麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

恋森☆客演陣の横顔Ⅱ~飯島真弓

2007年05月08日 | 東演
 『恋でいっぱいの森』、チラシのキャストは15名。
 昨日の弊ブログの客演紹介Ⅰで、たまさかラグビーに例えたのだが、今更「あら?」と思った。「まさにフィフティーンじゃん!」と意外とウッカリ屋さんの敏腕Pである。なので今日もそれで行きます。

 自らの学生生活最後の舞台となった桐朋版『恋森』※で、ヘレナ(夏夜)とロザリンド(お気に召すまま)を演じた飯島真弓(まゆみではなく「いいじま・まゆ」と読む)さん。
 
       ※桐朋学園芸術短期大学演劇専攻科修了公演
        (東京芸術劇場小ホール1にて。07年2/10~11)
        『恋でいっぱいの森』

 その舞台での印象を例えるなら・・・花形ポジションのひとつセンター(CTB)として攻守の中心に君臨! 果敢なタックルと華麗なトライを魅せてくれた・・・という感じだ。

 東演では「から騒ぎ」のヒーローのほか各場面に妖精として登場する。さしずめ、フォワードとバックスの繋ぎ役=スクラムハーフ(SH)という重要な役どころだ。

 170㎝の8等身……モデルのようなスタイルは、SHには少ない体型だが、休憩中、ソファにその長い脚を畳んであぐらを組み談笑するなど、なかなかの男っぷり(?)を見せる彼女はほとんど劇団員のようで、いつも回りに輪が出来ている。
 それはまごうことなくスクラムを回す背番号9である。
お楽しみを奪いたくないので詳しくは語れないが、3つ目のエピソード「お気に召すまま」には日本テイストの演出が仕掛けられている。
 特技が日舞・・・特技どころか花柳流の名取である・・・飯島嬢に、稽古段階から若手は大変お世話になってきているのだ。弊団の若手の潜在能力を、密集からボールを掻き出すような仕事も担っていただいている。これをスクラムハーフと言わず何と言おう…。

 日本人初のプロラガーメン村田亙さん(現在の所属はヤマハ)のような素晴らしいプレイぶりに、大いに期待してください!
コメント (3)
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