総理時代の秘書だった中原義正は、彼の目の前で福田が安倍を面罵する場面を数回目撃していた。現に晋太郎が総裁選に出馬した際、福田はもう一人の中川一郎も支援していた。
岸派を後継した福田も、岸を心底評価していなかったらしい。その原因が出自だったのか。息子の康夫も晋三大嫌い人間で知られる。
<安倍晋三が令和天皇即位にこだわった理由も見える>
筆者は旧内務官僚で敗戦後、伊勢神宮のある三重県警本部長を歴任した渡辺一太郎から「天皇は朝鮮人である。伊勢神宮の資料を調べて分かった。間違いない」と断じた。
現在、李王朝の時代劇を見聞するようになって、彼の指摘の正しさを裏付けてくれた。最初のきっかけは、ソウルワーカー五輪の年、在京政治部長会の訪韓団に参加したことで、ことによると渡辺論は本当かもしれないと感じた。ついで自衛隊視察で、対馬を旅したことから「本当かもしれない」と考えるようになった。
そうして安倍の天皇利用の数々の見聞、その収れんが皇位継承による令和となった。「田布施の心臓が令和天皇を誕生させた」と胸を張る様子が幻ではなく、現実味を帯びてくる。逆に善良な日本人は、一歩後ずさりすることになる。
<アヘン王・里見機関=電通=安倍内閣と財閥の防護服>
岸の満州人脈の最たるものが、アヘン王・里見機関との深い結びつきだ。アヘン密売で手にした資産の一部は岸にも流れている。
満州で財を成した岸の大連からの帰国便の積み荷は巨大だったようだ。里見の電通は、宣伝のみならず宣撫工作を得意とした。これのノウハウが、いまの安倍内閣でも開花している。間違いない。
千葉県市川市の里見の墓石銘は、岸の手による。両者はアヘンの密売で、敗戦後も関係を深くしていた。安倍の官邸に自由に出入りする電通マン、その前から自民党本部に日参していた電通マン。
そこから莫大な東京五輪利権を駆使する電通の安倍内閣にとって、コロナよりも、幻の五輪が先行する。
新聞テレビを安倍宣伝に切り替えた電通とNHKの共闘が、政権継続の元凶である。コロナVS電通・電通の攻防戦は、これからも継続する。
財閥の防護服・電通は、安倍内閣の防護服でもある。
<朝鮮の民族的内紛=日本列島で繰り広げられている>
安倍内閣と韓国・北朝鮮の関係は、複雑方程式で第三者には、なかなか解けそうもない。歴史の正当化を強要する日本政府に対して、韓国は従軍慰安婦・徴用工問題で反撃、日本財閥があぶりだされて安倍は苦戦を強いられている。朝鮮半島の内紛が、日本列島を舞台に繰り広げられている。
知らぬは、日本人ばかりだ。夢幻ではない。
2020年8月11日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
夢か現か<本澤二郎の「日本の風景」(3811)
2020/08/11 10:460
前の記事
ホーム
夢か現か<本澤二郎の「日本の風景」(3811)より、転載させて頂きました。
<岸信介の満州人脈と朝鮮人脈が踊る首相官邸の密室後進性>
ロッキード事件(三木内閣)は、ワシントンの意向を受けた、当時の腐敗した検察によって、本丸の軍用機汚職を回避、民間機に的を絞って、元首相の田中角栄逮捕でお茶を濁した。
この事件で検事総長か、と騒がれた堀田某は、息子の事件で失脚したのだが、まさに政治捜査もいいところだった。
本丸の軍用機汚職から逃亡した中曽根康弘は、その後に政権を担当した。軍用機利権の中核的源流は、満州人脈の岸内閣に辿り着く。同じく右翼のドン・児玉誉士夫の領域だった。児玉と中曽根を結び付けた人物は、かの政界フィクサーのナベツネで、確か自らそのことを述懐している。
「ロ事件の発覚で、読売社内は大騒ぎになった」とは、ナベツネの前に政治部長をした多田実の、筆者への証言である。
戦後の軍事利権は、満州人脈が抑え込んで手放さなかった。岸はその後に韓国の地下鉄利権にも手を出した。韓国民主化に奔走した宇都宮徳馬が、とことん岸を追及した正義の戦いは、称賛されていい。満州人脈と朝鮮人脈は、一体関係にあったことが、安倍内閣になってくっきりと見えてきた。
ジャーナリストが右翼の手先になることに警戒して生きてきた筆者にとって、ナベツネの対応は想定外のことだった。左翼から右翼に転向した人間は、何でもする。岸の孫を手なずけて当然であろう。
<岸信介と文鮮明は同胞=統一教会(勝共連合)=清和会>
久しく岸と韓国の反共宗教・統一教会の教祖という文鮮明との一枚の写真を、最近まで全く理解できなかった。
筆を続けてきたお陰で、ようやく見えてきた。
誰か岸の出自を知る人物が、山口県の田布施に居るはずである。郷土史家は、田布施の大室寅之助という青年が明治天皇になった、と書いているが、どうやら本当らしい。若ければ、田布施をじっくり歩いてみたいものだ。
