麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

西村京太郎的気分

2007年05月25日 | 身辺雑記
 ある芝居を見た帰りの総武線で、僕は端の席に座って宮部みゆきを読んでいた。秋葉原から乗ってきたとある男女の、男性はドア脇のところに、女性は僕の目の前に、それぞれ立って会話を続けている。
 その女性が、誰かに似ていた。

                        

「どっかで会った気がする」「中学ん時のフーってあだ名の同級生に似てる」などと初対面の人から言われる人っていますよね。
 その彼(彼女)は「よく言われます」と慣れっこサという気概を口にしつつも、表情には「そんなに没個性的な顔かな」という寂しさが少々漂ったりする。

 僕自身もそんなことを言ったことはある。実際本当に似ている時と、それとは少し違って…そう、没個性というより、あるオーラを、簡単に言ってしまえば懐かしさを感じて、口をつく場合がある。で、それはどちらが100%ってことじゃなく、ケースバイケースで調合が違うわけだ。

                        

 さて、くだんの彼女もそんな人だった。で、お茶の水で二人は降りて快速に乗り換えた。僕もその後ろに続いたが、乗ったドアこそ同じだったが、車内で左右に分かれた。

 僕は新宿で地下鉄丸の内線に乗り換える。一台目は中野富士見町行きだったのでやり過ごして、次の荻窪行きに乗った。宮部みゆきを鞄から出して開いた目線の先に・・・あれ?さっきの女性が
 
 僕は列の2番目にいたから、彼女が先に乗って座るということはない。彼女はいったいどこで僕を追い抜いたのか? 灰色の脳細胞がフル回転。
 嗚呼、快速から丸の内の乗り換えを四谷でやっただけか・・・

 ほんの一瞬、西村京太郎気分だったが、謎は「じいちゃんの名にかける」こともなく、簡単に解けた。

                           

 そんなことはともかく。
 ふと、僕が気にかけた、どこかで会ったことのある・・・そんな登場人物が次から次へと現れるのが『恋でいっぱいの森』だ!
 シェイクスピアの3作品をブレンドはしていますが、決して敷居の高いものではありあせん。等身大の、あなたの隣にいるようなキャタクターの物語です。
 6月1日~10日まで
 おかげさまで2日、3日、4日は完売となりました。
 夜の回には余裕がございます。
 是非、下北沢にあるアテネやアーデンの森へいらっしゃいませ。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする