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本澤二郎の「日本の風景」(4842)
2023/06/22 07:157
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本澤二郎の「日本の風景」(4842)
<人間を犬扱いにする首輪(マイナンバーカード)を外せ!>より、転載させて頂きました。
いま凡人ジャーナリストは大いに反省している。そのため汚名挽回の記事を連発している。マイナンバーカードのことである。多くの日本人もこれに強く反発している。2万円の人参を鼻先にぶら下げられて、その日ぐらしをしているような貧者も生きるために飛びついた。
いま慌てて突っ返している。ニンジンはポイントだから政府は返却を求めることが出来ない。役所の窓口も対応がいい。役所の職員も声は出さないが、強く反発している。
小学生でもわかる。人間の歴史は自由の戦いそのものであった。奴隷社会や封建社会も打倒し、独裁者の桎梏を打ち破る壮絶な歴史を刻んで勝ち取った尊い価値そのものである。後進性の残滓がこびりつくアジア諸国では、現在もそのために戦っている人民がいることを忘れてはならない。
人間と自由は、まさに不可分のものであろう。切り離すことが出来ない。日本は敗戦を経て貴重な自由を勝ち取ることが出来た。財閥と軍閥と国家神道を排除して掴んだ自由である。
歴史を学べなかった国民でも、これくらいのことは判る。戦後の占領政策をなじる輩は、全てが国家神道と財閥と軍閥の関係者であろう。唯一の失敗は、日米軍事同盟を締結させられたことだった。今なすべきは日米安保の破棄である。沖縄などの基地閉鎖だ。ワシントンの首輪を外すことが、この国を自立させる。非戦の外交力で生きる日本へ舵を切ることが、世界から戦争をなくすことが出来る、その先達となれるのである。
自由を手にした日本国民を、再び首に縄をかけるようなマイナンバーカードは、憲法の名において排除しなければならない。
<21世紀の赤紙を非戦と人権保障の憲法は容認しない!>
戦前の日本は天皇制国家主義のもと、国家神道・教育勅語・天皇現人神でもって人々を洗脳した。そうして赤紙一枚で300万人の若者を犬死させた。
信じがたいことだが、天皇のために死ぬことが最高の日本人だと信じ込ませ、日々自宅の神棚と無数の神社と靖国と皇居に遥拝させて、その結果、赤紙一枚で戦場に狩り出された。
マイナンバーカード作戦の恐ろしい策略は、43兆円の戦争準備と結びついている点である。さらに「産めよ増やせよ」の少子化対策とも連動している。この一連の策略は、死の商人そのものといえる神道政治連盟・日本会議の野望を裏付けて余りあろう。
この恐ろしいほどの死の商人の手口について、誰も口にしていないが、指摘すると誰もが頷いてくれる。昨日は首都圏で介護施設をしている元自民党秘書が電話してきた。
「マイナンバーカードを登録してきた」というものだから、どうしてかと尋ねると「ポイント2万円のことを知ったので」という。ニンジンに引っかかったのかと情けない気分になったが、彼は「2万円ポイントを懐に入れた後に返納します」と答えた。説得する手間が省けて安心してしまった。
彼は本心から「とんでもない制度だ」と指弾した。
日本の憲法は非戦の憲法である。加えて人権保障の憲法だ。どっちに転んでも国民の首に縄をかけるような、国民の自由を奪う政府の戦争準備を禁じている。自民党内からも勇気ある発言が飛び出してきた。支持者からの反発の強さを物語っている。
繰り返す、21世紀の赤紙はいらない。断固として蹴散らせ、それが天の声である。
野党の覚醒を強く求めたい。
<河野一郎の孫の太郎は安倍晋三や岸田文雄と同じ穴の貉>
A級戦犯など戦争責任を問われて追放された悪人の息子や孫が、依然として権力を握っている日本政治。腐敗堕落する政治に日本経済は沈没している。自民党支持率が大きく下がると、公明党創価学会が権力の一角に食い込んだ。矢野殉也によると「国税の監視を弱体化させる思惑で自民党と連立した公明党創価学会」。
公明党もまた腐敗政党である。無知な国民も気付いてきたが、評論家の佐高信は「公明党を批判しない言論人はニセモノ」と発売中の「月刊日本」7月号で吠えている。公明党創価学会のカネに屈している言論人ばかりだ、ということらしい。
マイナンバーカード推進の責任者である河野太郎の評判がガタ落ちだ。彼は父親と違って武器弾薬や戦争準備が好きらしい。体質は祖父の河野一郎に似ているのだろう。安倍晋三・岸田文雄と同じ穴の貉か。
日本国民を首輪で抑え込もうとしているが、護憲リベラルの父親は倅を教育する力を失ってしまっているのだろう。人間は老いると、頭脳も衰え、狂うのかもしれない。民意が反映しない小選挙区制を強行した時の自民党総裁として知られる。民意をくみ取れない老人に成り下がってしまったのか。倅は国民に敵対して人々の自由を奪おうとしている?
これは野党にとって好都合である。「マイナ解散」に持ち込めば、自公体制は間違いなく崩壊する。確率の高い予想である。
<戦前の天皇制国家主義復活を断じて許してはならない!>
明治政府が確立した「近代国家」とは、およそ近代と無縁の「天皇制国家主義」という侵略国家体制だった。日清・日露戦争は、大英帝国のテコ入れで勝利し、調子に乗ってしまった天皇ヒロヒトは、おそらく中国の皇帝になろうとして侵略の駒を大陸に向けた。その結果、欧米諸国と激突して敗退した。
神道には、想定も出来ないカルトの「神風論」があるらしい。調子に乗ることが趣味らしく、およそ孫子の兵法を知らない。岸田も河野も自民党極右の清和会も、調子に乗って神風に賭けているのだろうか。天皇制国家主義復活派は、ワシントンの支援でアジアを制圧したいという、狐のような妄想に取り付かれているのか。
そうは問屋はおろさない。日本国民はマイナの首輪問題で覚醒している!
2023年6月22日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
全国保険医団体連合会は21日、マイナンバーカードと一体化した保険証(マイナ保険証)を使える医療機関の65%でシステム上のトラブルを経験したとする最終集計結果を発表した。 (民放テレビ)岸田文雄総理大臣:「デジタル社会への移行のためには、国民の信頼が不可欠です。政府を挙げてコロナ対応並みの臨戦態勢で、国民のマイナンバー制度に対する信頼を一日も早く回復するべく、政府・地方自治体・関係機関一丸となって全力を尽くして下さい」 21日、設置されたマイナンバーカードの総点検本部。デジタル庁、厚労省、総務省などで構成され、司令塔役は河野太郎デジタル担当大臣が担います。
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