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30May
2016
翁長知事の沖縄はいまこそ日米地位協定見直しを貫け
きのう日曜日午前9時からのNHK政治討論を見て驚いた。
おおさか維新の会までも日米地位協定を見直すべきだと言った。
公明党も見直すべきと言った。
そして自民党さえも、見直しを正面から否定しなかった。
これを要するに、日米地位協定の見直しは、もし翁長知事の沖縄が本気でそれを主張し続ければ、いまの政治状況では不可能ではないということだ。
そして伊勢志摩サミットの直前に行われた日米首脳会談後のオバマ大統領と安倍首相の共同記者会見における両首脳の発言だ。
記者からの質問に答えるかたちでなされた発言も含めたあの時の言葉だ。
それを公文書にして政治的根拠に使うのだ。
首脳会談でどのような話し合いが行われ、どのような密約がなされたかは問題ではない。
われわれが根拠にできるのは、あの時の両首脳の記者会見の言葉だ。
あの言葉を額面通りに受け取れば、オバマ大統領も安倍首相も、日米地位協定の見直しを否定できるはずがない。
いま翁長知事の沖縄がなすべき事は、日米地位協定見直し機運を失わないことだ。
いまこそ日米両政府に日米地位協定の見直し交渉を求める時である。
日米地位協定の見直しを、来るべき沖縄議会選挙の争点にすべきだ。
いま出来なければ、出来るものも出来なくなる(了)
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