本澤二郎の「日本の風景」(4841)
<ムラ社会と神道政治連盟・日本会議の「神の国」原始ムラ>
長野県中野市で発生した4人殺害立てこもり事件に関連したYoutube動画を見て、ぞっとしながらも「ムラ社会」の恐怖と脅威に気付かされた。ムラ社会という言葉は、一般になじみはない。確か田中角栄の秘書だった東京タイムズ政治部の先輩・早坂茂三の口から一度聞いた記憶がある。
田中の選挙区は新潟県。長野県からトンネルをくぐると雪の新潟県が待ち構えている。そこが早坂の言う、票取りの厳しさを裏付けるムラ社会という。ムラの掟はいかなるドリルでも穴をこじ開けることが出来ない。それは21世紀の今の日本でも、とYoutube動画のムラ社会で生きてきたユーチューバーが明かした。
ムラ社会はそれぞれの見えざる掟によって動いている。彼のムラ社会はA家一族、B家一族、C家一族という鎖の格差が住民を縛り付けている。違反者に対して罰が降りる。動画の主のムラ社会では、区画整理に絡んで発生した。外からは見えないが、どこに住宅や畑・水田があるかで、一族の繁栄もしくは衰退が決まるという。納得できる。
水田耕作では、よく水取り殺人事件も発生した。小川の近くだと米は良くとれる。河川の近くだと災害に弱い。区画整理を指揮するムラの長は、住民の怒りの対象にもなる。Youtube動画の主の家は放火で燃え尽きた。犯人は判るが、告発もしないし、警察も動かない。動画の主の父親は同じ場所に家を建てようとするが、後継者の主は大反対。また放火される、とおびえる。そこには法律も機能していないのだ。これには仰天するばかりだ。
ムラ社会の掟を支配する役割をそれぞれの地域で牛耳るのが、明治期に確立した国家神道社会であろう。筆者の分析に間違いはない。原始のお祓いに素直に従う住民は21世紀の今日でも存在する。人びとはカルトの神社信仰に抑え込まれ、原始の占いに縛り付けられる。ここが日本の保守・極右の元凶である。この研究は現在も行われていない。恥部を暴くことを許さないのだ。
ムラ社会を操るカルト教団・神道である。ここが自民党の巣窟といえる。
動画の主は大学で学んだ。これも家柄、ムラ社会の縛りなのだ。一番は官吏養成大学の東京帝国大学か、もしくは京都帝国大学となる。多くの帝国大学生の出自は、ムラ社会の名門・金持ちと決まっている。子弟は幼くして高等教育を強いられて、帝国大学の試験に合格する。どうりでわが近くでも証拠を見つけることが出来る。一族は政略結婚で周辺の地主たちと結びついて、他人を差別する。利害優先の人間が目立つ。いわんや民主主義は彼らの敵と見なされかねない。
水飲み百姓の次男は、生まれてこのかた勉強らしい勉強をしなかった。その必要もなかったから家に机もなかった。小学6年の時に校長室に小さな図書館が出来た。毎日借りてきて畳の部屋で寝転んで暗くなるまで、造られた時代劇のような本に熱中した。源平盛衰記などだ。兄弟で一人近眼になってしまった。
もうそのころ、歯医者の息子の友人は、汽車に乗って進学校に転向していたが、どうしてなのか気付くこともなかった。彼は医師になった。ムラ社会の底辺で生きる児童には、高校も大学も手が届かなかった。今考えると、これもムラ社会の掟なのだった。
子供が3人もいる農民の父は、それでも赤紙一枚で戦争神社に必勝祈願して、有無を言わせずに戦争に引きずり出された。戦死した友人の人生には悲劇的な人生が待ち受けていた。母親も悲しい人生が。やくざに強姦され、性奴隷の挙句殺害された「木更津レイプ殺人事件」の被害者は戦争遺児。悲劇を通り越している。それでも千葉県警や木更津署は、2014年4月28日の殺人事件のやくざ浜名を逮捕しようとさえしていない。
<民主主義に抵抗する人間性否定の永田ムラの神道政治連盟>
78年前に2発の原爆投下で敗戦した日本、直ちに占領軍は侵略戦争の主犯である財閥と軍閥を解体した。国家神道も廃止した。78年後のいま、この三位一体の戦争勢力は復活した!おわかりか?考えなくても分かる方程式である。
原動力はムラ社会であると、今回初めて釘を刺したい。ありえない原始の神道「神の国」が、今も継続している。そのためである。巨大地震による311のフクシマ東電原発の爆発炎上でも、自公政府はさらなる原発国家推進政策を打ち出した。自公政府を、原始カルト教の氏子集団と創価学会集団の無知がささえている。不思議な日本である。恥を知れといいたい。
自民党議員の多くは、岸田の極右政策に従っている。憲法と民主主義を否定することにためらいがない。改憲軍拡政党を喧伝する有様で、これに言論も野党も抵抗しない。ムラ社会を体現する原始の神社神道に屈してしまっている。 「神の国」の森喜朗の神道政治連盟が驀進する永田ムラなのであろう。
<やくざが跋扈し、法治がゆがめられる警察国家>
公的な自治会費・地区の区費をくすねる神道の傍若無人な手口に対して、京都でようやく自治会が立ち上がって「許されない」と裁判で神道に抵抗を示して注目させた。
この神道・神の国に対して宗教界も反撃に立ち上がっている。筆者の下に郵送されてくる「顕正会の機関紙」は、公然と神道政治連盟・日本会議の安倍や岸田の腐敗追及のみならず、ありえない「神の国」に反撃を加えている。池田大作批判は堂に入っている。なかなか強烈である。
この神道政治連盟とともに跳梁跋扈するやくざの右翼暴力団に対して、警察検察はまるで飼い猫のように沈黙している。「木更津レイプ殺人事件」が立派に証明している。
ムラ社会では法治国家が崩壊している。憲法違反が公然とまかり通っているのに新聞もテレビも報じない。戦争体制は神道政治連盟・日本会議を軸にして速度を速めているというのに?
<人間に首輪(マイナンバーカード)と産めよ増やせよのムラ社会政治>
ムラ社会の頂点に立つ自公内閣は、日本人のすべてに首輪をはめ始めた。憲法の人権主義に反するマイナンバーカードだ。ドイツでは憲法が弾き飛ばした。歴史の教訓が生きているドイツは、既に原発すべてを止めた。
イギリスやフランスでも、そしてアメリカでもブレーキがかかるマイナンバーという首輪は、人間を犬か猫と勘違いしているのであろうか。
戦争に反対する元米兵の怒りの告発Youtube動画が送信されてきた。貼り付けようとしたが、貼り付けられない。操作されてしまっているのだろう。
ようやく貼り付けに成功した。以下の米兵の告発動画を見てほしい。彼らは真の敵が国内にいることを発見、怒りの抗議を声高らかに宣言している。民主主義はワシントンでも崩壊している。バイデンの息子も処罰された。しかし、不思議とムラ社会のワシントンの犬は、民主主義に関心など持たない。ムラ社会の永田ムラにいい人間はいない!
真の日本人は、ムラ社会を封じ込める戦いに決起するほかない。ますますこの国の前途は、暗い闇のままだ。
2023年6月21日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
戦争に行ったアメリカ兵の告発!「本当の敵はアメリカ国内にいた!」 (「戦争は儲かる!」by アメリカ)
https://youtu.be/cR5zoW1W4ac
最悪な間違いだった...(目覚めはじめたアメリカ兵)
https://youtu.be/R4Z1avRGWiU
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