この大室の明治天皇を尊敬した人物が、中曽根康弘だった。本人から直接聞いた真実である。筆者からするとお笑いなのだが、本人は「万世一系」を信じて疑わなかった。
軍国主義下の国粋主義に染まった青年将校・中曽根は、戦後の民主主義が理解できなくさせられていたのである。
問題の写真、岸と文の写真の謎を、今は解くことが出来る。二人とも同胞なのだ。その昔、岸番記者の日経の田中六助と毎日の安倍晋太郎が、岸の長女・洋子との結婚をめぐって、競演したという話が、永田町に流れていたが、むろん、嘘である。岸の意向は、同胞の安倍晋太郎と最初から決まっていた。
晋太郎の父親の安倍寛はリベラリストで、岸とは対立していたが、それでも岸は、娘の結婚相手は「同胞」でなければならなかった。
東京・紀尾井町の旧赤坂プリンスホテルは、西武の堤康次郎が、当時の所有者である李王朝最後の皇太子と旧姓・梨本宮方子夫妻から買収したものだ。
日韓併合によって人質にされた皇太子にとって、日本人女性を娶ることは最悪ともいえる民族の屈辱だった。それゆえか二人が帰国すると、晋という長男は亡くなる。毒殺されたのだろうか。悲劇の政略結婚だった。
統一協会というと、集団結婚などで日本社会を大騒動に巻き込んだことで有名だが、それでも一定の政治基盤を構築した。その原動力は、元首相の岸のバックアップだった。安倍晋三とも特別な関係が、今も継続している。
岸の政治人脈は、福田赳夫が創設した清和会に継承されたが、この右翼的派閥の構成員の国会事務所に対して、統一教会の信者が無報酬で手伝いをして、そこで手にした情報を文に引き上げていたようだ。統一教会は清和会・岸人脈を用いて、日本政界の裏情報を入手していたことになろうか。
1972年の春先だったろうか。自民党本部平河クラブの掲示板に「岸懇談」の張り紙が出た。日刊工業新聞記者に誘われるままに、新橋の日石ビルの岸事務所をのぞいた。この時の岸の一言は「福田君を総理にするまでは、国会議員バッジは外せない」というものだった。
岸の娘婿の安倍晋太郎は、既に福田派プリンスと呼ばれていたが、福田は安倍を評価していなかった。三木内閣副総理時代の秘書だった中原義正は、彼の目の前で福田が安倍を面罵する場面を数回目撃していた。現に晋太郎が総裁選に出馬した際、福田はもう一人の中川一郎も支援していた。
岸派を後継した福田も、岸を心底評価していなかったらしい。その原因が出自だったのか。息子の康夫も晋三大嫌い人間で知られる。
<安倍晋三が令和天皇即位にこだわった理由も見える>
筆者は旧内務官僚で敗戦後、伊勢神宮のある三重県警本部長を歴任した渡辺一太郎から「天皇は朝鮮人である。伊勢神宮の資料を調べて分かった。間違いない」と断じた。
現在、李王朝の時代劇を見聞するようになって、彼の指摘の正しさを裏付けてくれた。最初のきっかけは、ソウルワーカー五輪の年、在京政治部長会の訪韓団に参加したことで、ことによると渡辺論は本当かもしれないと感じた。ついで自衛隊視察で、対馬を旅したことから「本当かもしれない」と考えるようになった。
そうして安倍の天皇利用の数々の見聞、その収れんが皇位継承による令和となった。「田布施の心臓が令和天皇を誕生させた」と胸を張る様子が幻ではなく、現実味を帯びてくる。逆に善良な日本人は、一歩後ずさりすることになる。
<アヘン王・里見機関=電通=安倍内閣と財閥の防護服>
岸の満州人脈の最たるものが、アヘン王・里見機関との深い結びつきだ。アヘン密売で手にした資産の一部は岸にも流れている。
満州で財を成した岸の大連からの帰国便の積み荷は巨大だったようだ。里見の電通は、宣伝のみならず宣撫工作を得意とした。これのノウハウが、いまの安倍内閣でも開花している。間違いない。
千葉県市川市の里見の墓石銘は、岸の手による。両者はアヘンの密売で、敗戦後も関係を深くしていた。安倍の官邸に自由に出入りする電通マン、その前から自民党本部に日参していた電通マン。
そこから莫大な東京五輪利権を駆使する電通の安倍内閣にとって、コロナよりも、幻の五輪が先行する。
新聞テレビを安倍宣伝に切り替えた電通とNHKの共闘が、政権継続の元凶である。コロナVS電通・電通の攻防戦は、これからも継続する。
財閥の防護服・電通は、安倍内閣の防護服でもある。
<朝鮮の民族的内紛=日本列島で繰り広げられている>
安倍内閣と韓国・北朝鮮の関係は、複雑方程式で第三者には、なかなか解けそうもない。歴史の正当化を強要する日本政府に対して、韓国は従軍慰安婦・徴用工問題で反撃、日本財閥があぶりだされて安倍は苦戦を強いられている。朝鮮半島の内紛が、日本列島を舞台に繰り広げられている。
知らぬは、日本人ばかりだ。夢幻ではない。
2020年8月11日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)