麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

恋森稽古場だより③

2007年05月05日 | 東演
 好天の続くGWである。
     東演は『恋森』の稽古に集中
           ・・・明日、ようやく定休です
 
     週がかわれば、小屋入り3週間前になる。

 東京ではすっかり深い緑に変わったが、小さいけれど長い日本、東北地方ではこの大型連休に桜が盛りを迎えているそうな…。
 そんな昨日、稽古場には四国は高松から元劇団員のW・・・渡辺とか綿貫でなく名字でいえばMで、ファーストネームがW・・・が顔を出したらしい。らしいというのは昨朝、僕の携帯に「今日東演開いてます?」と電話があって、僕は非番だったが稽古はある旨を伝えたから。

 恋森初演にはもう退団していたから2000年までの在籍か。そのWに、今日稽古場に来る途中に出くわした。在団の頃シモキタに住んでいた彼は、サンダル履きでよく街をぶらついていたものだが、7年前とかわらぬ姿のWとドラマ(古本屋)の前でちょっと話をした。
 
 さて。Wは変わってなかったけど、6年ぶりの再演ながら、ほぼ新作といえるほどグレードアップしている『恋でいっぱいの森』(6/1初日)の稽古・・・

 今日は、プロローグは省いて「夏の夜の夢」から。
 オーベロン(能登剛)のきっかけ台詞からハーミア(笹村香苗)とライサンダー(橘憲一郎/客演)登場の場面!

 弊団の大月倉庫+高津(小道具会社)から小道具を持ち込んで、本番に近い形・・・例えば二人に続いて登場するヘレナ(宮沢磨由/フリー)は麦藁帽子を被って手には鋤と大きな袋を持って登場・・・で、細かく止めながら芝居を整理していく。

 通常、舞台正面の一番いい位置で演出がなされるが、今回は変型舞台のため、演出の福田善之&福原圭一は色んな所から稽古を見る。今日はまず、やや下手よりに演出席を設けた。

 こうして初日に向けて熱くなる稽古場だが、どのくらい熱いかというと、2階の楽屋の延長コードから煙が出るくらい熱い・・・

                     え?

 いやあ、早期発見できて本当に良かった。
 乾燥の冬は過ぎたけれど、皆様もご注意くださいませ。
 

 時節柄「柏餅」も鎮座する、その階上の談話室には
 五月の爽やかな風・・・
 そんなGW終盤の、熱かったり危なかったり静かだったりする
 パラータでのお話しでした
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする