2016年5月30日大阪日々新聞
大阪環状線「寺田町駅」(大阪市天王寺区)のホーム壁面で見つかった旧駅名標が復元保存され、その除幕式が29日、同所で行われた。1932年の駅開業時から設置されていると推測される貴重な鉄道遺産が、当時と同じ場所で駅利用者を“案内”する。
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復元保存された戦前の駅名標=29日午前、大阪市天王寺区の大阪環状線「寺田町駅」ホーム
「明るい、きれい、わかりやすい」を基本コンセプトに改良工事を進めていた同駅は昨年8月末、外回りホーム壁面の塗装作業に伴い広告看板を撤去した際に壁面に直接手書きされた駅名標を発見。一部欠損した部分を復元し、縦83センチ×横118センチの駅名標の下に説明文を添えて保存した。
よく見ると右横書きの形跡があり、終戦後間もない時期に左横書きに書き換えが行われた可能性が高いという。除幕式には同駅の三宅真之駅長や駅名標を調査する際協力した大阪環状線鉄道文化研究史家の羽森康純さんらが出席し完成を祝った。
「大阪環状線改造プロジェクト」を推進しているJR西日本の栃折太介さんは「環状線内で唯一残されていた貴重な駅名標。ロマンを感じていただければ」と話している。
大阪環状線になる前の駅名標を思い出しました。懐かしいです。
中川浩一の大阪環状線の歴史
ktymtskz.my.coocan.jp/kansai/k...
そのものズバリの名称をもつ「大阪環状線」は、東海道線に属する支線区として、昭和36 (1961)年4月25日に成立した。 城東線の起点で関西本線に接続する天王寺と西成線の 中間駅である西九条を直結しての旅客営業が始められた時点で、環状の線路網を ...
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