また信号機のお話です(前回はこちら)。山陰旅行で見かけた、珍しい信号を紹介します。
以前、積雪地の縦型信号機を紹介した。我々住民にしてみれば、もう見慣れた光景だが、引っ越しや旅行で初めて縦型を見た人にしてみれば違和感を感じるようだ。
縦型が珍しいのは車両用の3色の信号機。赤と青2色の歩行者用信号機はどこでも縦型だ。
でも、こんなものも
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/6b/61e2daaa209c7dbafc4e97827ea5feac.jpg)
横型の歩行者用信号機!!(薄型は鳥取駅近く、それ以外は松江駅近くにて)
たしか青森県五所川原駅前の商店街にも同型があったはずだが、電球式だった。LED式(しかも薄型)があるということは、今でも製造・設置されているようだ。→青森県五所川原、新潟県十日町
横断歩道の上にあって赤と青で人のシルエットがあるから信号だとは分かるが、歩いていて突然出現したから「えっ!」と少し戸惑ってしまった。雪国に来て車用縦型信号を初めて見た人と同じ心境なんだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/25/8e9337faf6811eb708b806517fb6b3f0.jpg)
なぜ横型なのかといえば、天井の低いアーケードに設置しているため、縦型では人の頭にぶつかるから、だと思う。
同じ条件でもお構いなしに縦型を設置している所もあるけどね。
島根県庁前の交差点の信号(車道)
同じ方向を向いた2台の信号機だが、直視しないと点灯が判別できない特殊フィルターを付けているようだ。写真では左は青、右は赤が点灯していて、別々の動作をする。
2台の信号機は車線別になっているが、車線の割り振りもユニーク。右車線が右折車と直進車。左車線は左折車と(進行方向に関わらず)路線バス用になっている。左車線が青の時は、他の信号機はすべて赤になるようだ。
ここを通る路線バスは本数が多い。そして交差点直前にはバス停があり、交差点で右折する。
つまり、バス停発車後、車線変更することなく、対向車に気を取られることなく、スピーディかつ安全に右折できるシステムになっている。
秋田では道が狭いなど制約はあるとはいえ、バスが車線変更や右折に手間取る場所がいくつかあるが、松江は路線バスの運行を重視した(結果的に一般車両の渋滞や事故も減少できる)素晴らしいシステムだ。
松江市内の矢印付き信号機
普通は、信号機本体(赤青黄)にアームが付き、矢印は本体やアームの下にぶら下げるように取り付けることが多いと思う。でもこれは、矢印がアームに直接付き、その上に本体が付いている。
なんとなくアンバランスに見えるし、取付部品が多くかかっていると思うが、何でだろう? 電柱の高さが足りないとかかな?
松江大橋北交差点
道幅が狭いためか、ポールを1本だけ建て、そこから延びたアームに4方向分の信号機を1つにまとめてぶら下げていた。
「集約式」とか「懸垂式」と言われるようだが、日本離れした光景に見える。道路の真ん中に信号があって、かえって見やすい気もする。(秋田市内にはこれの縦型版があります)
小泉八雲記念館前交差点も同型
こちらは道幅はそれほど狭くないが、武家屋敷の景観に配慮してのことかもしれない。色は茶色だが、秋田市通町のように黒にすればもっとしっくりしそう。
道幅は結構広いからアームが長い
地点名表示
まとまって全方向分が取り付けられて律儀。ボロボロ表示が多い秋田県も見習ってほしい。
以前、積雪地の縦型信号機を紹介した。我々住民にしてみれば、もう見慣れた光景だが、引っ越しや旅行で初めて縦型を見た人にしてみれば違和感を感じるようだ。
縦型が珍しいのは車両用の3色の信号機。赤と青2色の歩行者用信号機はどこでも縦型だ。
でも、こんなものも
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/0e/de1757b09b72861a99f99d410774bba9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/6b/61e2daaa209c7dbafc4e97827ea5feac.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/1c/2c4d0eb43809c249b66eeb30571b47e9.jpg)
たしか青森県五所川原駅前の商店街にも同型があったはずだが、電球式だった。LED式(しかも薄型)があるということは、今でも製造・設置されているようだ。→青森県五所川原、新潟県十日町
横断歩道の上にあって赤と青で人のシルエットがあるから信号だとは分かるが、歩いていて突然出現したから「えっ!」と少し戸惑ってしまった。雪国に来て車用縦型信号を初めて見た人と同じ心境なんだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/2d/fe8973d87bfe491bf4cac8dc5e904779.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/25/8e9337faf6811eb708b806517fb6b3f0.jpg)
なぜ横型なのかといえば、天井の低いアーケードに設置しているため、縦型では人の頭にぶつかるから、だと思う。
同じ条件でもお構いなしに縦型を設置している所もあるけどね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/a8/2a3e789044b64b26c68cdd1984aa5f5b.jpg)
同じ方向を向いた2台の信号機だが、直視しないと点灯が判別できない特殊フィルターを付けているようだ。写真では左は青、右は赤が点灯していて、別々の動作をする。
2台の信号機は車線別になっているが、車線の割り振りもユニーク。右車線が右折車と直進車。左車線は左折車と(進行方向に関わらず)路線バス用になっている。左車線が青の時は、他の信号機はすべて赤になるようだ。
ここを通る路線バスは本数が多い。そして交差点直前にはバス停があり、交差点で右折する。
つまり、バス停発車後、車線変更することなく、対向車に気を取られることなく、スピーディかつ安全に右折できるシステムになっている。
秋田では道が狭いなど制約はあるとはいえ、バスが車線変更や右折に手間取る場所がいくつかあるが、松江は路線バスの運行を重視した(結果的に一般車両の渋滞や事故も減少できる)素晴らしいシステムだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/5d/e78c50a6f626eab8d99a09f85e15a902.jpg)
普通は、信号機本体(赤青黄)にアームが付き、矢印は本体やアームの下にぶら下げるように取り付けることが多いと思う。でもこれは、矢印がアームに直接付き、その上に本体が付いている。
なんとなくアンバランスに見えるし、取付部品が多くかかっていると思うが、何でだろう? 電柱の高さが足りないとかかな?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/2e/8d0645c53d98bd0502035adcef02a4b1.jpg)
道幅が狭いためか、ポールを1本だけ建て、そこから延びたアームに4方向分の信号機を1つにまとめてぶら下げていた。
「集約式」とか「懸垂式」と言われるようだが、日本離れした光景に見える。道路の真ん中に信号があって、かえって見やすい気もする。(秋田市内にはこれの縦型版があります)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/8a/700800819bdf0ff6ee9c2f63016a135b.jpg)
こちらは道幅はそれほど狭くないが、武家屋敷の景観に配慮してのことかもしれない。色は茶色だが、秋田市通町のように黒にすればもっとしっくりしそう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/c7/2f4a36530e5e6ea35cbe0d3037d7f1f4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/0b/4c54584c379195ebdb9882e27e5884f8.jpg)
まとまって全方向分が取り付けられて律儀。ボロボロ表示が多い秋田県も見習ってほしい。