本澤二郎の「日本の風景」(4832)
<国賊安倍晋三と統一教会=藤原肇著アマゾン電子版から一部抜粋「安倍晋三の射殺と三代の腐れ縁」>より、転載させて頂きました。
フランス留学を経てアメリカで石油採掘で汗を流した、文字通り国際的な視野で日本政治を分析した藤原肇著(アマゾン電子書籍)がメール送信されてきた。その一部を抜粋して紹介しよう。何分にも活字を打つのが精いっぱいの凡人ジャーナリストゆえに、本ブログに貼り付けるのもままならない。
指摘するまでもなく、戦争前夜のような軍靴が鳴り響く昨今の危機的な極右の日本政治は、特に国家神道派の岸信介や笹川良一と福田赳夫の清和会と、そこで確立した文鮮明の統一教会を理解しないと分析できない。A級戦犯の岸信介の満洲人脈の理解も不可欠だ。この点の理解不足を補える藤原著に目を通すと、清和会と今の岸田文雄の正体も分かってくるだろう。幸いこの電子書籍は無料で読めるという。是非とも挑戦してほしい。
<岸・笹川・文鮮明・朴東宣・安倍晋三の国家神道の黒い流れ>
電子書籍と聞いただけでしり込みする人間である。第一アクセスも出来ない。メルカリに本澤二郎の「日本の風景」10巻5セットを出品したものの、本人がそれを開いてみることも出来ない。ジャーナリストとして恥ずかしいが、本当のことだから仕方ない。数年前に長年使用してきたアドレスを止められてしまい、以来大事な友人との往来も消えてしまった。それでも今も泡を食って生きているアナログ人間だ。
ともあれフランスの大地で、ナチス・ヒトラーやイタリアのムッソリーニを学び、アメリカでいち早く韓国政治の裏を取材した藤原の筆致は鋭く、容赦なく満洲人脈からA級戦犯の岸信介らを快刀乱麻、斬って捨てる。平和軍縮派の巨頭・宇都宮徳馬もにんまりしているだろう。以下の活字をじっくり読むと、現在の日本が見えてくる。是非挑戦してもらいたい。特に不勉強な野党議員に推薦したい。
2023年6月12日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
・・・・安倍はナショナリストであり、核武装に熱心な軍国主義者である。しかし、彼は行政の基本的な管理訓練を受けていないし、先進国日本のリーダーになるための大臣の経験や技能もない。安倍首相はマスメディアでの人気で栄え、政治での成功は従順な笑顔と空虚な脅しに基づいている。安倍首相は政治的なパフォーマンスと経験が乏しいにもかかわらず、北朝鮮に対して過激なショーを見せている。観客を魅了するために罵倒と堅苦しい態度をとり、常に一族の政治的記録を掲げている。
....... 日本政府は歴史的に見ると、大日本帝国の軍備拡張に対する民衆の支持を得るために、国家神道のイデオロギーを推進した。この国家神道への支持の一環として政府は19世紀末に靖国神社を建立した。この新しい国家イデオロギーには、ナチスがアーリア人種として優れていると信じたように、日本人は他の民族より優れているという教義が含まれていた。
・・・残念ながら、最近の日本の政治家は靖国参拝が、国際的なレベルでどのような深刻な結果をもたらすかを理解できないでいる。このような日本の政治状況は非常に危険である。
自民党と創価学会を母体とする自公両党による連立政権は、ナチスのような専制的な性格をはっきりと示している。1936年のベルリン・オリンピックの時に似たメンタリティーを彷彿とさせる、・・・(中略)・・・靖国カルトの夢は日本を戦前の帝国主義体制に戻すことである。しかし、1930年から2000年にかけて、永劫回帰のサイクルが政治に響いていたとしたら、次の世代の私たちの未来は決して良いものではないだろう。......>
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安倍が射殺されたのでタブーが崩壊し、隠されたスキャンダルが発覚したことで、日本の政界を支配していた闇が白日に曝され、安倍が売国奴だったことが明白になった。祖父が作った勝共連合は、父親の安倍晋太郎が首相になる工作を手伝ったし、安倍晋三自身に協力して首相にしたのが統一教会で、彼が率いた自民党は総てにわたり、カルトに汚染されたと国民は知った。
安倍政権は八年近く続き日本最長を記録したが、自民党の総裁選挙では党員の投票が決め手だから、安倍が総裁に当選した背景に統一教会がいて、安倍晋三は自動的に首相になっている。だから、安倍が官房長官だった時に、検察が統一教会が犯した、反社会的な行為の捜査に着手しようとしたの対し、安倍が妨害した卑劣な工作が発覚して、安倍は統一教会の操り人形だと分かった。
