エリアなかいちに移転した、新しい秋田県立美術館。※概要や内部について以前の記事
広小路から見る県立美術館
3月24日から今日30日まで「施設設備のメンテナンスのため」に全館休館となっていた。
以前の展示替えの休館では休館の告知方法が問題になった反省を踏まえて、秋田駅中央改札口を出てすぐの所に看板は立てられていた。「駅に看板を立てられても、もう秋田まで来ちゃったんですけど…」という旅行客の方がいらっしゃらなかったことを祈ります。
玄関にも表示が
25日に、広小路から県立美術館(正面側なのかな? 唯一の玄関は脇にあるけど…)を見ると、いつもと様子が違うのに気付いた。(24日は未確認)
広小路側は1階部分がせり出していて、その上が「水庭」になっている。2階の「ミュージアムギャラリー(カフェ)」から水越しに千秋公園(や旧美術館)が眺められる趣向。
下からは(水が見えないので)単なる屋上にしか見えないわけだが、25日はその奥のほうに足場やシートが掛かけられていて、水庭の部分を工事関係者らしき人が動いている。
翌26日に、隣の秋田市にぎわい交流館AU(あう)の2階・3階から観察。
水が抜かれている
そういえば、冬期間は水を抜いて、代わりに雪を眺められるようにするのだった。
さらに今は、2階の窓側にある庇部分がすっぽりとシートで覆われ、所々でそれが出っ張っている。水庭部分にはグレーチング(網状のフタ)や土嚢が積まれ、水底となる床部分は汚れている
防音シートなので、中では音が出る工事でもしていたのか?
28日には、
庇部分のシートが外れた
庇の中は見えるようになったが、窓はグレーのもので塞がれている。
庇の下には側溝らしきものがあり、中に配管がある。26日に積まれていたグレーチングはここのフタだったようだ。中に作業員がたくさん入っていて、腰ほどの深さのようだ。
防水関係の作業をしていたのかもしれない。
29日。
窓が見えるようになった
工事関係者の姿はいなくなっていて、別の作業員がホースで水を撒きながら、床磨き用の機械(バフマシンと呼ぶのかな)を使って、水底になる部分を掃除していた。
今日30日はどうなっているかと、朝できるだけ早く行ってみたものの、既に水がたたえられ、通常の姿に戻っていた。
ほぼ同じアングルで順番に。
26日
28日
29日
30日
今回の休館中には、展示替えや内部のメンテナンスもあったはずだが、水庭のメンテナンスも1つの目的だったようだ。
完成から2年近く経ち、冬が終わって新たに水を貯めるに当たって、防水性の維持とクリーニングのための各種作業を実施したということだろう。
こういう特殊な建物の維持管理って、やはり大変なものだ。
今まで気にしていなかったが、今回上から見下ろして気になったのが、水庭の水深。第一印象としては思ったよりもかなり浅く見えた。5センチくらいかなと思って調べてみると、水深は15センチらしい。
見ていて気になったのが、作業で使う水を、下(地上)からホースを伸ばして使っていて(上のクリーニングの写真参照)効率が悪そうなこと。メンテナンスのことも考えて、水庭の脇の中から見えない所に蛇口を付けておけば良さそうに素人は思ってしまうのですが…
さて、エリアなかいちの商業施設棟に入っていた食品スーパー「サンマルシェ」は、撤退することになって今日で閉店。
閉店セールで棚がガラガラになったのをテレビのニュースでやっていたが、「閉店で半額とか言っても、元が高いんだから…」という声もある。
そして、後継テナントは白紙。報道では「県外など複数社から打診がある」とか言っているが、どこまで具体的なのか。
【31日追記】サンマルシェの中でテナントだった店(なかいちから見れば“孫”テナント)の多くは、引き続き出店継続の意向だと前から報道されていたが、今日の魁地域面によれば、それらの店は4月3日にも暫定的に営業を再開する見込みとのこと。でも、まるごと市場がやめてしまっては、生鮮食品や日用品売り場はない状態になるのでは?
【4月2日追記】各報道によれば、4月3日から旧テナント24店のうち20店が、施設所有者である秋田まちづくり社と直接契約して営業を再開。商業施設名をサンマルシェ改め「なかいちプラザ」とする(サンマルシェと関係なかった飲食店等も含めた名称)。抜ける4店は精肉店や韓国食品の店。「生鮮食品」は残るらしい。
【5月16日追記】その後、「なかいちプラザ」として営業再開し、それなりに順調に軌道に乗ったかと思っていた5月15日、青果店と鮮魚店とラーメン店が同日を最後に撤退することが分かった。
先に撤退した精肉店と合わせて、生鮮3品を売るテナントがなくなり、全体の4割近くが空きスペースになるという。
4月上旬の営業再開後、運営会社とテナントで交わした仮契約の満了日が15日だった。他のテナントとも、正式な契約は結んではいないとのこと。(以上追記)
※この年の暮、リニューアルした状況はこの記事末尾参照
秋田駅側出入口
上の写真から些細なこと。
このドアは左側が自動ドア、中央と右側が観音開きの手動ドア2つ。
僕は、こういう環境の場所では、前後に人が続かず手が空いている時は、できるだけ手動のドアを使うように心掛けている。多少なりとも節電になるかと、勝手に思って。
上の場合、右側のドアはカートが並んでいるから通るのに邪魔そうだし、締め切られている可能性がある。だから中央のドアを押すか引くかだろう。
ところが、「ガンッ!」と音がして開かない。中央のドアもロックされていたのだった。
自動ドアがあるとはいえ、位置的にはど真ん中のドアなんだから、開けようとする人が他にもいるんじゃないかな。足拭きマットだって置いてあるし。
そもそもロックしているのなら、「締め切り」ぐらい表示してほしい!
こういうのも、ここの利用者・客の視点での配慮のできなさの一端のような気がしてしまう。
【7月17日追記】その後(上記追記のテナントや経営者の変更後に発見)、締め切りのドアに「出入り口は右(または左)側の自動ドアとなっております」とかいう紙が張られた。
一方、秋田駅前フォンテAKITA地階の「ザ・ガーデン自由が丘西武 秋田店」は、昨年9月にリニューアルしたばかりだが、現在、店舗の一部を仕切って改装工事中(営業は通常通り継続)。
今までは酒類や肌着を少々置いていた、レジの外から見て左側の広範囲が対象。どのように変わるのか。※こうなった(リンク先後半)
広小路から見る県立美術館
3月24日から今日30日まで「施設設備のメンテナンスのため」に全館休館となっていた。
以前の展示替えの休館では休館の告知方法が問題になった反省を踏まえて、秋田駅中央改札口を出てすぐの所に看板は立てられていた。「駅に看板を立てられても、もう秋田まで来ちゃったんですけど…」という旅行客の方がいらっしゃらなかったことを祈ります。
玄関にも表示が
25日に、広小路から県立美術館(正面側なのかな? 唯一の玄関は脇にあるけど…)を見ると、いつもと様子が違うのに気付いた。(24日は未確認)
広小路側は1階部分がせり出していて、その上が「水庭」になっている。2階の「ミュージアムギャラリー(カフェ)」から水越しに千秋公園(や旧美術館)が眺められる趣向。
下からは(水が見えないので)単なる屋上にしか見えないわけだが、25日はその奥のほうに足場やシートが掛かけられていて、水庭の部分を工事関係者らしき人が動いている。
翌26日に、隣の秋田市にぎわい交流館AU(あう)の2階・3階から観察。
水が抜かれている
そういえば、冬期間は水を抜いて、代わりに雪を眺められるようにするのだった。
さらに今は、2階の窓側にある庇部分がすっぽりとシートで覆われ、所々でそれが出っ張っている。水庭部分にはグレーチング(網状のフタ)や土嚢が積まれ、水底となる床部分は汚れている
防音シートなので、中では音が出る工事でもしていたのか?
