麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

大地のカケラ/スタッフの横顔1

2006年09月07日 | 東演
 役者ブログでは、登場人物の紹介が始まったようなので、制作サイドはスタッフの紹介を・・・。
 ふつう作家や演出家あたりから行くところだが、これまでにも何度か触れているし、昨夜ちょうど音響打ち合わせもあったことなので、今日は音響の高塩顕さんを!
                    
 彼と東演の出逢いは、01年、世田谷パブリックシアターでの『どん底』音響オペでした。ロシアの巨星☆ベリャコーヴィッチ氏も初手合わせにもかかわらず、長年のパートナーのように可愛がっていたのを今でも覚えていますが、99年、僕が県主導の「地域を創る川崎演劇座」の事務局の時、彼の芝居心にやはり惚れて、以来、何度もオファーしているのだが、多忙な彼が東演に登場するのは、実にその『どん底』以来5年半ぶりとなる。

 ペンギンプルペイルパイルズやクリテック・ライン・プロジェクト、動物電気、散歩道楽、天然ロボット、ピンズ・ログ・・・もう枚挙にいとまがない売れっ子の音響さんなのだ!

 とはいえ「下北沢演劇祭/世田谷区民上演グループA」の音響や、何より彼のもう一つの顔である“ドラマー”として関係は続いていた。

 僕が洒落で作ったバンド“COOL-P”
 基本的に演劇制作者であることが条件なのだが、ドラマーが見つからなくて彼に頼んだ。
 普段は現場で気を遣う仕事のはずの「制作」が集まってるわりに、こと趣味に関してはワガママで…というか、ほんと趣味の域なので、思った通り出来ないイラダチもある。当然にっちもさっちもいかなくなる中、唯一のプロである高塩氏が音楽性の高さと何より人間性で場を仕切り、バンドでは“良心”と呼ばれている。
(余談だが、僕はプロデューサーなのだが音符も読めないダメダメPなので、彼がいないと本当に困る。でも曲順とかステージの演出はワガママ三昧させていただいてます)
  
演劇鑑賞会のイベントやメンバーの結婚式・・・計4ステージしか人前に立っていない“幻のバンド”なんすけど。
閑話休題

 ってなわけで『大地のカケラ』でのスタイリッシュで繊細な彼の《効果》にも是非注目を!!!



コメント
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