麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

大地のカケラ/スタッフの横顔4

2006年09月14日 | 東演
 昨日のブログで書いた、さる12日の打ち合わせ。
 池上氏に続いて、19時前に美術の岡田志乃氏が登場!
 なんと手には舞台模型が二つ。

 芝居の、美術家の腕の見せ所=「立体模型」。実際の舞台美術完成予想図を、箱庭のようにミニチュアで造るものがある。
 二次元の「エレべーション」と呼ばれるイメージ図というかデッサンも雰囲気があってステキなのだが、やはり三次元は大変解りやすい!
 また、美術プランナー自身、好きで凝る人が多いのだが…。
 閑話休題。

 で、それを大小二つ! うちのと、うちの直前に三百人劇場で上演される公演の模型を・・・「おおきな葛籠とちいさな葛籠」よろしく持って入ってきた。
 おつかれさま

 昨日も触れたように、岡田氏とは今年2月の下北沢演劇祭「区民上演グループA」で初めて仕事をしたのだが、彼女が所属する昴のP-BOXという(東演でいえばP.I.Cにあたるような本公演とは一線を画した企画)で『花嫁付添人の秘密』『オンディーヌを求めて』の日替わり公演の美術を担当していた。
 共通部分を持つセットを見事に別の世界に見せたそれは…
 
 …って感じで、以来チェックしていた美術家さんだったのだ。
 も少し言えば、柱の向きをちょいと変えると、あら不思議、まるで違う色と形…ってな具合。

 ちなみに後者の『オンディーヌ~』の演出が河田園子氏。
 2003年春のことだった。
                 
 はせさんのホンに焦がれて10数年、スタッフも長い間に様々な関係を経て、集結していただきました。
 現在、各パートとも『大地のカケラ』をより面白くするためにフル回転してくれています。深謝。

 そして昨日(13日)、岡田氏は舞台監督とともに遠路、横浜のはずれの大道具会社に、そぼ降る雨の中、打ち合わせに行ってくれたのだった・・・。

 あ、よその部署の動きをボーッと見てる場合じゃない。
 ぼちぼち当日リーフレットの準備をしなきゃな。
 作家も演出家も、制作が提示した〆切より早く原稿を上げてくれたことだし。

コメント
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