麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

つなぎ温泉にて。

2007年05月14日 | 東演
 5月12日~13日、岩手の繋温泉へ。
 盛岡からバスで30分ほどの御所湖に面した閑静な場所
 その中の「清温荘」で東北演鑑連の交流会は行われました。
 
 先に結論を言えば、一時壊滅状態だった同ブロックの復活の兆しのみえる二日間でした。
 そうそう、昼過ぎに東北新幹線「はやて/こまち」を降りたホームは、ひんやり涼しかった。さすが「みちのく(道の奥)」である。
 そんな青森・弘前・十和田・八戸・盛岡・秋田・仙台・山形・酒田・鶴岡・福島・郡山・いわき・会津・須賀川・喜多方……個性豊かなそれぞれ独立した団体が「鑑賞運動」という見地から同じ作品を共有することで発展する・・・まあ、言うは易し行うは難しな、その連帯の萌芽が東北16団体には、確かに見てとれました。
 まだまだ会員数もサークル数も右上がりとはいかないし、多くの課題は山積みですが、それでも尚、圧倒的な自信が感じられたのでした!

 さて、東北の交流会の名物と言えば、各団体が地元の地酒を持ち寄り、違いに吟味しあいながら(?)、夜を徹して飲むってのがあって、過去にはそれに比重がかかり過ぎて、創造団体(劇団や制作プロデュース会社など)のPRがオザナリになったこともあった。
 ぶっちゃけ宣伝コーナーなわけだが、はるばる出向くのだから少しは…とゆうのが人情だし、真面目に言えば、二年先の作品選定の手掛かりにもなる貴重な時間のはずだ。でもこれも過去の話。
 復活の萌芽はここにも顕れていて、今回は二日目の朝にたっぷり舞台の魅力を語る時間が与えられた。
となると、酒の量は控えねばならない。ならないのだが、会議室での1対100と違い、膝突き合わせての芝居談議は、そりゃあなた、盛り上がってしまうのである。結局三時半くらいまで飲んで、大浴場をひとりで借り切って、とはいえザブンと烏の行水で、アルコールを煮沸するに留まった。
 準備から当日運営そして片付けを担当された盛岡演劇鑑賞会の皆様おつかれさまでした。お世話になりました

 今週末は、関越だ

    ※演劇鑑賞会とは、会員制の演劇鑑賞組織で、
     3人以上で1つのサークルを作って、
     作品選びから当日の会場設営等まで
     自分たちで行います。
     詳しくは、
     http://bunkaza.com/link/enkanlink/enkanlink.htm
     などをみて下さい。
コメント
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