麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

NY! リオデジャネイロ! 上海! 

2006年09月06日 | 東演
「ブラジルは良いところかしら?」
言い回しは微妙に違うかもしれないが、昨夜GPをみせていただいた木山事務所『赤い鳥のいる風景』の中の台詞です。

 演劇界において数々のヒット作を製作し続けてきた、真の敏腕プロデューサー木山潔氏が、初めて演出を担った作品だ。
 三百人劇場での初演は絶賛され、すでに韓国公演も成功裡に終えて、本日初日を迎える新国立劇場での凱旋公演となった。
 そして来月はいよいよニューヨーク公演だ。

 日本人にも難解な(?)別役戯曲でのチャレンジ。それだけでもすごい勇気だと敬服する。

 ちなみに本日から3日間で4ステージの再演だが、夜の2ステージは完売している。制作者としての豪腕ぶりも健在の、まさに演劇界の巨星だ

さて。海外公演には、東演も積極的。
 このブログでも何度か触れた通り、来年は中国芸術祭へ招聘されており、その打ち合わせを含めて、制作部長横川が上海、武漢を先月末駆け足で回ってきた。

 中国各地でも上演されている、ご存知、沈虹光さんの『臨時病室』・・・昨秋、日本でも、湖北省話劇院の原語版、弊団による日本語版がともに多くのお客様に好評を博しましたが・・・この作品と、あともうひつは協議の結果、東演には珍しくミュージカルに挑んだ2001年上演『恋でいっぱいの森』をべースにした改訂版を!
 ってことに決まりました。あくまで劇団と主催者側の段階で・・・。二国間にまたがる公演なので、これからモロモロをクリアにしながら、本当に「実現」するわけです。

 これはまだ夢の話ですが、
 ブラジルにも行ってみたいなあ、と
 例えば『いちゃりば兄弟』なんかで・・・。
コメント
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