28日には、
庇部分のシートが外れた
庇の中は見えるようになったが、窓はグレーのもので塞がれている。
庇の下には側溝らしきものがあり、中に配管がある。26日に積まれていたグレーチングはここのフタだったようだ。中に作業員がたくさん入っていて、腰ほどの深さのようだ。
防水関係の作業をしていたのかもしれない。
29日。
窓が見えるようになった
工事関係者の姿はいなくなっていて、別の作業員がホースで水を撒きながら、床磨き用の機械(バフマシンと呼ぶのかな)を使って、水底になる部分を掃除していた。
今日30日はどうなっているかと、朝できるだけ早く行ってみたものの、既に水がたたえられ、通常の姿に戻っていた。
ほぼ同じアングルで順番に。
26日
28日
29日
30日
今回の休館中には、展示替えや内部のメンテナンスもあったはずだが、水庭のメンテナンスも1つの目的だったようだ。
完成から2年近く経ち、冬が終わって新たに水を貯めるに当たって、防水性の維持とクリーニングのための各種作業を実施したということだろう。
こういう特殊な建物の維持管理って、やはり大変なものだ。
今まで気にしていなかったが、今回上から見下ろして気になったのが、水庭の水深。第一印象としては思ったよりもかなり浅く見えた。5センチくらいかなと思って調べてみると、水深は15センチらしい。
見ていて気になったのが、作業で使う水を、下(地上)からホースを伸ばして使っていて(上のクリーニングの写真参照)効率が悪そうなこと。メンテナンスのことも考えて、水庭の脇の中から見えない所に蛇口を付けておけば良さそうに素人は思ってしまうのですが…
さて、エリアなかいちの商業施設棟に入っていた食品スーパー「サンマルシェ」は、撤退することになって今日で閉店。
閉店セールで棚がガラガラになったのをテレビのニュースでやっていたが、「閉店で半額とか言っても、元が高いんだから…」という声もある。
そして、後継テナントは白紙。報道では「県外など複数社から打診がある」とか言っているが、どこまで具体的なのか。
【31日追記】サンマルシェの中でテナントだった店(なかいちから見れば“孫”テナント)の多くは、引き続き出店継続の意向だと前から報道されていたが、今日の魁地域面によれば、それらの店は4月3日にも暫定的に営業を再開する見込みとのこと。でも、まるごと市場がやめてしまっては、生鮮食品や日用品売り場はない状態になるのでは?
【4月2日追記】各報道によれば、4月3日から旧テナント24店のうち20店が、施設所有者である秋田まちづくり社と直接契約して営業を再開。商業施設名をサンマルシェ改め「なかいちプラザ」とする(サンマルシェと関係なかった飲食店等も含めた名称)。抜ける4店は精肉店や韓国食品の店。「生鮮食品」は残るらしい。
【5月16日追記】その後、「なかいちプラザ」として営業再開し、それなりに順調に軌道に乗ったかと思っていた5月15日、青果店と鮮魚店とラーメン店が同日を最後に撤退することが分かった。
先に撤退した精肉店と合わせて、生鮮3品を売るテナントがなくなり、全体の4割近くが空きスペースになるという。
4月上旬の営業再開後、運営会社とテナントで交わした仮契約の満了日が15日だった。他のテナントとも、正式な契約は結んではいないとのこと。(以上追記)
※この年の暮、リニューアルした状況はこの記事末尾参照
秋田駅側出入口
上の写真から些細なこと。
このドアは左側が自動ドア、中央と右側が観音開きの手動ドア2つ。
僕は、こういう環境の場所では、前後に人が続かず手が空いている時は、できるだけ手動のドアを使うように心掛けている。多少なりとも節電になるかと、勝手に思って。
上の場合、右側のドアはカートが並んでいるから通るのに邪魔そうだし、締め切られている可能性がある。だから中央のドアを押すか引くかだろう。
ところが、「ガンッ!」と音がして開かない。中央のドアもロックされていたのだった。
自動ドアがあるとはいえ、位置的にはど真ん中のドアなんだから、開けようとする人が他にもいるんじゃないかな。足拭きマットだって置いてあるし。
そもそもロックしているのなら、「締め切り」ぐらい表示してほしい!
こういうのも、ここの利用者・客の視点での配慮のできなさの一端のような気がしてしまう。
【7月17日追記】その後(上記追記のテナントや経営者の変更後に発見)、締め切りのドアに「出入り口は右(または左)側の自動ドアとなっております」とかいう紙が張られた。
一方、秋田駅前フォンテAKITA地階の「ザ・ガーデン自由が丘西武 秋田店」は、昨年9月にリニューアルしたばかりだが、現在、店舗の一部を仕切って改装工事中(営業は通常通り継続)。
今までは酒類や肌着を少々置いていた、レジの外から見て左側の広範囲が対象。どのように変わるのか。※こうなった(リンク先後半)