一連の反日行為に加担した安倍は売国奴に属すが、権力に睨まれるのを恐れたから、マスコミは批判を加えず、タブーの壁に守られて安倍は政権を維持し、日本最長の内閣り記録を残した。外国人には日本特有の制度が理解し難く、岸首相、佐藤首相、安倍首相が同じ家族に属し、岸と佐藤が兄弟であるし、岸の孫が安倍という血縁関係の謎が分からない。
しかも、岸家は朝鮮の李家が半島の対岸に配置した分家だし、日本の豪族の佐藤家から養子を取る関係については、タブーで誰も触れないため、家系の繋がりが闇を作っている。『韓国経済新聞』の李社長に内緒で教えて貰ったが、彼の家姓の李という漢字は音でKIとSHIに分かれて、日本ではKishiになるのだし、山口県を支配した大内氏は百済王朝の末裔だという。
しかも、朝鮮戦争の激戦中に韓国の李承晩大統領は、山口県に亡命政府を作って数十万の韓国人を移住させる、特別計画を日本政府に提案したが、実現しなかったと耳元で囁いた。また、九州の幾つかの藩には似た繫がりがあり、『有職故事』に精通し漢字の構造を読み解くことで、秘密のコードが読め『トーラの巻』の秘伝は、そこにあるのだと教えて貰った。
このようなアドバイスは半ば眉唾物扱いで、都市伝説だと思い当時の私は信じなかったが、世界の歴史を学んでから、白川静博士の『字統』や『字通』を読む内に、そうした世界が分かり始めた。また、大唐帝国を築いたのは遊牧系の李世民であり、有力家系の血統に関して学会では論争が続き、名門の末流の権勢は客家として、朝鮮、香港、台湾、シンガポール、マレーシアなどに、李家の子孫の人脈が地下帝国を結んでいる。
このように総括してから安倍がファシストで靖国カルトだと規定したが、靖国カルトの実態としては、創価学会、日本会議、統一教会がカルト三角形を作り、安倍はその中心に陣取っていた。創価学会はフランスではセクトに指定され、危険な狂信団体の扱いを受けており、統一教会はMoonieと呼ばれて、コリアゲート事件を起こし、国会議員への買収工作が発覚して1970年代の米国を震撼させた。
コリアゲート事件はビジネスマンを装った、KCIA要員である朴東宣が駐韓米軍の撤退阻止のために、下院議員の買収を試みて選挙資金を提供した汚職事件として知られている。逮捕された朴東宣は安倍晋太郎と親しく、刑務所を出所してからは息子の安倍晋三に対してロスで面倒を見ていたが、中東やラテンアメリカに幅広い人脈を持つフィクサー的な人物である。
当時の安倍晋太郎は政調会長だがカネがなく、信奉者の朴東宣を通じて統一教会から支援を受け政治資金を作っていたし、地元のパチンコ業者から下関の選挙区を支えて貰った。だが、妻の洋子の父親は首相をやった岸信介で、文鮮明とも親しかったから、岸は笹川良一と手を組み、統一教会の突撃隊として勝共連合(IFVC)を発足させ、自宅の敷地内に事務所を開き反共運動の拠点にした。
笹川良一は戦前の国粋大衆党を組織して、ファシスト運動を指導した右翼の総帥で、ムッソリーニの崇拝者としてローマに飛び、飛行機をムッソリーニに贈呈し、それを宣伝に使ったことで名を上げていた。敗戦でA級戦犯容疑者として岸と共に三年監獄に収容され、東条英機など七人が絞首刑になった翌日に、岸と笹川は放免になったが、背後にはCIAの特別な措置があった。
岸と笹川は反共主義者で、岸は政界に復帰して首相になり、笹川はギャンブルの帝王として競艇を支配し、戦後日本の闇の世界に君臨して日本財団を作り、ニクソンと親しく日米間のフィクサー役を果たした。朝鮮戦争後の復興利権で岸と笹川は朝鮮半島に進出し、そこで文鮮明との出会いを持ち、反共思想で意気投合して統一教会の日本進出に協力したとしても、国際情勢からして不思議ではない。
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統一教会を論じるには教祖の文鮮明について、その人物と思想を知る必要が不可欠であり、戦前の早稲田の工専で電子工学を学んだ、日本通という事実から始める必要がある。なぜならば、戦時中の日本に住み被支配者の立場から観察して、軍国主義の実態を知り尽くし、日本人の強みと弱みに関して熟知する人物だからである。
戦前の在日朝鮮人は日本人扱いを受けても差別され、日本人に対しての恨みの感情は朝鮮文化に根差している、恨に基づくルサンチマンが意識の深層に沈積している。だから、それが反日感情としてカルトの統一教会の教義に反映し、執念深い怨念の気分が息づき日本への復讐心の形で燃えているが、日本人はそれに気づく能力に欠けている。
教祖の文鮮明は北鮮系の韓国人だが、自分はモーゼの生まれ変わりで地上に再来したメシアだと称して、呪術系のカルト教団を組織し、キリスト教では異端に属す新興宗教の教祖になっている。淫姦罪で逮捕された文は二年間ほど北朝鮮で服役し、朝鮮戦争の時に解放されて韓国で布教を開始したが、1954年にソウルに本部を持つ統一教会(Moonie)を設立した。
文鮮明が北朝鮮で学んだのがマインド・コントロール術で、朴正煕政権の時代に勢力を拡大した統一教会は、反共思想で武装して日本に進出を果たし、岸信介元首相の屋敷内に勝共連合(IFVC)の本部を作った。そして、カルトの生長の家から久保木修己をスカウトし、初代会長に据えると共に右翼のボス笹川良一を名誉総裁にして、自民党の別動隊の形で反共活動を担当させ、日本の政治に強い影響を与えた。
統一教会の教義には、半島の韓国はアダムだから男性のペニスを象徴するし、島国の日本はイブの国で女性の性器を表すので、イブはアダムに奉仕して全身を捧げる必要があるとする。それを儀式化したのが独特な合同結婚式であり、教祖が決めたカップルは式の当日に相手を始めて知り、日本人の女性は花嫁として韓国人の男の十倍の費用を払い、韓国の田舎で家庭を営む形で人身売買が宗教の名で実行されている。
経済成長期の日本を舞台に使い、霊感商法や合同結婚式で資金を蓄積して米国に進出した統一教会は、大量の米国議員を買収したコリアゲート事件を起こし、Moonie
Moonieとは。意味や和訳。[名]((略式))統一教会(the Unification Church)の信者;)
として悪名を轟かせた。下院の『フレザー報告書』にその経過が詳しいが、「文鮮明の組織が目指す目標は国家と教会の分離を廃止し、統一教会の信徒によって統治される、世界政府の手で統一政権を樹立する」と書いてある。
これはブッシュ大統領(父)が主張した、「新世界秩序(NWO)」に通底する反共の政治思想であり、朝鮮半島は第三のイスラエルであり、朝鮮語は世界語になるし韓国人が世界を支配するとも言う。また、CIAが統一教会を設立したが、コリアゲートの主役の朴東宣は安倍晋太郎の支援者であり、妻の安倍洋子は岸信介の娘で、次男の安倍晋三の母親でもある。
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だから、安倍晋三は祖父の岸信介以来、統一教会との関係は三代目で、彼が自民党総裁に選ばれて首相になったし、長期政権を維持した背景にも統一教会による支援があった。だから、祖父の岸と父親が統一教会に親密で、三代にわたった関係は朴東宣が仕切っていたから、米国通の朴に晋三青年が世話になり、生活を楽しんでいたのは当然の成り行きだった。その頃は安倍晋三はロスに英語の習得で留学しており、その頃のロス周辺での取材が『小泉純一郎と日本の病理』に収録してある。
「・・・安倍晋三が遊学していた1970年代末のカリフォルニアは、一言でいえば浪人や出稼ぎ人で賑わう戦前の満州のようで、日本からの流れ者が腐るほど集まっていて、安倍のような遊学生や放浪青年も数多くいた。つまり、この時期から経済大国になったジャパン・マネーが米国に大量に流れ込み、それと共にあらゆる日本人が流入した。
日系企業の駐在員たちに混じり、不動産を買い漁る投機屋が肩で風を切っていたし、ひと目でヤクザとわかる男たちがロスの街を闊歩していた。事実、東声会の町井久之をはじめ半島系のヤクザたちも、サンタモニカに投資事務所を開いたし、ラスベガスのカジノやゴルフ場を買収するために、サラ金を始め住吉連合の筋が暗躍していた。
・・・だから、そんな環境の中で、ロスの金持ちの子弟が行く南カリフォルニア大学に安倍晋三が登録して、日本の有力政治家である岸信介の身内だと知るならば、コリアゲートで知られた朴東宣の他にも、いろんな人間が近づくことは想像するに難しくない。当のロスは韓国人の移民が激増して、オリンピック街にあるコリアンタウンは活況を呈し、韓国の有力政治家や閣僚経験者が亡命して住み着いていた。そのせいで、彼らを監視する公安関係者やKCIAの出入りも頻繁であり、日本の新聞社よりも早く衛星版を使い、ソウル発行の新聞がその日のうちにロスで読めた。
もちろん、こうした中に統一教会 (UWC)関係者も多く、活発な布教活動だけでなく、ビジネスも盛んに行つていた。鮮魚の取り扱いは統一教会が握り、すし屋の仕入れはそこを通じてだし、ロスやNYの生鮮食料を支配して、財政的には非常に強力だったが、KCIAとの結びつきを韓国人から何度も私は聞いている。彼らの狙いは将来の布石として、有力者の若い子弟を集めて反共の闘士に育てることであり、その組織力の強靭さには目を見張るものがあった。
・・・しかも、晋三の父親の安倍晋太郎は下関の韓国ビジネスに密接な繋がりを持ち、朴東宣は安倍親子二代と親しく、政治資金作りに繋がつていたというではないか。・・・」
天誅 (DIVINE RETRIBUTION) HAJIME FUJIWARA
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